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社会的連帯 格差社会

「社会的連帯」または「格差社会」に関する良い文献や資料を教えていただけませんか?

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  • omeger
  • ベストアンサー率66% (204/306)
回答No.1

どういう目的で文献や資料を探しているのかによって違います。 社会的連帯というのは、範囲が広すぎてちょっと思い浮かびません。 格差社会(一般向けの勉強用。学生レポートのその場用ではない)は、 ・橘木俊詔、浦川邦夫『日本の貧困研究』東京大学出版会 ・橘木俊詔『格差社会』岩波書店 実証研究としての日本の貧困と、貧困の理論をきちんと記述。 日本の不平等を包括的に見ることができる。 ・エスピン・アンデルセン『ポスト工業経済の社会的基礎 ―市場・福祉国家・家族の政治経済学―』桜井書店 福祉国家類型論の世界的第一人者によるポスト工業化社会の格差拡大論。 ・アマルティア・セン『貧困の克服―アジア発展の鍵は何か』集英社新書 不平等の研究に大きく寄与してノーベル経済学賞を取った アマルティア・センの書物の中では、新しく、安く、読みやすい。 ・三浦展『下流社会 新たな階層集団の出現』光文社 下流志向の人々の心理をアンケートしたベストセラー。 個人的にはあまり共感できませんでしたが、 会社人間・勤労意欲の衰退から格差社会が生まれているといった見解。 ・山田昌弘・伊藤守『格差社会スパイラル――コミュニケーションで二極化する仕事、家族』大和書房 知識社会到来論とは全く異なったアプローチで、 コミュニケーション能力から格差社会論を描く。 ・レスター・サロー『資本主義の未来』TBSブリタニカ 福祉国家の崩壊、囚人のジレンマに陥って処方を誤る世界、 知識労働者の繁栄の影で陥没する一般労働者、 下層から生まれる極右思想の台頭など、 現代的な話題を振りまく著名経済ジャーナリストの書。 10年前でちょっと古いので、もっと新しい時期の本でもいいかもしれない。 ・小峯敦『福祉の経済思想家たち』ナカニシヤ出版 アダム・スミスからケインズ、 ロールズ、セン、エスピン・アンデルセン、 マルサス、リカードからハイエク、ミルトン・フリードマンまで、 多様な福祉思想を描く。人間単位で記述されると読みやすい?。

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