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ハーブ系エッセンシャルオイル(アロマオイル)の利用方法
部屋のフレグランスにと、ハーブ系のエッセンシャルオイルを購入しました。 ハーブ系のオイルは火気厳禁とのことなので、キャンドルを使ったりはせずに、素焼きのお皿の上に素焼きのコインを乗せ、その上に数滴落として使用しているのですが、どうも香りがあまり長続きしないような気がします。 オイルを購入したのは今回が初めてなので、使い方が良くわかりません。みなさんどのように使用しているのでしょうか? 他にオイルを効果的に利用する方法はありますか?
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天然の精油は、人工物と違い、基本はそんなに持続しません。その代わり人工物にはありえないくらいの情報(というか成分)量があるので、それが心も身体にも作用を及ぼす、そこが大きな利点かと思います。 ただ、精油にもその種類によって大まかに、トップ(柑橘ほか。軽くてフレッシュ系。)ミドル(トップとベースの中間、フローラル系など。例:ラベンダー)、ベース(深くて濃厚な香り、重い感じ。例:サンダルウッド(白檀)など)に分かれます。多分、本屋さんのアロマ本を立ち読みすれば、トップ、ミドル、ベースのイメージが湧くようになるはずです。 香りが消えやすいのがトップ、次がミドル、一番消え難いのがベースです。例えばお風呂にオレンジの香りをさせたいならば、オレンジのみで入れるとパーッと拡散して短時間で消えますが、サンダルウッドなどベースの中でオレンジと合うものを選んでブレンドすれば、混ざり合ってオレンジの香りも残りやすくなります。 化粧品でもアロマセラピーでも何でもそうですが、人工合成物は頭を使わなくても使いこなしの幅に差は出にくいが、天然のものは知識があるのと無いのとでは活かせる幅が極端に違います。ぜひ、本かネットのサイトでざざっと知識を仕入れて使ってみて下さい。 例えば精油専門の本でなくても、「重曹+アロマでナチュラルハウスキーピング」など、家事生活関係の本にも、イマドキは精油が沢山登場します。 昔は相当に凝っていましたが、10年もたつと、活用度の低い精油は買わなくなり、簡単でありながら自分にとって使えるものしかやらなくなりました。そんな面倒がりの私の家でも、 ・寝る前にネロリなど強烈に不眠に効く精油をティッシュに垂らして枕もとにおく(ネロリは大好きですが大変高価なので部屋に焚くのはもったいないから) ・ハーブ化粧水に、更に足したい成分の精油を数滴加えて利用する ・オーガニックの液体ソープに、ラヴェンダーの精油を加えておく(夏は香りでサッパリするし、日焼けにも良い)、無香料のシャンプーやリンスにも使える。 ・汗の匂いが寝室にこもることがあるので、ラヴェンダーとローズマリーなどハーブ系で清潔感があり効能も伴う精油と無水エタノールで、ルームスプレーを作っておく。クローゼットにも吹きます。 ・↑は、水でもっと薄めて、アイロンがけのときにリネンウォーターとして使い、ワイシャツなど清清しく仕上げることもできる。 ・台所を拭きあげるとき、クエン酸スプレーに入れたり、アルカリスプレーに入れたりして、抗菌とリフレッシュを兼ねた利用法。(クエン酸スプレーとアルカリスプレーはカンタンに作れ、これがあれば洗剤は半分くらい必要なくなります) ・他、トイレのスプレー、制汗スプレー、洋服の香り付け、無香料キャンドルを湯煎して柔らかくしたら好きな香りを垂らしてアロマキャンドルにする、などなど。 …ちょっと詳しい方ならこの何百倍もの利用方法があるんですが、私はもう無意識に使えるレベルしかやらないつもりで、それでもこれだけ活用してますし、これでもまだ実際の半分も書ききれていません。お風呂にも洗濯にも美容にも家事にもガーデニングにも傷の応急手当にも使ってます。 つまり基本が分かってしまうと何にでも無意識に取り込めてしまうんです。欧米ではお料理にも頻繁に精油を使うらしいですよ。 ラベンダーは一番応用がきき、あまり考えなくても使える精油ですが、他にも無難な精油は沢山あります。ただ、何も基本を知らないままの方には、アロマはそんな難しいものでもないのに、どうしても「万一のこと」を想定して、「知らなくても大丈夫なように」あえて制限した使い方しか教えられないものなので、かえって使い道が狭くて楽しめない面もあります。 「万一のこと」とはどういう場合を指すのか、何を守らないとマズイのか等々の基本を知っているだけでも、逆にそれ以外は自由に応用できるようになるので、ぜひ1度はご自分で軽く学ばれることをお勧めします。
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- meipi
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エッセンシャルオイルは、火気厳禁といいましても、大量に使うものではないので、香りを楽しむには、キャンドルや電気式のオイルウォーマーを使うのが一般的です。お皿に水を入れそこにオイルを数滴垂らし、温めて、香りを楽しみます。 エッセンシャルオイルは香りを楽しむだけでなく、アロマテラピーに用いるものであり、リラックスしたり、明るい気持ちになったり、その種類によって、さまざまに心身に働きかける作用があります。 オイルは揮発性の成分を多く含むので、一般の芳香剤のように、部屋に長時間香りを持続させる目的で用いるのには向いていないかもしれません。 香りを手軽に楽しむには、こんな方法もあります。 ・ハンカチやティッシュに数滴垂らして、寝るときに枕元に置いたり、バッグにしのばせる(ハンカチはしみになっても構わないものを)。 ・ティッシュにオイルを垂らし、掃除機に吸わせると排気がいい香りになる。 ・マグカップにお湯を入れ、オイルを垂らすと、湯気に乗って香りが漂う。(決して飲んでしまわないように) 少々お値段が張りますが、アロマディフューザーといって、超音波式やファン式の香りを拡散させる装置もあります。