• ベストアンサー

条例に時効はあるの?

 よく街で「~予防条例により禁じられています」という放送や張り紙を見かけます。また新聞でも「~条例違反で逮捕」とよく載っています。 しかしあまり「~条例違反の犯人を捜査中」とか「~条例違反の事件が時効」になったということを聞いたことがありません。条例の対象自体がそれほど大きい事でないからなのでしょうが、そもそも条例違反に対して捜査やあるいは時効はあるのでしょうか??

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minojun
  • ベストアンサー率50% (32/63)
回答No.3

はじめまして、ちょっと調べてみました。  まず、各都道府県で制定する条例というのは、地方自治法でその内容や罰則に制限があります。条例では死刑や無期懲役などを課すことはできず、地方自治法14条に懲役や禁固刑なら2年以下、罰金ならば100万円以下と決まっているようです。で、問題の時効ですが、これは刑事訴訟法の公訴時効の規定がそのまま準用されるようで、以下がそれです。 第250条(公訴時効の期間) 時効は、左の期間を経過することによつて完成する。 一 死刑にあたる罪については十五年 二 無期の懲役又は禁錮にあたる罪については十年 三 長期十年以上の懲役又は禁錮にあたる罪については七年 四 長期十年未満の懲役又は禁錮にあたる罪については五年 五 長期五年未満の懲役若しくは禁錮又は罰金にあたる罪については三年 六 拘留又は科料にあたる罪については一年  ということで、各都道府県条例に違反した場合、その規定の最高刑が拘留や科料の場合は1年、懲役または禁固刑の場合は3年で時効になるということになるようです。  もっとも、これはご質問に早く答えようと、さしあたり手元の資料などで調べた限りですので、ひょっとすると他に特別な規定があるかも知れません。この領域に詳しい司法試験受験生か何かの登場を待つ方がいいかも???(*^.^*)  ま、取っ掛かりとしてお答えさせて戴きました。  ではでは~ヾ(´ー`)ノ

admin007
質問者

お礼

>ちょっと調べてみました。 わざわざ申し訳ありません m(_ _)m >刑事訴訟法の公訴時効の規定がそのまま準用されるようで どうやらそのようですね。多分どこかに「そういうことにしますよ」と書いてあるのでしょうね。 と言うことはうかつにも西友などで買い物しながらタバコを吸ってしまうと(普通しませんが)しばらくはおびえながらの生活が待っているのですね(笑) ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • ururai
  • ベストアンサー率13% (89/674)
回答No.4

条例は法体系の中のひとつです。ただ法律の範囲内ということで、制約があります。条例の中の罰則等は、公権力による人権の制約ですから、法律の刑事法とおなっじ考え方になります。したがって、刑法の理論から、違法有責行為実行時から相当な期間が経過したあとになっても、罰則等が課せられるの刑事法のバランスが崩れるので、基本的にないと理解したらいいと思います。

admin007
質問者

お礼

>基本的にないと理解したらいいと思います。 えっ、時効はなしということですか? 実は他の方から一般の法律と同じものが適用されるのでは、という意見をいただいていたので新たなご意見でした。このように意見が複数(2つですが)出ると言うことはどこにも明文化されていないのでしょうか・・。 ありがとうございました。

  • shoyosi
  • ベストアンサー率46% (1678/3631)
回答No.2

条例は憲法94条で地方自治体が法律の範囲内で制定できることになっています。地方自治法で最高罰は懲役・禁錮2年以下、罰金・禁錮100万円以下となっています。制定されますと、法律と同じ効力を持っていますので、捜査対象になりますし、違反すれば逮捕されます。時効期間については、刑罰の期間によって、法定されており、懲役2年ですと3年となっています。よく青少年愛護条例やデモを規制する公安条例で逮捕されたりして、新聞に載っています。かって、某首相経験者が男性相手をも罰していた当時の東京都売春防止条例で捕まったという話は本人は否定していますが有名です。

admin007
質問者

お礼

 法律の弟分だからと侮っていましたが、ちゃんと時効等もあるのですね。 >某首相経験者が ~ 本人は否定していますが有名です。 えっ、そんな話があるのですか!?知りませんでした。火のない所に何とやらと言いますし、きっと・・?? ありがとうございました。

noname#24736
noname#24736
回答No.1

法律に時効が適用されますから、条例違反にも時効が適用されます。 参考urlをご覧ください。

参考URL:
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/police/200108/25-5.html
admin007
質問者

お礼

 ありがとうございます。 確かに「~時効が成立している。」 という一文が最後にありますね。条例を少し侮っていました(笑)。

関連するQ&A

  • 凶悪犯罪の時効

    殺人事件等の凶悪犯罪に時効があることに疑問を感じています。もちろん限られた捜査人員の中、事件発生から時間の経過にともなって、捜査規模の縮小、捜査の打ち切りといったようになることは止むをえないと理解します。 しかし、先日の銀行強盗のように別件で逮捕された犯人が未解決事件(既に時効成立)の容疑者だということもあります。その際に過去の犯罪の罪を問えないのは非常にもどかしい感があります。 また、なによりも凶悪犯罪の犯人には逃げるにせよ、せめて一生苦痛を感じ続けるべきだと思うのです。犯した罪は、何年経とうと償うこともなく、もみ消されるものではありません。物理的(捜査の継続等)な時効は止むを得ないにせよ、形式的に時効を無くすことは、可能ではないでしょうか?被害者や遺族の感情を考えても理が通ってるように思えるのですがいかがでしょう?

  • 時効は何故あるのでしょうか?

    以前、ヒストリーチャンネルを見ていたら何十年も前の証拠(体液など)のDNA鑑定をして、その新たな証拠によって、当時は逮捕出来なかった犯人の逮捕をしている実録番組を見ました。 そのときに日本では時効があるが、世界的にみて時効を採用している国は少ないとも紹介されていました。 アメリカの刑事番組(ホミサイド-殺人捜査課)などでもヒョンなことから新たな証拠の発見、証言を得て、何十年も前の迷宮事件の解決を見る放送を見ました。 ところで、何故日本では時効があるのでしょう? 当時の捜査では見つけられず迷宮事件になっていても、現在の科学捜査の技術力により新たな証拠として採用されることも本当に多いと思います。 またなんらかな事情で当時は得られなかった証言が現在では得られるなんてこともあるのではないでしょうか? 特に重犯罪(殺人など)の犯人に時効が成立するのは被害に遭われたご家族のお気持ちを考えると庶民感覚とは思うのですが納得できません。 またそんな犯罪者にはいつか捕まえられると言う切迫感を死ぬまで感じさせて良いと思います。 特に最近の非人間的、獣のような犯罪で命と奪われた被害者の心情を思うと、またそのご家族のお気持ちを推察すると強く感じます。 法律の専門家から見て、まったくの庶民感覚、情緒的な疑問と感じられることと思いますがご回答、ご説明を宜しくお願いします。 何故、時効があるのでしょう? 何故、数少ない時効を採用している国の一つが日本なのでしょうか?

  • 時効について ある程度長期の時効

    ある程度長期の時効期間の場合で考えてください。時効が来てしまった場合は、捜査は終わりなのでしょうか?なぜこのような質問をするかといいますと、海外へ逃亡などした場合、時効が停止すると聞いたことがあります。このことから、逆に言えば未解決事件はすべて、犯人が海外に逃亡の可能性があるので未解決事件はすべて捜査は終わらないのでしょうか?それとも犯人が分かっている場合のみ、時効が停止するのですか?

  • 時効について

    先程、警察官殺人事件が時効になったとニュースで見ました。 ふと思ったのですが、時効後でも犯人が見つかった場合は逮捕できるのでしょうか? それとも、何か違う形で拘束されるのでしょうか? 教えてください。

  • 「時効」って…

    えと。どうして犯罪には 「時効」があるのかなぁ。 警察が忙しいから?(^^;;) 『時効なので、もう捕まえられません』 …ってのは、なんだか腑に落ちないです。 「時効」があると 『お金を盗んだって時効まで 逃げきればいいんだから♪』 と思って犯行に及ぶ人が いるかもしれないし。。。 どうして「時効」があるんですか? どうしても無くちゃならないものなの?? 犯行から何年が経ってても関係なく、 分かった時点で捕まえるべきだと 私は思います。 全然捜査とかしてなくても フトしたことで犯人が分かったり するかもしれないし。。。(謎) テレビで、過去の未解決事件と その犯人像を、1日中流し続ける みたいなチャンネルを警察で確保 するとか、すればいいと思うし。 過去の凶悪事件が、未解決のまま "無かったもの"みたいになってしまう のって、なんだかスゴク嫌な感じです☆

  • アメリカの刑事事件に時効はないのですか?

    海外ドラマ「コールド・ケース」というのがあります。 迷宮入り事件を次々と解決してゆくのですが、 先日みたのは、26年前の殺人事件のあいまない新証言を受けて捜査を開始し、最後は犯人が逮捕されました。 アメリカには時効が長いのでしょうか? それとも捜査をして真相は明らかにするけども刑事罰は受けないということでしょうか? よろしくお願いします。

  • 時効の再犯の刑罰

    例えば殺人事件を起こした犯人が逃げるのに成功し、時効が成立するとします。この犯人が時効成立後に再び殺人事件を犯すとします。 その犯人がすぐに逮捕され法律で裁かれたとき、再犯扱いになり刑は重くなるのでしょうか? それとも初犯扱いで刑は重くならないのでしょうか。 教えてください。

  • もう日本には“時効”がない!?

    もう日本国内では、殺人事件等の犯罪を犯しても“時効(15年を過ぎれば捕まえないやつ)”は、無くなってしまったのですか? 何だか友人の話によると『近年、日本も時効を無くした』と言っていたのですが本当ですか? あと、今現在も時効が有るにしろ無いにしろ、時効(15年が過ぎれば)を迎えても、犯人が警察署に自主して来れば、警察官は時効でも逮捕する事ができるのですか?

  • 青少年健全育成条例違反について

    青少年健全育成条例違反について 本日の朝日新聞の3面記事~(要約) 15歳の女子高生に45歳の現職の警部補がわいせつな行為をしたとして 青少年健全育成条例違反で逮捕されたという記事がありましたが たとえば 15歳の女性に15歳の男性が性交渉したとしても 同じように逮捕されるのでしょうか?

  • 公訴時効

    時効まであと何日、あと何時間と言うことをニュースなどで報道されます。 「公訴の提起は、裁判所に起訴状を提出してする」(wikipedia)とありますが、例えば、時効当日の23時55分に犯人を逮捕しても、検察に送検して、検察が取り調べを行い、起訴するなんてとても出来ないと思います。 ということは、時効寸前まで警察が捜査するのは、税金と人員の無駄だと思うのですが、どう思いますか?