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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:和訳及び構造についてご意見ください(専門家の方へ))

カメラと現代社会のパラドックス

このQ&Aのポイント
  • カメラは現代産業社会の最も重要なパラドックスの1つを生み出している。それは自由だと感じる能力である。
  • 我々のほとんどが実際にはみんな同じことをしているときにその自由を感じている。
  • この矛盾は現代の産業社会におけるカメラの重要性を示している。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.1

こんにちは。8/23のご質問では早速のお返事を有難うございました。回答が2重コピーになっていたようで、失礼しました。 ご質問: <whenの前のコンマが気になりますが、、、関係副詞whenの非制限用法ではないですよね。> 1.関係副詞ではありません。このwhenは接続詞です。 このwhenは、接続詞と前後して逆説的なことを述べる場合に使われる接続詞で、訳し方は、「~のに」となります。 2.whenの前のコンマですが、確かに文法上必要ないとも言えます。ただ、whenをはさんで逆説的なことを述べているので、その逆接にスポットライトをあてるために、コンマをいれて一息入れて強調しているのです。 例 A is B, when C is D. 「CがDであるのに、AはBだ」 「CがDである一方で、AはBだ」 3.また、ability toはここではカメラの持つ潜在能力のことをいっているので、ここでは「~できること」「~できる能力」と訳した方がしっくりきます。 4.この意味のよくわからない一文を理解するには、この段落を読み進めば謎が解けます。そして、その謎が解ければ、このwhenを「~のに」「~の一方で」と逆説的に訳すのだということが、わかると思います。 この段落では、カメラの持つパラドックスを説明しています。それによると、皆が「写真を撮る」という同じ動作をしているのに、それぞれは唯一の真実の作品を作り出すアーティストだと思っていると言っています。それが、カメラの持つパラドックスだと言っているのです。 5.ご質問の一文は、この段落の以下の部分に詳しく書き換えられています。 Although, these ritual acts of stereotyping, we can feel we have choice (it is we who are making the camera's click, it is as if we are using these small boxes to demonstrate our faith that there is only one truth. つまり、この文で言っているfeel free「自由に感じる」とは、この部分の <we can feel we have choice (it is we who are making the camera's click, it is as if we are using these small boxes to demonstrate our faith that there is only one truth.>にあります。つまり、カメラのシャッターチャンスを押すのは自分が選んでいるという自由感、自分達が真実を映し出すという芸術家的な自由感を味わっていると言うのです。 6.以上の文脈を理解した上で、ご質問文の訳を訂正すると、 「カメラは現代産業社会の最も重要なパラドックスの1つを生み出している。つまり、我々のほとんどが実際にはみんな同じことをしているのに、自由だと感じることができることである。」 となり、この一文が、後続文への掛け橋となっているのです。 以上ご参考までに。

nightfall
質問者

お礼

whenの逆説的な用法を辞書で確認しました。また文脈と背景を正確に捉えてのすばらしい解説でした。いつも分かりやすく的を得た説明に感謝しています。相当の力量のある専門家だとお見受けします。ありがとうございました。

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