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....る機能は、本発明のに相当する。
こんにちは。 特許に関する文書で、 「....る機能は、本発明のに相当する。 」という表記があり、 これを英訳する人が困っています。 一見したところ、『の』と『に』との中間に 脱字があるように思われるのですが、 そこのところ、いかがでしょうか? よろしくお願いします。
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特許出願、登録、特許庁とのやり取りの経験者です。 #3さんの説明は一般的には正しいのですが、 特許関係の文章であるとすると、その文は、かなり高い確率で誤記です。 おっしゃるとおり、『の』と『に』の間の言葉が脱落しているか、 あるいは、『の』の文字が不要なのに書いてしまったか、 などが考えられますが、おそらく前者です。 その日本語文書を作ったところに問い合わせすべきと思われます。
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- Ishiwara
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そんなところで困っているようでは、特許翻訳の経験が浅い方ですね。 本日、まさに私は特許の翻訳をやっています。その手を休めて、質問を覗いてみたところです。翻訳者として、特許の書類をやっているときが、最も気が滅入ります。 日本語、外国語に限らず、文章のデタラメさは、日常茶飯事です。英語で1つのセンテンスが数百語などは、ザラです。特許の「明細書」は、担当官庁からお咎めがない限り、なるべく読んだ人が理解できないように書いたほうが、作成者にとって有利なのです。 作成者に問い合わせを出すのは時間のムダです。ご自分で「たぶん正しい」と思う解釈で翻訳してください。私はン十年の経験者ですが、訳が悪いと文句を言われたことは、ただの一度もありません。
- kyouzaiya-k
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格助詞助詞「の」には、次のような種類(意味・用法)があります。 (1)連体格…連体修飾語を作る。例「私の兄。」「夏休みの宿題。」 (2)部分の主格…部分の主語を作り、「が」に置き換えられる。例「私の(=が)書いた本。」「背の(=が)高い人。」 (3)体言代用…次の二つに大別できる。 A体言につき、「~のもの」「~のこと」などの意味を表す。例「この本は私の(=のもの)だ。」 B用言に付き、「~もの」「~こと}などの意味を表す。例「話すの(=こと)が苦手だ。」 (4)並立格…同じ資格のものを並べ、対比する。例「どうのこうの言うな。」 (3)は準体言助詞、(4)は並立助詞とも言う。 ご質問の「本発明のに似ている」の「の」は、上の(3)Aにあたり、「~のもの」の意味を表していると考えられます。この場合の「もの」は、文脈から「機能」を意味していると考えるのが自然です。 (3)の準体言助詞を含む助詞「の」の識別は、高校入試の文法問題では最頻出といっていい分野です。
- shenyi401
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全くの門外漢ですが,文章を読んだ印象から 「機能」のくり返しを嫌って,「機能」を省略したもの ではないかと類推しました。 ただし,表記ミスの疑いは否定できません。
補足
そうですか、やっぱりありうるのかな? ありがとうございます。
- orb01
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そのように思われますが、そうでない可能性もあると思います もう少し広い範囲を見ないとなんとも言えませんね
補足
コメントありがとうございます。 私自身は特許にたずさわる者ではないのですが、法律文書の一種であり、明確表記に徹する表現が望ましいと理解しています。一歩引いて一般的な事務文書としてとらえても、「何に」相当するのかが読み手に伝わらないのでは? 残念ながら、機密保持のためこれ以上の内容はお伝えできませんが、文法的な問題として一考いただければ幸いです。
補足
実は最初に英訳にお困りだった方から、やはり欠落箇所があったことが判明したとの確認を得まして、当初の疑問についてはひとまず解消したのですが、言葉の仕組みを知りたく思い、投稿させていただいた次第です。助詞「の」の識別という観点から教えていただき、とても勉強になりました。ありがとうございます。