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地デジ放送は1980×1080のフルHD放送になるの?
BSでも一部の番組しかフルHD放送していないですが、 BSなら技術的に可能なことは分かりました。 しかし地上デジタル放送は1980×1080のフルHD放送を行えるだけの 帯域を持っているのでしょうか? 勿論ビットレートを下げれば可能でしょうが、 ブロックノイズだらけでは話になりません。 巷で話題のフルHD液晶などは地デジを見る上では いつまで経っても無縁なのでしょうか? 聞きたい事をまとめますと 1.技術的に可能なのか 2.いつになればフルHD放送が実現しそうか 予想や補足意見でも構いませんので 気軽に書き込み頂ければ幸いです。
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こんにちは。 >地上デジタル放送は1980×1080のフルHD放送を行えるだけの 帯域を持っているのでしょうか? >1.技術的に可能なのか 2.いつになればフルHD放送が実現しそうか もう,これは今でも実現していると思いますが…。↓ http://allabout.co.jp/computer/av/closeup/CU20070215A/ そのとき送られてくる地上デジタル放送波が,ハイビジョン方式だと可能です。 フルHDとは,まず家庭用テレビの場合、単に表示パネルの画素数が「1,920×1,080」(横x縦)である事を意味しています。 (1980×1080ではありませんので,ご注意を。) 送り手側も受け手側も同じ最高の画素数の時,デジタル放送によるハイビジョン映像は、最高で「1,920×1,080」で構成されています。(約207万画素) 表示する側のテレビも、1,920 x 1,080」の画素を持ち、そのまま100%再現するという意味合いから、フル(Full)と呼ばれているようです。 従来のデジタル「ハイビジョン対応」テレビは、表示パネルが1,366×768画素(約105万画素)のものが主流だったので、区別する言葉が「フルHD」ということです。 すでに,2年前に,このような↓商品が開発されており,現在ならば,地デジハイビジョン放送もフルHDで受信できるはずです。 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0508/25/news038.html ちなみに,フルHDと言っても,1080iの走査線ですので,1080pではありません。接続機器で言うとD4端子の領域です。 D5端子やHDMI端子で送られる信号とはちがいます。 たとえば,現在一番多く発売されているDVDソフトは,525p(正確には480p,pは,プログレッシブの略)の規格です。 これを,DVDプレーヤーで見ても,D2端子の情報量しかありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/DVD#DVD-R_DL ↑これは,ユーザーがDVDレコーダーにて録画するDVD規格の解説ですが,市販DVDでも同じ事が言えます。 次世代大容量光ディスク(機器)の新しい規格では,1080iと1080pが可能です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/HD_DVD 「HD_DVDソフト」と「HD_DVDプレーヤー」の双方があって,ハイビジョン映像(1125i→正確には1080iでiはインターレース,または1125p)視聴が可能です。 もちろん,Blu-ray Discでも同じ事です。 ただ,今の所は,世界の映画配給会社の採用方式がこれら2方式に分断されています。 HD_DVDかBlu-ray Discか,どちらのソフトとプレーヤーを購入するか,ユーザーとしても迷う状況です。 韓国のサムスン電子が,双方の方式を再生できるプレーヤーを開発したそうです。 ただ,まだ今現在は,HD_DVDかBlu-ray Discともソフトの数があまりにも少なすぎます。 質問者様のテレビで言うと1080iで現在フルHDが可能です。 ソフトについては,もう少し推移を見て,もうすこし先に,これら2つの高規格DVDソフトのFullHD視聴ということになるでしょう。 もちろん,現行デジタルハイビジョン放送については,フルHDで楽しめます。 既に,ご存知かと思いますが,まとめるとこのようです。↓ D1端子→525i,現行の地上アナログ放送規格 D2端子→525p,現行の市販DVD規格 D4端子→1080i,現行のデジタル放送規格 D5端子またはHDMI端子→1080p,プレイステーション3や次世代大容量光ディスク機器のデジタル放送規格 以下は,「はてなワード」からの引用です。 インターレース方式↓ テレビ、ビデオの走査方式のひとつ 飛び越し走査方式(interlace scan)の事。より滑らかな動画をより少ない伝送帯域で伝送するために考案された方法。 NTSC方式などのテレビは2:1インターレースと呼ばれる方法で画面全体の画素(1フレーム)を奇数フィールドと偶数フィールドと呼ばれる2フィールド分けて伝送する。それぞれのフィールドは画素全体のうち縦方向に一列づつ飛び越した物で構成され、画面上の位置が一列分とフィールドを伝送(もしくは表示)する時間だけずれた画面を持っている。 つまり1フィールドごとに画面は動くが、1フィールドの情報は画素全体の半分しか持たないために動きを滑らかに表現しつつそれを少ない情報量で作ることができる。通常テレビを見ているときはテレビ自体や目の残像により間引かれてできているフィールドを強く感じることは少ない。それをはっきりと認識することができるのはテレビやビデオの機能によって静止させた場合である。各フィールドは時間がずれているため同時に表示すればその間に動いた画像がぶれてちらつくことになり、片方のフィールドだけを表示すれば画素が少ないためザラツキを感じることになる。 また、映画とテレビでは1秒あたりのフレーム数(fps=フレーム毎秒; frame per second)が異なるためその変換には考慮が必要となる。 プログレッシブ方式↓ これに対して1フィールドで1フレーム伝送する方式を順次走査方式、ノンインターレース(noninterlace)方式もしくはプログレッシブ(progressive = 進歩的)方式という。これは2:1インターレース方式に対して2倍の情報量を必要とする。テレビ放送なら2チャンネル分必要で、ビデオ録画ならば半分の時間しか録画できないことになる。その代わりにちらつきが無く緻密で美しい画像となる。 コンピュータ用のディスプレイはテレビよりちらつきを嫌うためノンインターレース方式が主流。しかし昔は高解像度表示の際はインターレースである事も多かった。それはノンインターレースにすると時間あたりの情報量が多く、それらを処理し正確に再現する事が技術的に難しく、高価であったためだと思われる。 2011年に廃止予定の地上アナログ放送はインタレース方式のみであるが、DVDやデジタル放送ではインターレース方式に加えてノンインターレース方式(最近はプログレッシブ方式と呼びノンインターレースは死語となりつつある)も使用することができる
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- dasaltew
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こんにちは。 No.2のdasaltewでございます。 >2015年ではまだまだ7K4Kのデバイスは値段が莫大でしょうね その前に2011年以後12GHz帯でH264で52Mbpsに抑えた4K2K程度の放送をしてくれると個人的には身近になるので嬉しいです。 私も全く同感です。 が,既にご存知かもしれませんが,なかなか難しいという見方もあるようですね。このページの最後の方のところです。↓ http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/DBS-HDTV.htm 次のような意見がたくさんになって,地上デジタル放送の1,920×1,080の需要が高まることを期待したいと思いますね。↓ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211910582 何かのご参考になれば幸いです。
お礼
書き込みありがとうございます。 両サイトとも拝見させていただきました。 放送終了後は民間放送局を参入ですか。 ちょっともったいないですね。 2011年では少し技術的にも早いかなと思いますので、圧縮技術の向上(BDのコンテンツ制作を実験台にH264を成熟させる)も出てくればより低ビットレートで4K2Kが放送可能かもしれませんね。 当方もふと思えば次世代DVDハイビジョンレコーダーというだけでなく、H264でBD25GBに書き込める商品が出ないかなぁと 最近思うようになりました。この辺は予約は不便ですが PCの方が向いていますね。 将来的にはまたテレビ等の買い替え需要につながりますから 4K2Kが出てくるとは思います。やはり仰られる2015年辺りが 良い線でしょうか。 地上デジタル放送の1,920×1,080に関しては規格上不可能と書いてありますね。そんなことだろうとは思いましたが、まぁ地上アナログ放送とDVDも画質が異なっていたのでそんなに驚くことではないでしょうか。 この42インチは無駄なフルHDを謳わず 画質を高めていますので個人的には好感が持てます。 高いですが(笑) http://arena.nikkeibp.co.jp/article/news/20070802/1001915/
- dasaltew
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こんにちは。 No.2のdasaltewでございます。 私が以前に調べた範囲では,2015年のBS実験放送は21GHz帯を使って行なわれる予定です。↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050527/nhk2.htm http://www.nhk.or.jp/strl/open2006/tenji/t09.html ご指摘の12GHz帯BSは,現行のBSデジタル放送のことだと思います。 この帯域では,1チャンネルあたりの最大伝送速度が約52Mbpsでスーパーハイビジョン波の伝送は難しいようです。 それで,より高度化した圧縮符号化技術を用いることで、伝送速度は約200~400Mbps程度にまで抑えることができると予想されています。 もし最低の200Mbpsにスーパーハイビジョン信号を圧縮できた場合は,最大3チャンネルのスーパーハイビジョン放送が行なえるということで,2015年に向けての実験が考えられているようです。 何かのお役に立てば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか。2015年には21GHz帯ですか。 おかげさまで12GHz帯との区別がなんとかつく様になりました。 2015年ではまだまだ7K4Kのデバイスは値段が莫大でしょうね その前に2011年以後12GHz帯で H264で52Mbpsに抑えた4K2K程度の放送をしてくれると 個人的には身近になるので嬉しいです。 度々ご丁寧にありがとうございました。
- dasaltew
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こんにちは。 回答しておきながらこちらの勉強不足でしたね。 確かに,現行の地上デジタル放送の解像度はHD画質でD3とD5相当で1440×1080i,約156万画素です。 BSデジタルハイビジョンのフルスペックHD画質では,D3とD5相当で1920×1080i,約207万画素で,両者には大きな開きがありますね。 地上デジタル放送については,これまでの地上アナログ放送の配信停止が本当に2011年7月24日になるのか,可能かということで,先週の朝日新聞にて報道されていました。その主旨は,↓ (1)受信機が全世帯に普及するペースが間に合わない現状がある。 (2)低所得世帯向けに5000円以下のチューナー開発をメーカー側に依頼しているが,それが不可能だとする向きがある。 というような理由で,米国や韓国が半年や1年の延期となったように,そうせざるを得ないのではないか,という内容でした。 このような情勢の背景には, ・衛星デジタル放送(ハイビジョン含む)が全国一律で2000年12月から視聴できるようになった。それで,満足している人が多い。 のにもかかわらず, ・地上デジタル放送配信エリアが現在なかなか拡大しない。(3大都市圏50キロメートル以内の,こちらの住所でも現在は受信不可能の状態です。) ・配信地域がなかなか拡大しないのに加えて,地上デジタル放送のメリットがよく住民に伝わっていない。 ・ただアナログ配信停止時期のみが決定施策として宣伝されている。 の要素があると思います。 ご存知のように,NHKは、現在のハイビジョン放送よりも高解像度のスーパーハイビジョンの研究を行なっています。 映像の情報量はハイビジョンの約16倍の超高精細です。 現在は、撮影技術、録画技術、伝送方式などの基礎研究段階は既に終了し,スーパーハイビジョンカメラによる撮影が行なわれています。 2015年には21GHz帯を使ったBS実験放送が行なわれる予定です。 映像レートは,600Mbps (MPEG2),180Mbps ,120Mbps で,現行のハイビジョンの11~80Mbpsをはるかにしのぎます。解像度も,現行の1920×1080 (BSデジタル),1440×1080 (地デジUHF)をはるかにしのぐ7680×4320です。 ですから,私見になりますが,こうした事情をじっくり見合わせると,地上デジタル放送のハイビジョン化→つまり,現行BSデジタル放送(データ放送・音声を含めて最大約24Mbps、一部では1920×1080iでの放送もある)や次世代DVDフォーマット(最大1125p/1080p、映像のみで最大30~40Mbps、しかもMPEG-2より高圧縮なコーデックも使用(H.264))と同等に仕様変更となるのは,スーパーハイビジョンが試験先行した段階頃に実用となる公算が高く,まだまだ数年以上先のことだと思います。 もちろん,技術的には可能だということです。 おそらく,地上デジタル放送が全戸数で受信可能になり,スーパーハイビジョンの実用めどがついた段階(2011年~2015年)で,フルHD放送実施となるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 >地上デジタル放送が全戸数で受信可能になり,スーパーハイビジョンの実用めどがついた段階(2011年~2015年)で,フルHD放送実施となるのではないでしょうか。 ということは現行の帯域でも技術的には全放送局がフルHD放送可能ということですね。しかし、フルHDTVを大々的に売っておいて、通常一番視聴する地上放送をフルHDで放送していないというのはある意味詐欺のようです。それはBSやBDやHDDVDを見るなら必要ですが、 ビデオカメラにおいては 1366×768が「普通のハイビジョン」、1440×1080が「Full HD」、1920×1080の「Full Hi-Vision」 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0708/06/news004.html と訳の分からない規格の乱立で実際は1920×1080の「Full Hi-Vision」で録画できるのはまだ1機種だそうです。こちらもあれだけフルHDと宣伝しておきながらだまされた気分です・・・。 また、たしか2015年の実験は12GHz帯BSでは無いでしょうか? http://www.nhk.or.jp/strl/open2007/tenji/t11.html こちらでは7680×4320,600Mbps (MPEG2),では帯域容量上1放送局しか放送できず非現実的だがテストには使えるということで まだまだ桁違いな値段ですが機材を揃えれば 案外早く自宅で視聴できるかもしれませんね。
補足
こちらこそ、説明不足で質問してしまい失礼致しました。 1920と1980も間違う程度しか正確に覚えていない物ですから。
補足
回答ありがとうございます。 丁寧に書いて頂きましたが、残念ながら 現行地上デジタル放送は解像度は1440×1080i、16.8Mbps(データ放送・音声を含む)の固定ビットレートであり、 http://ja.wikipedia.org/wiki/地上デジタルテレビジョン放送#.E9.AB.98.E7.B2.BE.E7.B4.B0.E3.83.BB.E9.AB.98.E7.94.BB.E8.B3.AA BSでもプラネットアースなどやBS日テレなどの限られたソースが 1,920×1,080i放送なようです。 もし地上デジタル放送が1,920×1,080iで行われている情報がありましたら、お手数と思いますが再度書き込み頂ければ幸いです。