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「伝言を伝える」という言葉のよく分からない点について

こんにちは。 この言い方は正しいのでしょうか? http://okwave.jp/qa3225548.html で回答したものです。 『伝言を伝えてください』について、私は4番目の回答のように考えたのですが、 自分でもしっくりこず、ずっとモヤモヤしていました。 そこで下のように考えました。 【私の仮説(?)】 伝言という行為があるとき、 A言葉を預ける人…B言葉を預かる人…C言葉を最終的に受け取る人 がいますよね。 「言葉を伝える行為」って、A…B、B…C、どちらでも行われていると思うんです。 そこで、『伝言を伝えてください』が間違いかどうかは、 「ABCのうち、どこで行われるのが伝言というか」で決まるのでは? とわたしは考えました。 【そう考える理由】 もしB…Cのやり取りだけを伝言と呼ぶなら、 『(B…C間の)伝言を(Cに)伝えてください』 となって、重複表現のようになります。 また、A…C全体のやり取りを伝言と呼ぶなら、 『(A…C間の)伝言を(Cに)伝えてください』 となって、やはり重複表現になってしまいます。 なのでこの場合は「伝言をお願いします」とした方がいいと思います。 しかし、もしA…Bの間のやり取りだけを伝言と呼ぶなら、 『(A…B間の)伝言を(Cに)伝えてください』 はちゃんと成立すると思うんです。 重複表現のほかの例はこのような意味の取り方の幅がないので、 しっくりくるのですが… ほかの回答を読むと重複表現であると考える方が多いので、 B…CまたはA…Cのやり取りを「伝言」と捉えているのかな、と感じたのですが、 どうしても気になって質問をしました。 【質問】 伝言って、どのやり取りのことを言うんでしょうか? というか、この考え方は正しいのでしょうか。 もしくは、私が考えているのは「伝言を伝えてください」という言葉の真偽を考える上で、 まったく的外れなことでしょうか? そうだとすれば、どのように考えればいいでしょうか。 ほかの方の回答も、確かにそうだな、と考えさせられます。 もっと意見をうかがいたくて、質問させていただきました。 本当にくだらない質問で恥ずかしいのですが、 何でもいいので何か教えていただけたらうれしいです。 長文でわかりずらくなってしまい、申し訳ありません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.2

伝言というのは、リンク先でbg950さんご自身が述べていらっしゃるとおり、(1)言葉を伝える行為ないし動作を指す場合と、(2)そうやって伝えられる言葉を指す場合とがあるかと思います。 そのうち、お書きの例示での「伝言」すなわちABC間のどこで伝言が成立するのかを考える際の「伝言」は、これが(1)言葉を伝える行為という意味で使われている場合になりましょう。 では、A→B→Cと言葉が伝達されていく中で「言葉を伝える行為」がどこでおこなわれているのかというと、BがAからCへ言葉を伝達することがすなわち、言葉を伝える行為になるのではないでしょうか。言い換えると、全体のやり取りが、言葉を伝える行為たる伝言になろうかと思います。 ところが、「伝言を伝えてください」になると話は変わりましょう。 この言葉をストレートに発するのは、A以外にあり得ません。そうすると、「伝言を伝えてください」という表現における「伝言」は、(1)AからBへ言葉が伝えられる行為という意味か、(2)AからBへ伝えられる言葉という意味かのいずれかで使われていることになります。 したがって、「伝言を伝える」という表現を問題にするならA→B→Cの伝達経路全体を見ることになるところ、「伝言を伝えてください」という表現を厳密に問題にするならA→Bの部分だけに着目することとなります。 さて、「伝言を伝える」という表現については、「伝言」を(2)伝えられる言葉そのものと捉えていることから来ているのかもしれません。つまり、「言葉を伝える」、と考えているわけです。 これに対して、「伝言する」という表現は、「伝言」を(1)言葉を伝える行為と捉えていることから来ているのでしょう。 そして、(1)と(2)の使い分けを強く意識する方は、「伝言を伝える」という表現を誤りだと考えることになりそうです。「行為を伝える」ことになるからです。 したがって、「伝言を伝える」という表現を誤用と位置づけるか否かについては、その背景に(1)と(2)の使い分けをどこまで厳格におこなうのかということが関わっているのではないでしょうか。そしてこれが、「伝言を伝える」の「伝言」を(2)の意味だと捉えることを許容するのかどうかに結びついている、そんな気がいたします。

bg950
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい大変申し訳ありません。 ご回答、ありがとうございます。 恥ずかしいのですが、自分でもよく分からないままなんとなく質問していました。 しかし、ok2007さんに回答をいただいて、ぼんやりした考えがはっきりしてきました。 私は質問した際に(1)と(2)の違いをABCのうち表す範囲の違いだと認識していましたが(ok2007さんの回答をみて自分がそう考えていたことに気付かされました)、 ok2007さんは(1)と(2)の違いを(1)言葉を伝える行為ないし動作を指す場合と、(2)そうやって伝えられる言葉を指す場合 と換言してくださって、 わたしが着目すべき違いはok2007さんの言うとおり、 伝言という言葉が行為をあらわすものか言葉をあらわすものかの違いだったんだ!ということに気付きました。 そしてあらためて「伝言を伝える」という言葉を考えさせていただき、考えをつなげることができました。 >この言葉をストレートに発するのは、A以外にあり得ません 確かにそうですね!!「伝言を伝えてください」が成立するかを考えるには、AB間への着目だけでよかったんですね。 >「伝言する」という表現は、「伝言」を(1)言葉を伝える行為と捉えていることから来ているのでしょう そうですね!「伝言する」が正しいなら、(1)で捉えているわけだから、(2)で捉える「伝言を伝えてください」が誤りとなりますね。 また、「伝言」という言葉自体はABC全体を含んでいたのに「伝言を伝えてください」になるとAB間だけしか含まないのは不自然なので、 やっぱり「伝言してください」としたほうが無難そうですね。 ABかABCかの範囲で真偽が決まると思っていましたが、ok2007さんが疑問を明確にしてくださったおかげで納得できました。 自分が「伝言を伝えてください」と言ってもし間違いだと誰かに指摘されたら、 ちゃんとした理由をもって言い返せます(完璧に正しいとは言えませんが)! くだらなく、しかも長い質問で呆れられるかもと思いましたが、質問してよかったです。 ok2007さん、回答してくださり本当にありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • Summaron
  • ベストアンサー率27% (40/143)
回答No.3

A→B→Cのとき、「伝言」が成立するのはB→Cのときだけではないでしょうか。AB間やりとりをcにいうときは、「伝言」ではなく、「伝えておく」の様になると思います。「伝言」は本来伝える相手がいないので、第三者に「言」を預ける状態のことを指す言葉だと考えます。

bg950
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。 ご回答ありがとうございます。 >A→B→Cのとき、「伝言」が成立するのはB→Cのときだけではないでしょうか そうなんですね。2の方が言って下さったように「伝言」が成立するのはBがAからCへ伝える言葉か行為と捉えることになるんですね。 >AB間やりとりをcにいうときは、「伝言」ではなく、「伝えておく」の様になると思います これはとても考えさせられました。 でも、「AB間のやり取りであっても、最終的にはCに伝えられることが決まっている行為」として考えることはできないでしょうか? >「伝言」は本来伝える相手がいないので、第三者に「言」を預ける状態のことを指す言葉だと考えます これもすごく考えてしまいました。 「伝言」をABC全体の状態、行為とすれば伝える相手がいなくなるんですね… でも、そうだとすれば「伝言を伝えてください」と同様「伝言してください」や「伝言をお願いします」も成立しなくなってしまうような気がします。 伝言の定義を示してくださり、改めて考え込んでしまいました。 貴重なご意見、本当にありがとうございました。

  • menouz
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.1

「伝言お願いします。」 でいいんじゃないんでしょうか?

bg950
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 そうですよね、確かに「伝言をお願いします」とするのがいちばんてっとり早いと分かっているんですが… 「伝言を伝えてください」も正しいことを証明したかったんです。 自己満足の目的で質問してしまい申し訳ありませんでした。

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