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専門学校の講師になるには
はじめまして。よろしくお願いいたします。 私は現在都内の大学院の修士課程で心理学を専攻しております。 そろそろ就職活動も後半戦といったところでしょうか、非常に焦っております。 私は、大学院に進学するまでは中等教育学校の教員になりたいと思っていました。ところが、大学院へ進学してからは、これから人と関わるフィールドへ出ていく人たちに心理学を教えたい! と思うようになりました。 通常私のような動機を持たれる方は、大学院博士課程へとさらに進学され、博士論文を執筆し、大学の先生になろうとするのだと思います。 しかし正直なところ私には、研究一筋というような動機はそこまでなく、むしろ新しい理論やこれまでに研究されてきたことを、みなさんに広く知ってもらいたい、研究と理論の橋渡しを試みたいという動機の方が強くあります。 そこで、ご覧の方に質問なのですが、専門学校の講師業の苦労話や、やりがいのある話、また、どのような手続きをふめばそのような職業に就けるのかを教えていただけるととてもありがたいです。また、過去・現在専門学校の講師をなさっている方がいらっしゃいましたら、ご回答いただけると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
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- kashy12345
- ベストアンサー率64% (22/34)
経営者の立場から教職員採用の一般論を申し上げます。 重複するかもしれませんが、常勤の専門学校職員には教育に対する熱意はもちろん、学生募集のいわゆる広報活動にも理解がある方を採用しています。教育に熱意のある方は多いのですが、(私立学校の場合)学生さんに入学していただかないと、経営が成り立ちません。一部受験者が多く、多くの不合格者を出さざるを得ない学校は別として。 非常勤の教員はその点を理解していない方が多い。非常勤の場合でも広報活動に積極的に協力していただける方は、常勤講師への登用の可能性があります。 余談ですが、「学校というところは、営業活動(広報活動)をするもんじゃない。」という無理解な評論家が多いですが、広報活動をしない学校はつぶれていきます。行きすぎた宣伝活動も多々ありますが、これだけは欠かせません。 以上 参考までに。
- aoren1116
- ベストアンサー率40% (89/218)
No.2氏の回答のとおりです。私は福祉系専門学校での非常勤講師経験がありますが、専任の大半は卒業生で、実務経験の後、専門学校にきたそうです。博士課程を休学して専任をされている方もいましたが、これは大学院の指導教員の紹介によるものでした。 心理学の場合、専門学校の専任はかなり限られてしまうことは覚悟すべきです。目指すのであれば、現指導教員に相談し、博士課程進学を視野に入れておくべきでしょう。といっても大学の就職はなかなか厳しいため、学位取得後専門学校講師になっているという人も知っています…(本人は次のステップまでの「つなぎ」なのだそうです)。とにかく修士取得後即というのは、かなりの運が必要かもしれません。
- Denkigishi
- ベストアンサー率47% (269/562)
専門分野が全く違うので回答者として適任ではありませんが、自分の周りの情報を取り合えずお伝えします。学校によって状況はかなり違うと思うので、以下はその一例に過ぎません。 高校卒業生が年々減少していて大学進学がしやすくなっています。その結果として、専門学校に入学する学生が少なくなって、定員割れの学校や学科が増加しており、そういう学校は当然経営が苦しくなっています。 教員については、これはずっと以前からですが、会社なら正社員に相当する専任の教員はかなり少なく、後は非常勤講師が担っています。教職員の採用は不定期で欠員があれば行います。卒業生の中で特に優秀な人を採用することが多いです。採用する方もされる方も、2年間じっくり見てよく分かっているので、安心感があるからです。 大学は基礎教育と研究に重点が置かれますが、専門学校は卒業して直ぐ企業で働ける人材を育成するため、実務教育と国家資格取得に力を入れています。従って非常勤講師はほぼ全員が企業で長年勤めてきた実務経験者で、内何名かは関係する国家資格の保有者です。 心理学が教科にある専門学校といえば、おそらく医薬系とか福祉関係だと思いますので、私の知る工学系とは事情が多少違っているかも知れません。
お礼
とても参考になりました。ありがとうございます。 実務経験者が重要視されるのですね。これからも、様々な情報を仕入れて、慎重に進路を考えたいと思います。 本当にありがとうございました。 また、何かありましたらよろしくお願いいたします。
- k-ayako
- ベストアンサー率39% (1225/3109)
専門学校の講師はいわゆる「公務員の教職」とは異なるためにその専門分野のことを学んでいれば比較的ハードルが低いですね。国家資格を学ばせる学校の場合は必要な資格や実務経験があり、そういった学校で教えるためには「職業能力開発促進法」に基づく職業訓練指導員免許というのが必要です。 これは国家資格の関係する認可の専門学校で教える場合に必要なものであり、国家資格に関係ない民間資格を取得させる学校の場合は特に資格も必要ありませんが、学校が認可の専門学校だとトラブルを防ぐために必要な資格を求められることが多いです。 専門学校はピンからキリまであって、いわゆる大学にもいけない、就職先もない、仕方ないから専門学校・・・というレベルから倍率も高く下手な大学に入るより難しい学校もあります。また4年生大学を卒業してから2年間の専門学校に入ってくる学生も多くなりました。 私は前者の学校でしたが、自分の求める教育の理想と学校運営の現実とのギャップに耐えられずに5年ほど働いて辞めました。学校を維持するためには「いかに学生を確保するか」が問題であり、学生の資質は関係なく「来る者は拒まず」です。「入学金と授業料」さえもらってしまえば辞めてもらって結構、でも前期(夏休み前)とか1年の終わりに辞められると授業料が入ってこなくなるので(後期や2年次)それくらいの時期であればなんとしても学校に残せ・・とか、まあいろいろです。 心理学を学んでいるとのことですので、卒業してからすぐに教えたいのであれば学んできた学校(学部)で職業訓練指導員の資格を受けられる学校を探すことですね。 この職業訓練指導員はほぼすべての職業を網羅していますのでこの資格を必要としない学校というのは本当の意味での専門学校ではなく、おそらく「認可」はないと思います。 希望する学校があれば求人案内を出していないか確認するのが早いでしょう。私学がほとんどであるために求人を出していなくても人材として必要と感じれば中途でも採用される可能性は非常に高いです。
お礼
職業訓練指導員という資格について、今まで全く知りませんでした。確かに言われてみれば、とても重要な資格だと思います。 研究室のOBの方から、専門学校の講師は経営や生徒募集などにもかりだされるのだということは聞いておりましたが、改めて諸先輩方から教えていただけると、とても現実味が湧いてきます。 もう少し慎重に情報収集したいと思います。 本当にどうもありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。たまたま昨年、現在所属している大学院の事務室に張り出されていた、専任講師募集の紙を見て、専門学校の講師という仕事もあるのだと知りました。 残念ながら、そのような募集が今年あるかどうかは分かりませんが、運というかツテを頼らねばならないというのが現実なのですね。 本当にありがとうございます。 「別の道」も視野に入れて今後就職活動をしていきたいと思います。 また何かありましたらよろしくお願いいたします。