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アレロケミカルについて
こんにちは。 どなたか、アレロケミカルについて教えて頂けませんか? アレロケミカルのことなら何でも構いませんので、ご存知のことがあれば書き込みをお願い致します。 御返答を頂ければ幸いです。
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どうもレポートのような感じがしますが… アレロケミカルとは,他種の個体に影響を及ぼす化学物質を言います。その作用をアレロパシー(他感作用)といいます。同種の他個体に影響する場合にはフェロモンといいます。化学物質での分類ではなく,作用による分類ですからアレロケミカルでフェロモンとして作用する物質もあります。 アレロケミカル(allelochemical)の名称は,アロモン(allomone)を引き起こす化学物質から名付けられました。現在ではアレロケミカルは発信者・受信者がそれぞれ利益を得るか害を受けるかにより,アロモン(発信者+・受信者-)・シノモン(-・+)・カイロモン(+・+)・アンチモン(-・-)に分けられます。 高等植物に含有されるテルペン類を主体とする揮発成分すなわちフィトンチッド(phytontid)が微生物や原生動物を阻害するのも作用からいったらアレロケミカルの例ですし,カビの抗生作用をしめす抗生物質もアレロケミカルです。森林浴や木造住宅の方が落ち着くのも広い意味でこれにはいるのでしょうね。詳しくは化学生態学の成書をご覧になった方が早いと思いますが…