都市部での迎え火・送り火について

質問

地方在住者です。
先日、知人から「お盆の迎え火・送り火を焚く際に、東京などの住宅密集地では、火災を防ぐために松明は使わず、
焙烙(ほうろく)と呼ばれる壷に麻殻(おがら)を入れて火を焚く。」という話を聞きました。
私は生まれてこの方一貫して田舎育ちなため、都市部の事情には疎いと自覚しております。
ですが、このような習慣は今まで聞いたこともなく、知人の話をにわかに信じることができませんでした。
この「焙烙に入れた麻殻で火を焚く」という慣習は、都市部の方々にとってはメジャーなものなのでしょうか？
どうしても「そんな慣習は一部の家庭のもので、
大抵は普通に松明を焚くか、迎え火・送り火なんてしないかのどちらかだ。」
と考えてしまうのですが、実際のところはどうなのでしょうか？

回答No.2

noname#110117

私の実家（東京の八王子市・・ちょっと田舎かも？）では、ほうろく（壺ではなく素焼きの大き目の皿）におがらを焚いて迎え火と送り火をやっていました。

東京都内でも花屋さんによってはおがら・素焼きの皿などを売っている店がありますので（他に、ほおずき・縄＝吊るして飾る、まこも＝精霊棚に敷く藁みたいな敷物、など）まだ都市部でもこうした行事を行う家庭があるということでしょう。

ただマンションが増えてきた現在、やる家は少なくなっているようです。現にうち（文京区）の近所でやっているのは我が家と、隣の家、くらいかも（どちらも一軒家。周りはマンションばかり）マンションの入り口で火を焚いたら管理人さんに注意されちゃいそうですよね。

都市部でマンションの多い地域ではおがらを焚く光景はほとんどみられず、東京でも住宅地とか郊外、下町などでは行う家があるはず（多いかどうかはわからないけど）、といったところでしょうか。

うちでは、焚いたおがらの上を三回またぐ、と教わった通りにやりました。おがらの火からロウソクに火を移し、そのロウソクを持って仏壇へ、そのロウソクの火でお線香を。送るときもロウソクを使って。煙に乗って仏様がうちにやってくる、煙に乗って帰ってゆく、という言い伝えを信じている家では、やるのでしょう。

安全上、松明の代わりに提灯（仏様が暗くて迷わないための明かり）を飾る習慣になったのでは？おがらは焚かなくても提灯だけ飾るという家庭もあります。

回答No.1

noname#210617

家では、焙烙は使ったことがありません。
玄関前のコンクリートのたたきの上で麻殻で火を焚きます。
ご近所では、あまりやっていないように思います。
昔は、ナスと割り箸で『馬』を作って供えたりしてましたね。
おぼろげに思い出しました。