• 締切済み

硫酸銅を水に溶かすとどうなるか

たとえば1Lの水に0.01molの硫酸銅を溶かしたとします。 硫酸銅は溶けて銅(II)イオンとなるから [Cu2+]=10^-2となり 溶液は中性だから [OH-]=10^-7であり [Cu2+][OH-]^2=10^-16になるとおもうんですけど これじゃあ水酸化銅(II)のSpがだいたい10^-20くらいであるため Cu(OH)2の沈殿が生成してしまうことになってしまうのですが 本当に沈殿ができるのですか?実際にはできないと思うのですが…

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数3

みんなの回答

  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.1

水酸化物が沈澱するような金属イオンを含む塩の水溶液はたいていは酸性です。硫酸銅水溶液は酸性です。塩化鉄FeCl3の水溶液はもっと強い酸性です。 酸性だということは溶液の中にイオンが融けている状態でOH-が消費される仕組みが存在しているはずです。 硫酸銅の場合でいうと水溶液中にCu2+しかイオンが存在していないのであれば中性であるということです。酸性であるということは[Cu(OH)]+がいくらかの割合で存在しているということを表しています。Cu2+に配位している4つの水の中の一つがOH-に変わっているのです。 酸性になっていますから[OH-]<10^(-7)です。 硫酸銅はかなり水に溶けますから1mol/L程度の濃度も可能です。 この時のpHがわかるといいのですが。 仮にpH=4としましょう。 [Cu2+]=1、[OH-]=10^(-10) ギリギリですね。 これだと外部からアルカリを加えるとすぐに沈澱が始まるということになります。 [Cu2+]=0.01だと少し余裕があります。 ここでの考えでいうと沈澱は弱い酸性で起こります。pH<7で初めて沈澱が起こるのではありません。アルカリ性溶液を加えて元々の溶液の酸性をいくらか弱めてやると沈澱し始めるということになります。

関連するQ&A

  • 硫酸銅+アンモニア&水酸化ナトリウム

    "CuSO4aq"+"NH3aq or NaOHaq"で青白色沈殿が生じ,青白色沈殿の原因は"Cu2+"+"2OH-"→"Cu(OH)2"↓で生じる"Cu(OH)2"だと習ったのですが、そうすると生成する沈殿は同じものと思うのですが、同じmol比で実験しても、資料集を見てもアンモニア水を入れたときは少し緑がかり、水酸化ナトリウムを入れたときよりもかなり白っぽいのですが、この原因は入れた溶液の塩基性の違いのためなのでしょうか?それとも、水酸化銅以外に生成したもののせいなのでしょうか?それともその他の原因のせいですか? 教えてください。

  • 塩基性硫酸銅の合成

    硫酸銅五水和物に純水を入れ、そこへ水酸化ナトリウムを加えて吸引ろ過したところ、Brochantite(CuSO4・3Cu(OH)2)という化合物が生成しました。 ここでの反応についてなのですが、硫酸銅1molからBrochantiteは1/4mol生成されるという説明をされたのですが、どうしてそうなるのでしょうか?反応式から求めるのでしょうか?

  • 硫酸銅(II)五水和物を水に溶かした場合

    硫酸銅(II)五水和物CuSO4・5H2Oは水にはよく溶けますが、 この固体粉末を水に溶かしたときは、イオン反応式でかくと、どういう反応が具体的に起こっているのでしょうか?もともと水和物という水と仲のよいものですが、完璧にとけていたので、 イオンの状態ですよね? 青色溶液になりました。 Cu(II)イオン自体青色ですし、厳密にはCu(H2O)4^2+が配位したものでしょうが、もともと水がまわりにある状態での変化がどうなのかが気になります。硫酸銅五水和物とは、1つの銅イオン(Cu^2+)には水分子H2Oが4つ、平面に配位していて、その銅イオンの上下にそれぞれ硫酸イオンが配位していると調べたらありました。水に溶かしたとき、硫酸イオンもどういう風に配置なっているのか。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • 硫酸銅五水和物

    少量の硫酸銅五水和物を加熱して無水硫酸銅にしたものに、水一滴をたらすと、硫酸銅五水和物になり、さらに過剰に水を加えると、テトラアクア銅イオン[(Cu(H2O)4]2+ になる、ということは正しいのですか? 水酸化銅や銅イオンにはならないのですか。詳しい解説をお願いします。

  • 硫酸銅水溶液に水酸化ナトリウムを入れたら・・・

    硫酸銅水溶液(50mg-Cu/L)に水酸化ナトリウムでpH7.5に調整したところ、茶褐色の析出物が沈殿しました。 最初は銅の水酸化物かと思っていたのですが、化学辞典などで調べると水酸化銅は青色とのことです。 一体この茶褐色のものは何なんでしょう?銅はナトリウムよりもイオン化傾向が低いので、銅が析出したってことでしょうか?

  • 銅とアンモニア

    お世話になります。 塩化銅とアンモニア水を混ぜて水酸化銅を沈殿させる実験をしております。 いかに反応式を記述します。 Cu+CuCl2→2CuCl 2CuCl + 2HCl + H2O2 → 2CuCl2 + 2H2O 2CuCl2 + NH4+ + 2OH- → Cu(OH)2 + 2Cl- + NH4+ 質問 反応式はあっていますでしょうか? 銅100gに対して水酸化銅はどれだけ生成されるのでしょうか?また、水酸化銅を生成するのに必要なアンモニア水の量はどれくらいなのでしょうか? また、水酸化銅から酸化銅にするためには、どのような処理が必要なのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 銅・白金電極での硫酸銅((2))溶液の電気分解

    (高校化学にて) 硫酸銅((2))溶液を銅(+極)・白金(-極)板での電気分解すると +極では H2O→H(+)+OH(-)→H(+)+(1/2)H2O+(1/4)O2↑+e(-) や SO4(2-)→SO4+2e(-) と とならずに Cu→Cu(2+)+2e(-) となるのでしょうか? 理由は Cu(2+)の方がOH(-)やSO4(2-)よりイオン化傾向が強いからなんでしょうか? イオン化列にはOH(-)やSO4(2-)が無いんですが 多原子イオンや非金属イオンはイオン化傾向の強さはどれくらいなんでしょうか?

  • 銅について

    水酸化銅(II)の沈殿に過剰のアンモニア水を加えると沈殿が溶けて深青色の水溶液(テトラアンミン銅(II)イオン)にとなる。 とありますが、 沈殿が溶けて とはどういうことなのでしょうか? なぜ溶けたんですか? そして、なぜ水酸化ナトリウムを過剰に加えたのでは沈殿は溶けないのでしょうか? 教えてください。。

  • 硝酸銅から塩基性炭酸銅を作るときの炭酸ナトリウムについて

    硝酸動溶液に炭酸ナトリウムの熱溶液を加えて塩基性炭酸銅(炭酸水酸化銅)の沈殿を得たのですが、 このとき炭酸ナトリウム熱溶液を大過剰に加えてはいけないらしいのですがこれは何故なのでしょうか。 錯イオンを生成するからかな、とも思いましたがアンモニアがあるわけでもないし、、、よろしくお願いします。

  • 硫酸銅の製造

    学生実験で硫酸銅の製造を行いました。硫酸と硝酸の混酸に、銅版を入れてつくりました。このあとで硝酸は駆逐しています。 調べたところによると、熱濃硫酸ではないので銅版が溶けないため、硝酸を入れたみたいです。また、最初に硝酸銅が生成し、そのあとに硫酸銅が生成するらしいです。 ここまでは分かったのですが、硝酸と硫酸を混ぜたときの反応式が分かりません…。 何のイオンが生成するのか、教えてください。