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犯罪などで、かなり不条理な思いを抱いている方いませんか?
わたしは、6歳の誕生日に、横から突然、通り魔に襲われ、「ああこれが死ぬっていうことなのか・・・」意識がなくなっていって窒息する寸前で一命をとりとめました。ずーっと口をふさがれ、性犯罪が目的で、スカートや下着をぬがされました。心に大きな傷を負いました。けがもしました。泣き叫びましたが、30代かの男性だったと思います。力がすごかったので、もう少しで殺される感じでした。 犯人の顔を見たら、マスクにめがねで変装したかんじで、人相が全然わからなくて、深い帽子をかぶっており、わかりませんでした。 親は仕事ばかりしていて、ろくに口も聞く機会もなく、裁判をしていて超多忙だったため、相談できませんでした。(本当に) 中学生になって、被害者相談の電話番号にかけました。 「時効です」の一言で終わりました。それで、電話が終了してしまいました。そのとき、頭が真っ白になりましたね。子供としては、警察が助けてくれることがすべてだったんですけど。 トラウマは15年くらいかかりました。病院に通って、薬とカウンセリングで治したのですが、その費用は自分の負担です。 また、進路、就職に影響が出ました。私生活でも、道路でも、電車内も真ん中を歩けなくて端を歩いたり、端の席しか座れませんでした。 治療するまで、男性とお付き合いすることができませんでした。 このように、人生に悪影響を及ぼし、慰謝料は無し、犯人はつかまらないという、こんなに不条理なことを我慢していますが、何か、とても不条理なご経験をされた方がいましたら、お聞かせください。
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本当にお辛い体験ですね。 私自身は性被害に遭ったことは無いのですが、 友人が性被害に遭ったことを契機に、彼女を助けたいという一心で、 性暴力被害を無くすサポートなどに関わってきました。 とても辛い性被害体験を聞くと、とても胸が痛くなります。 幼少期の性虐待には、見知らぬ男性からと、身内の男性からに分かれます。 どちらも非常に卑劣なのですが、身内の男性からの性虐待は、 反復継続して行われる傾向が多く、 実父が実娘を性玩具に使うというひどいケースも中には存在します。 性暴力の起こる根っこには、男性が女性の性をモノをしてみていることにもあります。 女性の性が商品となるポルノは、顕著な例です。 児童ポルノが性暴力を生んでいると指摘する研究も多いです。 男性が女性を、男性と同じ尊厳のある人間として見ない限り、 性暴力は無くならないと思います。 啓蒙が何よりですが、性風俗のビラが街中に溢れている日本では、 果たして、本当に良くなるのか恐ろしいに疑問だらけです。 性被害の地獄から現実世界に戻ってきた人のことを、 サバイバー、または生還者と呼ばれます。名誉の称号です。 死の淵をさ迷いながらも、死なずに戻ってきてくれた偉大な勇気。 サバイバーは勇者です。彼女たちは我々性暴力サポーターの誇りです。 質問者のhachizoさまも、回答者のmiemineも、 過酷な運命に立ち向かい、自分を取り戻した勇敢なサバイバーです。 性被害は日本では認知が低いです。水面下ではとても多発しているのに。 理由として以下のことが挙げられます。 1.加害者が顔見知りであり、申告できないことが多い 実際、見知らぬ人からよりも、顔見知りのケースが非常に多いです。 2.被害者が被害を公表したくないと思う 当然です。被害を知れることは、死ぬほど嫌なのです。 3.証拠があまりない 被害者自身が勇気を持って被害を告発しようと決意したときには、 証拠が散逸していることが多々あります。 毎日あれは何だったのだろうと考え、1年、2年と経って、被害者が告発をやっと決意したときには、 加害者が事件のことをすっかり忘れているというケースもありました。 証拠が無いといって、被害者を名誉毀損で訴える加害者もいます。 本当にひどいです。 4.被害者が法的手段を知らない あれは何だったのかと客観的に分かるまで時間がかかります。 強制わいせつだったのか、強姦だったのか。 知識が無ければ誰かに訴えることもできません。 被害者が児童であればなおのこそです。 5.相談相手がいない 被害者を非難している意識が全く無いのに、 被害者の心をずたずたに引き裂くアドバイスする被害者の身内がいます。 「隙があったのではないか」加害者の詭弁です。 「被害に遭うお前が悪い」全て悪いのは加害者です。 「大したことない」毎晩眠れないのに大したこと無い? 「忘れろ」忘れることができるのならすぐにも忘れる。・・・など。 相談相手は選ばなくてはなりません。 弁護士も性暴力に無知な人が多いです。カウンセラーにも無知な人が多い。 心と身体の傷口を広げないためにも、 性暴力被害の正しい知識を身につけた相談員のいる専門機関で、 サポートを受ける必要があります。 性被害が表に出るのは、ごくわずかです。そのほとんどは泣き寝入りです。 訴えることは果たしていいことなのか。 刑事で訴えても、男性刑事に露骨な事情聴取を受け、 民事で訴えても、原告証言で弁護士から露骨な証言を求められます。 「強姦の際、原告の性器に、被告はどのように性器を入れましたか。身振りで示して下さい」 民事裁判で、男性弁護士が被害女性に質問していました。 被害女性が答えられるわけないだろう!!と傍聴をしていて怒号を上げたくなりました。 たとえ訴えたとしても、その二次被害は深刻です。 被害者の勇気が足りないというではなく、法の敷居が高いのです。 性暴力被害を受けても女性が泣き寝入りしないシステム作りがこの国には必要です。 とりとめなく書いてしまいました。すいません。
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>東京にそういったサポートセンターがあったら受けたい おすすめは、性暴力情報センター(http://www.macska.org/saic/)で紹介されている 性暴力をなくす運動をしている団体や活動の紹介一覧 http://www.macska.org/saic/hotline.html 東京にもいくつかあるみたいなので、匿名で電話してみてください。 女性相談員が相談にのってくれると思います。 メンバーは恐らくボランティアで活動していて、 あと無料の相談なので、曜日や時間帯の指定があるかもしれません。 要問合せです。匿名で大丈夫ですよ。 性暴力の視点でカウンセリングする女性カウンセラーの紹介もあると思います。 女性・・・同じ女性だからといって、分かってくれる可能性は低いのが実情です。 むしろ、すこし偏りのある考えの男性よりも考えが偏っている女性専門家も多いです。 男社会にもまれているせいか、思考まで男性化しているのかと思いますが・・・ 思い起こすと、以前、知っているケースで、 性被害に遭った女性が、男性医師は嫌なので、 わざわざ女性のカウンセラーの診察をお願いしたところ、 女性カウンセラー「合意なのにあなたが勝手に強姦と思い込んでるんでしょ?」 と言ったそうです・・・信じがたい。 また別のケースでは、男性弁護士が嫌なので、わざわざ女性弁護士に相談に行ったら、 「あなたに隙があったんですね」と断定されたり・・・ またある性被害の民事裁判では、「ああ、女性裁判官だ!分かってくれる!」 と喜んだのもつかの間、女性裁判官は、男性弁護士もたじたじの、 原告被害女性の過去の男性関係を根掘り葉掘り露骨に質問していました。 (過去にどんな男性と付き合おうと関係なく、今回の性暴力が問題なのです)もう・・・ 従軍慰安婦で国のトップは「狭義の強制性は無かった」としていますが、 性被害が悪質であればあるほど、それを語るとフラッシュバックに陥るため、 自己防衛として被害を記憶の片隅に追いやり思い出さない女性が多いです。 語られないことを「無かった」とするのは、 暴力の構造を無視し、被害者配慮を欠落したおこがましさとしか言えません。 やっとの思いで語ると、周りから差別され、いじめられ、村八分にされ、 隔絶され、嘲笑され、まともな職業につくことが許されず、 戦後、慰安婦女性たちは売春婦となっていくケースが多かったといいます。 (現代でも、性被害に遭った女性が性風俗界に入るケースは多いです) 人として生きられないのなら、口をつぐむしかない。 しかし、口をつぐんだら無かったといわれる。本当に不条理。 お上の裁きである裁判でさえ、冤罪事件で半世紀闘う人もおられる中、 物事の真実を見抜く目・思考力の育成、 それらの真実や実態に合わせた社会のシステム作りの必要性、 不条理な世の中において、常々感じております。 性暴力は何を持っても正当化されるものではありません。 加害は加害として一生憎むべきものとして存在しますが、沢山傷ついたために、 物事をとても深く省察できるように洗練され磨かれた貴殿は別次元の高みにいます。 私はまだまだ不勉強です。 なぜ暴力が起きるのか、学ばなければいけないことが沢山あります。 推察する想像力だけは、磨き続けていきたいと思います。。。 にしても、最近、子ども服コーナーを見て驚きました。 露出度の高い、女性性を過度に誇張した子ども服の多いこと! 子どもを所有物と勘違いした親は、子どもの唇に赤いグロスでも塗るんでしょうね。 その一方で小児性愛を助長するようなポルノも垂れ流し状態。 本当におかしな国です。恐ろしい。
お礼
早速、情報を提供してくださってありがとうございます。 親身になってくださって、どうもありがとうございます。 相談のサイトですが、URLにジャンプして、検討してみます。
- miemine
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hachizoさんと同じような体験をしたので、投稿させてもらいました。 私は5歳の夏休みに、公園で遊んでいるときに被害に遭いました。まだ明るく、人通りも0ではない場所で、しかも姉や友達も一緒にいる時に、犯人は、堂々と犯罪をして、すごくショックでした。 「知らないおじさんについていくな」とは教わっていたけど、ついていったのではなく、その場で急に被害にあったのです。しかも犯人は二十歳くらいの若いひょろっとした目立たない男で、「怖いおじさん」じゃなかったので、一層ショックでした。 子どもを性暴力対象に狙うほど異常な大人がいるなんて把握できない時に、生まれて5年やそこらで、ちょっとさわられるとか以上の凶悪な被害に、突然あってしまい、ひどすぎて、後半は記憶から抹殺されています。その前後はよく覚えています。 子ども心に「これは周囲に知られたら、ずっと好奇の目で見られるなどし、生きていけない」と判断し、そして、体験がひどすぎて「あれは夢だ」と思い込みました。思い込んだおかげで、何とか10代までは生きていました。でも、どこか恋愛や性的なことに対する感覚がおかしかったです。 20歳すぎてから、さすがに「夢だ」と思い込んでいられなくなり、現実と認めざるを得なくなってPTSDが発症。新聞で、性犯罪被害者に無理解な読者のコメントが載っていたことや、中学生3人の、小学生女児への集団暴行を小説仕立てに書いてあったことなどから、一層症状は重くなり、一時は危険な状態になりました。ささいなことまで悪影響がで、いつも緊張し、リラックスできる瞬間はなく、将来に希望ももてませんでした。 やはり、カウンセリング代は自己負担、カウンセラーからセクハラ発言をされたり、警察の「無料被害者相談」ではやはり「時効だから」といわれ、理不尽でした。 性犯罪が、刑罰も軽いし、被害者の負担は重く、時効は早く(数年前までは実質6ヶ月で・・・)、被害者への理解は乏しく逆にバッシングされることもしばしば、多くは犯人は捕まらないまま、被害者は放置され、心身健康に蝕まれようが、働けなくなろうが、何の支援もない、と思い知らされました。 今も、まだ後遺症は残っています。しばらく働ける状態になかったので、大事な20代前半はつぶされ、空白の履歴ができて、今も苦労することが多いです。
お礼
打ち明けようか迷われたかと?思いますが、辛い過去を投稿してくださって、どうもありがとうございました。 費用をご自分で払って、苦しみとたたかっておられ、何の助けもないと、思い知らされても、どこかに希望を見出して、がんばっていらっしゃるので、私も励まされました。
補足
同じような年齢で。お気持ちわかります。価値観が崩れたことと思います。同級生にはとても相談できません。話しても多分わからないと思います。わたしも、周囲に知られたら、ずっと好奇の目で見られると思いました。たぶん子供は立場が弱いから重荷を背負うことになりましたよね。説明だってろくにできない年齢です。 バッシングしてくる人は、襲われた経験をしてなかったりするので、 聞き流して耐えていますが、犯人に償ってもらいたいと思いますよね。きっとmiemineさんも償ってもらったらいくらか楽になりますよね。 日本の社会は、犯罪被害にあっても、何の支援をしなくても、運が悪かったで、すませてる気がします。空白の履歴ができて今もご苦労されてるといいますが、私も同じです。面接などで相当ご苦労されてますよね。この苦労を考えると、法律が変わって、仕返ししてよくなったら、私は犯人を殺せると思います。そのくらい苦労しているからです。私たちみたいな人間を置き去りにしているから、イキイキして希望にあふれることのない社会なんでしょうね。
お礼
専門的な分野からのご意見ありがとうございます。 裏付ける内容で、話が膨らみました。 信用していた人や社会から被害を受けて、さらに、自分が悪いのではとアドバイスを受けて、心を閉ざすことは多いと思います。従軍慰安婦の方でさえ、差別を受けることはあっても支援は満足にしてもらえないことを考えると、国家的に性犯罪を容認している、としか、わたしには思えません。悪中心の社会で成立していることを実感しています。子供を産むことに不安を覚えます。少し前の、「女性は子供を産む機械」発言が顕著にあらわしていますよね。心があることを忘れています。愛する男性と交わることで、家庭を守れるし、そこをすっとばして、とりあえず性行為と思っているから、勘違いしていて、恐ろしいものです。 被害者を精神科に入院させておけばいいといった感じで隠されているかもしれないし、エイズがはやるのも非常に納得できます。 東京にそういったサポートセンターがあったら受けたいのですが、有料ではないのでしょうか。教えてくださると、幸いです。
補足
理由が納得いくものでした。 そうそう、男性刑事には理解できないと思います。男性弁護士も理解できないと思います。もしかすると、彼らが性風俗に関わっているかもしれません。自分が風俗に行ったり、ポルノを使って生理的に欲求を果たしている可能性が無きにしも非ず、当然、相手の立場や気持ちになるわけもなく、深刻に受け止めるか疑問です。 サバイバーには、支援や人権が無いですね。面倒なことに、関わりたくないんでしょうね。弱者切り捨ての冷たい社会ですからね。 女性を対等なパートナーとみなさず、性の商品とみなす社会 なんでしょうね。幼児期の性体験は不必要で、心身共にゆがんで成長する人間が、大人になって、どれだけ周りの人々を悲しませるか。周りも辛いし、迷惑だと思いますね。もちろん大人になっても後遺症が出るので悲惨です。加害者はそこまで考えないで、肉欲で行動するんでしょうけど、刑罰が軽いから行為ができる。もっと自分自身に心身共に大きな痛みが残る、重い重い刑罰にすることに賛成です。加害者予備軍に罪を犯させないためにも。適正な罰が与えられるならば、犯罪をしようと思わないもの。加害者の自制心を育てる法律があるといいですね。罰が軽すぎるから、性犯罪は再犯するのでは?ないでしょうか。性犯罪は日常茶飯事じゃないですかね。犯罪を誘発させる女性の服装にも原因があると思いますが、金儲けのために、可愛いキレイな露出の激しい服をつくるメーカー、それを着せるバカ親、娘を商品に仕立てる親、男性の幼児化、日本に限っていうと、男性が幼すぎるのです。金儲けに走った教育や娯楽、出版物、広告、テレビ等の影響。刺激的なものが売れるからですかね。