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目を刺されると?

ふと、シャーペンをいじってて、疑問に思ったのですが、 人間は普通、臓器などを刺されたら死んでしまいますが、 目を刺されて死んだということは聞いたことがありません。 これは、なぜなのでしょうか? これは単に、臓器が刺されると出血多量になるからだけですか? でも、それだったら目に血はあまり通っていないのでしょうか? それとも、目は一応、臓器のように体の中に隠されていないので、 何か外部から守るための特殊なものでもあるのでしょうか? それか、僕が知らないだけで、やはり目を刺されたら死んでしまうのでしょうか? へんな質問ですみません。 ただ、周りに医者の知り合いもいないので質問しました

みんなの回答

  • kayruby
  • ベストアンサー率68% (201/295)
回答No.1

はじめまして。 看護師をしています。 そういえば何でだろうなあと思って考えてみました。夏候淳といいましたか、三国時代の中国の武将が矢で目を射られた際両親から授かった目だからと矢を抜いた時についてきた眼球を食べたという逸話がありますね。そのあとも活躍していたようだから死ななかったのですね。 結論としては、当然なのですが、目を刺されて死なないのは「この器官が持つ機能が個体の生命維持にかかわっていないから」ということではないかと思います。心臓が大きなダメージを受ければ身体にひとつしかない血液のポンプ機能が失われるので、全身に血液が回らなくなってその個体は死に至ります。また動脈が露出すると失血が多くなるのでやはり生命にかかわります。基本的に頭蓋骨や肋骨など骨の中に大事にしまってある臓器は傷つくとまずいですね。大事にしまっていないものとしては、肝臓もいろんな機能を持っている大事な臓器なのでひどく傷ついてその機能が失われるとまずいです。交通事故などで肝臓損傷が起きると、外観はそれほどでなくても中はけっこうまずいことがあります。また肝臓などの大事な臓器は酸素や栄養を多く消費するために血流が多いので、刺されると出血量も多いと思います。 その点で言うと目あたりは感覚器官で、生命という観点からはそれほど大事ではないですね。血流も腹腔内の臓器に比べたらまるで少ないし、目の後ろまで突き抜けるのではなくて目だけをくりぬかれるのなら不便だけど直接生きていくのには必ずしも必要でないですね。生命維持にそれほど重要でない器官は重要な器官と比較した場合に優先順位が低く、それだけにより無防備だということでしょうか。 もっとも目が周りを見るための感覚器官だけに、すぐ目の前に鋭利なものがあるのがものすごい恐怖心をもたらすように、なにか危険があれば比較的すぐにわかって目をつぶったり頭を動かしたりと回避もしやすいですから、その分防備も手薄、ということもあるかもしれません。

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