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ドップラー効果(音源が動くケース)
ドップラー効果で「音源が一定の速度で動く場合」で、 「音源が動いても音源から出す波の振動数は変わらない」というのは「音波を出している音源(スピーカーなど)によってもともと決まった、一定の振動数を出している」からで、波の時間的な発信間隔は同じだが音源が「一定」の速度で動くゆえ、波長(山から山、谷から谷の距離)が変わる。それゆえ発信する振動数は変わるが、「観測者の聞く振動数」は変わる。 ここで疑問に思ったのは(仮に上の説明が正しいとして、←大分不安ですが)音源が動いても発信する音の振動数が変わらんのは、「スピーカーならスピーカーによってあらかじめ一定」ということはOKか、また以上のことで内容的に理解ができてるか(できてたら何故不安なのかわからないのですが、、)ということです。式の導出も出来るし水面波のシミュレーションとかでイメージもある程度固まっているが、なんかふあんなんです。よろしくお願いします。
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走っているクルマから、観測者に向かって、1秒ごとに1個という一定の頻度で、常に同じ速さのボールを投げてくる状況を考えましょう。 この「1秒ごとに1個」が振動数に相当します。 (簡単のため、ボールは重力や空気抵抗などなく、一直線に進んで観測者に届くものとします。) まず、 クルマが観測者に対して近づいてくる状況を考えます。 クルマの立場で見れば、相変わらず、ボールは1秒に1個のペースで投げています。 ところが、 観測者の立場で見れば、ボールのスタート地点がだんだん近づき、 近づくほどに観測者への到達時間は当然短くて済みますから、 1秒当たりに1個ではなく、もっと短い時間間隔でボールが届きます。 つまり、観測者にとって「振動数」は1個/1秒ではなく、もっと大きい値(たとえば1個/0.5秒)になります。 次に、 クルマが観測者からだんだん遠ざかる状況を考えます。 クルマの立場で見れば、相変わらず、ボールは1秒に1個のペースで投げています。 ところが、 観測者の立場で見れば、ボールのスタート地点がだんだん遠くなり、 遠くなるほどに観測者への到達時間は長くなりますから、 1秒当たりに1個ではなく、もっと長い時間間隔でボールが届きます。 つまり、観測者にとって「振動数」は1個/1秒ではなく、もっと小さい値(たとえば、1個/1.5秒)になります。 なお、イメージ優先ということで、簡単のため 「音速(ボールのスピードに相当)は、静止している観測者に対して一定」 についての記述は省きました。
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- sanori
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>>> 一個ずつ投げるというイメージがものすごい役立ちます。 ひとつだけ確認したくて、、、 要するにボールを同じ時間間隔で投げるということは、同じ時間間隔で山(谷)を出している、に相当しますよね。 いぇ~す
お礼
OKです!! ドップラーはなかなか理解できず、公式を使ってただけだったんで、、やっと理解しました。物理は心底納得しないと、をモットーにこれからも頑張ってきたいと思います。
>>また一秒当たりの音源が出す波の数については、音源の動きによりませんよね? はい。 例えば1秒間だけピーピーピーピーピーと五回鳴らしたとして、音源が動いたとき、ピーの数が減ったり増えたりするのは変です。(ピーの間隔は変わっても数は変わらない)
お礼
たしかに・・・。 選挙カーでも、音源からでる言葉が音源の運動によって・・・・・・なんて事があったら変ですよね、 ありがとうございました!
質問の意味がよく理解できません。その上で回答するのもなんだか気が引けるのですが…。 音源によってもともと決まった一定の振動数を出している…の件がよくわかりません。一定の振動数しか出せないスピカーならば「ピー」としか鳴りませんよね…。 ドップラー効果の説明に引き合いに出される救急車ですが、停止してサイレンを鳴らすと「ピーポーピーポー」と音がしてますよね…この段階でピーの音とポーの音は周波数が違います…解かりますよね。停止していますから当然、救急車の前でも後ろでも『同じ音程でピーポーと聞こえます』救急車が走り出すと、前方へ行った音は音源が追いかけて来ますので「どの周波数も高音側へシフト」します。 一定時間に受ける波が増えるわけです。後方へは音源が逃げる分波が少なくなって低く聞こえるわけです。当然運転手は一緒に動いているわけですから最初と同じ音程の「ピーポー」をずっと聞いているわけです。 仮に前述の「ピー」と一定の周波数しか出せないスピーカーだったとしても。救急車が迫ってくれば「ピィィィ」と高く聞こえるますし、走り去るなら低く聞こえます。それは浪がつまるか伸ばされるかの違いです。 果たしてこれで理解の糸口になりましたか?
補足
すいません(´Д⊂すごくわかりずらい質問で。回答していただけただけでも大感謝です。 今回のキーは 「一定の振動数」っていうのは音源がの運動に関わらず、決まった時間間隔に音源が山を出している。ってことを言おうとしてたんです。波が詰まったり伸びるのもこれによりますよね。
頭をすっきりさせます。 音源が観測者に近づくケースで考えます。 http://www.asahi-net.or.jp/~zn6t-szk/Doppler.html ↑startボタンをクリックしてみてください。すると狭い間隔の波(波長をλとする)が観測者observerを襲います。 音源の移動速度をv、音源の振動数をf、音速をc、観測者の聞く音の振動数をFと置きます。 音源の速さを考えると頭が混乱するので1秒で考えて見ましょう。 速さは1秒あたりの距離ですから観測者は1秒当たりにcメートルぶんの音を聞くことになります。そこでcメートル中に何個の波があるか調べます。するとc÷λ=F個という式がえられます。 (振動数=1秒あたりの振動回数=1秒当たりに作られる波の個数) 次に音源が1秒間しか鳴らなかったとします。(1秒ぶんを取り出すと考えても良い) 1秒後、音波の先頭は音源がはじめに居た所からcメートル先にあります。1秒後、音波の後ろ端は音源がはじめに居た所からvメートル先にあります。この音波の先頭から後ろ端までの長さはc-vメートルです。音源は1秒間しか鳴らなかったので波の数はf個です。 したがってc-v=fλが成り立ちます。 あとは2式からλを消すとおなじみの式になります。 要は同じ波がcメートルの中にはF個、c-vメートルの中にはf個あるということです。
補足
あ、このシミュレーションは既に見てました。それでもすっきりしてなかったとは・・・。すいません。 1秒あたりはわかりやすいです。おそらく教科書の証明どおりt秒あたりでいきなりやろうとしたので混乱したのだと思います。 また一秒当たりの音源が出す波の数については、音源の動きによりませんよね?これがネックかと・・・。
補足
一個ずつ投げるというイメージがものすごい役立ちます。 ひとつだけ確認したくて、、、 要するにボールを同じ時間間隔で投げるということは、同じ時間間隔で山(谷)を出している、に相当しますよね。