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巡回置換

kabaokabaの回答

  • kabaokaba
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回答No.1

>(n!=1,2,…,n) ではなくて,n!=1・2・…・n だというのはともかく. 話を簡単にするために 「任意の n 文字」を 1 から n の自然数で表します. 巡回置換だけの世界で考えると。。。 一つの文字 i に注目します. σ(i)=i だとすれば σ^{n!} (i) = σ・・・σ(i) ( n! 個の σ の合成) なので σ^{n!}=i です. そこでσ(i)はiではないとします. 次に,σ^{2}(i) を考えます. もし,σ^{2}(i) = i だとしたら σ^{n!} (i) = σ^{2}・・・σ^{2} (i) ( n!/2 個の σ^{2} の合成) なので,σ^{n!} (i) = i です. そこで,σ^{2}(i) が i ではないとします. このとき,σ^{2}(i) は i でも σ(i) でもありません. もし,σ^2(i) = σ(i)とすると σ(i)=i となって矛盾です. ここで,σ^{2}(i)の候補がn-2通りになっていることに注意です. 次に σ^{3}(i) を考えます. σ^{3}(i)=iだとすれば,同様に σ^{n!} (i) = i です また,同様にσ^{3}(i)の値の可能性は n-3 通りしかありません. こんな風に順番にやっていけば,結局 合成を繰り返すごとに,σ^{k}(i)の値は i でなければ可能性が減っていきます. ずっと生き残ったとしても最後は σ^{n}(i) = i になります. 途中の k で σ^{k}(i)=i になっているかもしれません. つまり,i に対して n 以下の自然数 k(i) が存在して σ^{k(i)} (i) = i とできます. ここで n! は n以下のすべての自然数を約数にもつことに注意すれば 1からnまでの任意の自然数 k に対して ある自然数 N (n>=N)があるので σ^{n!}(k) = σ^N・・・σ^N(k) (n!/N個の合成) = k よって,σ^{n!} = e です. 一般的には,群論の一般論の初歩的なもの事項を 組み合わせるとすっきりはします. #有限群の部分群の位数とか元の位数とかの議論です.

juck0808
質問者

お礼

回答ありがとうございました! 一応、理解はできたと思うので、後は自分でやってみようと思います。 ありがとうございました。

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