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アメリカ野球の考え方

メジャーでは5点差以上で勝ってるチームは、盗塁、スクイズなどの小技をしてはいけないそうですが、この裏にある考え方は何ですか。普通に打っていくのが本来の攻めであり、盗塁のようなものは邪道だから、大差で勝ってるほうはするべきではない、という心理でしょうか。また、派手なガッツポーズもだめということですが、これは日本の柔道や相撲の考えと似ていて不思議です。アメリカの文化は喜びの表現についてはおおらかだと思うのですが、なぜ野球のこの部分は日米逆なのでしょうか。

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  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.2

小技の件はよく分かります。 要は野球とベースボールの違いです。興行であり、エンターテイメントなんですから、どれだけ"観客が"楽しめるのかが重要なのです。 ただ日本人はその気質上? 一種の苦行的なわびさびすら楽しんでしまうので、野球の方が楽しいのです。アメリカ人はベースボールの方が楽しいのです。例えていうならハリウッド映画と日本映画(今のではなく例えば小津監督とか)の違いと同じことです。 ガッツポーズの件は確かになぞです。こういう精神面の礼儀作法はかなり日本的。暗黙のルールを読み解くと、敗者を称える精神構造というか文化も明確に根付いていると思えてしまうのですが、それ以外の面だと、例えば経済界とか、勝者は称えられるし敗者は負け犬だし、厳しいのはチャンスを平等・公平にしろという所だけなんですけどねぇ? さらに暗黙のルールもかなりなぁなぁで、ベテランには適用がゆるく、新人には厳しいとか。曖昧な部分を見るとこれも非常に日本的。 ただこういう暗黙のルールもきちんと成文化されており(ルールブックに載っていないだけで)、報復措置の度合いや方法すらもきちんと暗黙のルールが定まっているという点はアメリカ的ですね。

kokutetsu
質問者

お礼

なるほど。暗黙のルールだけど、プレーヤーの頭の中には条文化されている、ということがアメリカンなのですね。そういえば、ストライクゾーンが外よりになっているのも、この類ですね。

その他の回答 (3)

noname#118935
noname#118935
回答No.4

どこで仕入れた知識なのか知りませんが、眉唾ものということはないでしょうか。 昔も講釈師みたいな解説者がいて、見てきたようなウソをよくついたもんです。 たとえば、試合も大詰め、二三塁に走者がでて、一打出れば逆転、打席に入るのが王か長島とくれば、球場は興奮のルツボ。ここでやおらキャッチャーが立ち上がる。スタンドはため息。 と解説者が、「いけませんねえ。お客さんを喜ばせるのがプロなんですから。自殺行為ですよ、こんなのは。大リーグの観客はこんなことしたら猛烈なブーイングを浴びせますから、向こうでは勝負を避けるなんてことは絶対にしません」 <すごいなあ、やっぱり大リーグって>と思いながら聞いてました。それが中継で大リーグの試合がふつうに見られるようになったら、同じように敬遠してる!観客も合理的な作戦とわかってるから、ブーイングなんかしてなかった。 また、早い回での送りバントについて、こんなウソもついてました。 「大リーグでは終盤ならともかく、こんな早い回にバントなどしません。バントはアウトをひとつ相手にプレゼントすること。合理的な作戦じゃないんですが、ま、こんなところが、野球とベースボールの違いとでもいいますか。ははは」 笑いたいのはこちらだ。見たぞテレビで。メジャーだって初回に送りバントしてるじゃないか。

kokutetsu
質問者

お礼

たしかに、アメリカの野球が手軽に見られるようになって、誤解がいくつかあったことに、最近気づかされます。たしか消化試合なのに敬遠されたとイチローがびっくりしていましたよ。

  • nana4591
  • ベストアンサー率25% (15/60)
回答No.3

アメリカの野球では暗黙のルール、これを書いてないルールと言う意味で アン リトゥン ルールと称されるものがあります。何処にも書いてない ので、これはいけないがあれはよいというような線引きはありません。た だ、根本は相手を侮辱するような行為をするなということで、野手なら次 の打席でデッドボールで狙われます。そして、打席に立たない投手なら空 振りのバットを手が滑ったようなふりをして投げつけられることもあるよ うです。また、日本の武道の考えを引いておられますが、日本の柔道選手 はオリンピックなどで憚ることなく派手なガッツポーズをしています し、相撲でも既に土俵を割っている相手をさらに突き飛ばして平然として いる横綱がいます。ただし、剣道は連綿と勝者のおごりを戒めていま す。ご記憶かもしれませんがWBCで韓国が日本に勝った時、韓国チーム が喜びのあまりマウンドに韓国の国旗を立てていましたが、日本のメデイ アは何の論評もありませんでした。しかし、アメリカのメディアは侮辱的 な行為と批判していました。これがアメリカ野球の考え方のようです。

kokutetsu
質問者

お礼

日本のスポーツ界は古き良き精神を失いつつあるようですね。しかし、柔道界も相撲界も古き良き伝統を取り戻そうと努力していると聞いています。ただ、この点についてはアメリカのほうが、現時点では優れているのかもしれません。

  • icemankazz
  • ベストアンサー率59% (1822/3077)
回答No.1

どうも今晩は! 例えば、バッターが逆転ホームランを打った時などにガッツポーズをすると、そのバッターは 次の打席で必ず報復(デッドボールなど)されることになります。 その理由は、ホームランを打たれた(勝負に負けた)ピッチャーに対して、死者に鞭打つに等し い、アンフェアな行為とみなされるからです。 確か新庄選手がメッツに入団して直ぐに、ある試合でホームランを打った後、手でホームベー スを払うようにしてホームインした行為も問題視されましたよね。 MLBで活躍している選手は、社会的な地位も上に見られていますし、お互いリスペクトしてい てプライドも相当高いですから、よほどのことがない限りガッツポーズはしないようです。 (バリー・ボンズなんかが、記念のホームランを打った時にやったのは観たことがありますが…) 大差がついている場面での盗塁やスクイズも同じような理由からだと思います。 また、点差が開いた時の盗塁は公式記録として残りません。 ご参考まで

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございます。たがいにレスペクトしているということですね。しかし最終回に6点とられて逆転されることもあるわけだから、小技で駄目押しするのも正当な行為に思えるのですが。

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