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ハコベの系統

ハコベ属の系統関係は調べられていますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • ramurame
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回答No.3

「Stellaria」に、RAPD、AFLP、RFLP、rbcL等を組み合わせて文献検索してみましたが、 残念ながら、ヒットした論文はありませんでした。 variationを組み合わせたときは、該当しそうなのが、2件ほど見つかりました。 1. Emery R J N., Chinnappa C C. Morphological variation among members of the Stellaria longipes complex: S. longipes, S. longifolia and S. porsildii (Caryophyllaceae). Plant Systematics & Evolution. 190(1-2). 1994. 69-78. タイトルからして、いかにも形態学的手法を使ったって感じですね。 2. Cai Q., Macdonald S E., Chinnappa C C. STUDIES ON THE STELLARIA-LONGIPES COMPLEX CARYOPHYLLACEAE ISOZYME VARIABILITY AND THE RELATIONSHIP BETWEEN STELLARIA-LONGIPES AND STELLARIA-LONGIFOLIA. Plant Systematics & Evolution 173 (3-4). 1990. 129-142. S.longipesとS.longifoliaの2種だけっぽいです。 文献専門のサーチエンジンでなくても、Googleなどを使って 「Stellaria」にRAPDなどを組み合わせて検索してみるのも良いかもしれません。 参考URLのようなページがヒットしましたが、これはS.longipesだけみたいですね・・・。 上記論文は実際に読んだ訳ではないですし、お望みとは違うものだと思いますので、「自信なし」、ポイントも辞退します。

参考URL:
http://www.ucalgary.ca/UofC/faculties/SC/BI/botany/chinnapp.html
aozora2
質問者

お礼

質問を締め切るとき,ポイントを発行するのは私の趣味なので…。 (というより,本当に参考になりました。)ありがとうございました。

aozora2
質問者

補足

文献専門のサーチエンジン というと,Kew Record…とかAm.J.Bot…のサーチとかがいいですか? ところで,また,“alternisepalous stamen”と“ antisepalous stamen”のことなのですが, “alternisepalous stamen”は萼と互生する雄蘂(花弁と対生する雄蘂)で,“ antisepalous stamen”は萼と対生する雄蘂の意味かもしれません。「図説 植物用語集 清水建美 著 八坂書房」のP.50あたりを読んでいて,そんな感じがしました。違うでしょうか・・・ そして,あの論文の植物 Schideaでは,“蜜腺の基部の拡大によってantisepalous stamen の付着位置を押し上げる”ことによって,“alternisepalous stamen”が外側のwhorlで“ antisepalous stamen”が内側のwhorlに配置されるという,はっきりと“obdiplostemony(内外二輪の雄蘂を有すること)”状態になっているのかもしれません。

その他の回答 (3)

  • ramurame
  • ベストアンサー率60% (130/216)
回答No.4

>文献専門のサーチエンジン >というと,Kew Record…とかAm.J.Bot…のサーチとかがいいですか? 私が使っているのは 「OVID(http://www.ovid.com/)」 と 「Web of Science(http://www.isiwebofknowledge.com/index.html)」です。 これらの会社(?)に登録されているジャーナルなら、ありとあらゆるジャーナルから検索してくれます。 職場が契約しているので、職場のサーバ経由でないと使用不可能ですが。 ちょっと調べてみたら、色々な大学の附属図書館にも、似たようなものがあるようです。 今時の学生さんが、羨ましいです(^^; >“alternisepalous stamen”と“ antisepalous stamen” 「図説 植物用語集」は、「図説 植物用語『事典』」ではないでしょうか? 昨年の7月に発刊されたようですね。身近にないので、今度手に入れて確認してみます。 情報、ありがとうございました。 現時点では何とも言えませんが、そうかもしれませんね。 私の推測だと、「alterni」、「anti」を全く無視していることになりますし。 見当違いの回答で、すみませんでした。

aozora2
質問者

お礼

あっ。「植物用語事典」でした。すみません。 “alternisepalous stamen”については, 例えば,花式図みたいなものを描いたとき,萼を基準にしたとすると その雄蘂が萼と(互生して)交互に現れることかなと思いました。 植物用語辞典で読んだのは,直接Schiedeaのそれを表したものではないのですが, 「・・・グミ属の雄しべは4個,萼筒の喉部に舷部と互生してつき・・・」や 「ミソハギ属では・・・短い雄しべは花弁と対生し,長い雄しべは互生する。」などと書いてありました。 雄蘂について,萼や花弁と互生する,というような言い表し方があることを初めて知りました。 今回の質問では,ハコベ属の系統についての論文を見つけて読むよりまず, 系統関係が調べられているのかいないのか,それを知ることが第一の目的でした。 回答を頂くことができて,いろいろ参考になりました。 いつもお骨折りを頂き,ありがとうございます。 これに懲りず,これからもよろしくお願いします。

  • nyozegamon
  • ベストアンサー率45% (895/1969)
回答No.2
aozora2
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

  • nyozegamon
  • ベストアンサー率45% (895/1969)
回答No.1

双子葉綱アカザ目ナデシコ科。

参考URL:
http://plaza.across.or.jp/~harikyu/herb/kamei.html#ナデシコ科
aozora2
質問者

補足

すみませんでした。質問の正確な内容はこういうことです。 →ハコベ属に属する種について,その種間の系統関係については 知られていますか?

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