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ISバランス?の計算式について…
なぜ式がなりたつかがよくわかりません。 民間貯蓄=民間投資+政府財政赤字+海外での赤字……民間供給資金の使われ方 とあるのですが、なにに使われるのですか?? どうして赤字ばかりを足すと貯金になるのですか? 民間貯蓄超過=政府財政赤字+海外での赤字……民間過剰資金の使われ方 これも同じく、なににつかわれるのかわかりません。 式の成り立つ意味もわかりません… 経常収支黒字=民間貯蓄超過-政府財政赤字 がなりたつ理由も教えてください。
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#1です。申し訳ないです。質問の意図を読み取れていませんでした。 改めてなぜ先述した式が成り立つのかと申しますと 国民所得は三面等価の原則により、生産面からみたGDP=支出面からみたGDP=分配面からみたGDPとなります。 支出面からみたGDPは民間最終消費支出+政府最終消費支出+国内総固定資本形成+在庫品増加+純輸出ですので GDP=C+I+G+NX・・・(1)となります。(C:消費 I:投資 G:政府支出 NX:経常収支) (1)のようになるのは以下の式を参考にしてください。 国内総固定資本形成=民間住宅投資+民間企業設備投資+公的固定資本形成 在庫品増加=民間在庫品増加+公的在庫品増加 投資(I)=民間住宅投資+民間企業設備投資+民間在庫品増加 政府支出(G)=政府最終消費支出+公的固定資本形成+公的在庫品増加 次に分配面からみたGDPですが、所得というのは最終的に消費にまわされるか、貯蓄にまわされるか、税金として徴収されるかのいずれかですので GDP=C+S+T・・・(2)となります。(C:消費 S:貯蓄 T:租税) そして三面等価の原則により(1)と(2)を連立させると C+I+G+NX=C+S+T NX=S-I+T-G・・・(3)となります。 S-Iは貯蓄超過でT-Gは財政収支の黒字を表しています。 (3)式はNX=S-I-(G-T)とも書き換えることができます。 G-Tとは財政収支の赤字のことなので経常収支黒字=貯蓄超過-財政赤字も成り立ちます。 分かりにくかったらごめんなさい。
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- daisyan
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≧それと、貯蓄超過-財政赤字=経常収支黒字 になる理由をしりたいのです… まず政府の存在しない国で考えます。 貯蓄超過について 国内で一年間に100億円生産が行なわれたとします このうち60億円相当は消費されたとします 生産-消費=100億円-60億円=40億円=貯蓄 この40億円の貯蓄のうち、30億円相当は民間が投資に当てたとします 貯蓄-投資=40億円-30億円=10億円=貯蓄超過 まだ10億円分の生産が残っておりますが、これは国内で使い切れなかった分ですから、裏から見ると、外国が使った分ということになります。すなわち日本から見れば経常収支黒字です。 政府ば税金で集めたお金以上使えば、その分国全体の貯蓄が減ります。 財政赤字分だけ貯蓄超過を食いつぶします。従って財政赤字が4億円なら経常収支の黒字は10億円-4億円=6億円になります。
お礼
よくわかりました! 丁寧に説明していただいてありがとうございます
- enterson
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ISバランスアプローチの式は (貯蓄-投資)+(税収-政府支出)=輸出-輸入 つまり貯蓄超過+財政黒字=経常収支の黒字です。(または貯蓄超過-財政赤字=経常収支の黒字) この式を貯蓄でまとめると 貯蓄=投資+政府支出-税収+輸出-輸入 =投資+財政赤字+経常収支の黒字 =投資+財政赤字+海外の赤字 となります。経常収支の黒字というのは日本の黒字のことで、その分海外は赤字となりますね。 同じく2式、3式についても上記の式を移動させると成り立つことがわかると思います。
補足
まったくわからないのですが… 式の変換はわかります… 式がなりたつ意味がわからないのです… 貯蓄の式になぜ経常収支黒字がでてくるのですか?? それと、貯蓄超過-財政赤字=経常収支黒字 になる理由をしりたいのです… この式を説明しろといわれた場合どのように説明すればよいのか… わけわからない質問ですみません…
お礼
よくわかりました! それと、分配面というのは所得合計ですか? GDI=C+S+T GDE=C+I+G+NX であってますか?? 国内総固定資本形成、公的固定資本形成、公的在庫品増加 の具体的な例というのをおしえていただけませんか? 何度も何度もすみません よろしくおねがいします…