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動的光散乱について

rio2の回答

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  • rio2
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回答No.2

ミセル粒径(高分子ミセルなので大きめでしたが)の測定は、少し経験がありますが、DLS(動的光散乱)は可能でした。まず単純に、ゴミや不純物の徹底的な除去、異方性の問題(球状か棒状か異型か)、溶媒条件、素材の散乱係数、CMC(臨界ミセル濃度)について、積算回数といったことは大丈夫でしょうか? >正しい値は、3回測定の平均をとるべきでしょうか? これは、積算回数や測定回数をソフト上で選択できると思います。 DLSは装置によると思いますが、私が知っているものは数nm~10μm程度は測定範囲です。 3.5~5.3nm、ミセルとしては最小クラスのものでSDSのミセルは、炭素数12で単層球状の詰まった構造のものでこの程度です。 ミセルについては、TEM(透過型電子顕微鏡)で形状とおおよその粒径を見て、WAXS(広角X線散乱)と照らし合わせ、SAXS(小角X線散乱)で高次構造の判定を行いました。

jun-jun28
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 不純物の除去はしているつもりですが・・・ちょっと心配になってきました。 ミセルは球状ミセルだと予想しています。CMCより濃い濃度のはずなのでミセルを形成しているはずです。 積算回数は100回なのですが、十分ですよね? 私の測定しているものは、炭素数14なので、得られた結果は妥当な範囲だと思います。 ただ、他のミセルとサイズを比較したいのですが、3.5~5.3nmと値が変わってしまって困っています。他のミセルも、似たような数字なので、このレベルでぶれてしまうと、比較にならないのです。 動的光散乱で1nmの値の違いを議論することは難しいのでしょうか? お礼のつもりが、さらに質問してしまい、申し訳ありません。

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