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密度行列
密度行列がいまいちよくわかりません。密度行列は物理量の平均を求める際にだけ使うものなのですか?あまり重要度を見出せないのですが…
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古典統計力学で 相空間内の確率密度関数を考えますが、 それの量子統計力学版のようなものです。 基礎的で大事な概念です。 これをもとに、古典統計力学同様に ミクロカノニカル->カノニカル->グランドカノニカル という形式で量子統計力学が構成されます。 古典統計では、さしたる理論的理由なしに、相空間をh^N( だったけ?) の細胞で分割したり、粒子数の入れ替えはカウントしなかったり、 という恣意的なことが必要でしたが、量子統計ではそういう必要なく、 自然にそういう結果になる。 Fermi分布やBose分布も上記の過程ででてくる。 時間発展方程式も ポアソンプラケット->交換関係(に虚数やhやらかけたもの。) という通常の量子化と同じ手順を踏んでる。 そんなところですか。
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- ksugahar
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回答No.1
統計力学でうれしい。
質問者
お礼
解答ありがとうございます。もうちょっと具体例が欲しいのですが。
お礼
解答ありがとうございます。量子統計における確率密度関数的な存在なのですね。