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もしも、食虫植物が…

taronbeの回答

  • taronbe
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回答No.8

思考実験としては面白いですね。 考えられる状況として二通りあります。 1・人間社会が、それに捕食される事に気がついている場合。 2・人間社会が、それに捕食されている事に気がついていない場合。 1の場合、その植物が極端に強くて人間では全然太刀打ちできないというケースが一つ(トリフィドはこのケースにあたります)。 もう一つは、人間を捕食することによって得られる利益が極端に大きい場合。これは人間側で、その植物の餌用の人間を飼育するといった身分社会制度社会が成立します。宗教と関連させても面白いでしょう。 2の場合は話がわりと単純で、ばれないうちは普通に捕食されるが、いったんバレてしまえば人間側で対抗措置をとってしまうか、あるいは1のケースに移行します。 そこでバレないのはどういう場合かと考えると、未開の社会ならいくらでも考えられますが、発達した現代社会となると限られます。一つはその植物が人間を完全に操縦するか、擬態してしまう場合。植物ではないですが「人形使い」とか「寄生獣」がこのパターンです。脳に寄生して自殺させて火葬されることによって種子を撒き散らすというユーカリの進化系みたいなのはどうでしょうか。 もう一つは、人間に寄生して、統計的に考えないと寿命が縮んでいるのがわからないくらいゆっくり栄養を奪っていく場合。普通の寄生虫と変わらないですが、実は既にいたりして・・・(もはや捕食とは言えないですが)

noname#31131
質問者

お礼

なるほど…、とても興味深い解説ありがとう御座います。 つまり、「状況に応じても変わる(ある意味、あたり前ですが…;)」という事ですな。 う~む…; 突き詰めていくと、ある意味「寄生」というのはどれにも当てはまるし、大きく言えば我々人間も地球に寄生している事になり…なかなか難しいですな…; しかし、人間に太刀打ちできる植物など実際に存在しうるのでしょうか…。 いえ、よくよく考えれば、我々人間の方がむしろ植物に寄生しているのかもしれませんね…。 何やら話のスケールが大きくなってしまいましたが;、以外と現実は地味ですね…^^; まあ、未だに人間に猛威を振るっているのが目に見えない小さなウイルスだったりする事を考えれば…しかし、それさえも人間は見破ってしまいました。 結局、今のところ「植物が人間を捕食対象にしない」のは、そのメリットが少ないからなのですね。 しかし、近い将来、このまま人間が環境を破壊し続ければ…。 ある意味、ありえるかもしれませんね…; それにしても、「統計的に考えないと分からないぐらいゆっくり養分を取っている」というのは、リアルというか…恐ろしいというか…私も既にいるような気がしてきました…(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル (関係ありませんが、個人的に「寄生獣」と「甲殻機動隊」は非常に面白かったです。なかなか考えさせられました。)

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