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ワイヤード接続について
トーテムポール出力のTTLを2つワイヤードOR接続すると、過大電流によりトランジスタが壊れてしまうとありました。 ではトーテムポール出力のICとオープンコレクタのICをワイヤードOR接続したらどうなるのでしょうか? 詳しく説明していただけると嬉しいです。
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壊れますね。図1で、トーテムポール側の Tr1 がONで Tr2 がOFF(出力はHレベル)のとき、オープンコレクタ側の Tr3 がON になったら、Tr1 → Tr3 に大電流が流れるので、どちらか(あるいは両方)のトランジスタが壊れます。図2はトーテムポール同士を接続した場合、図3はオープンコレクタ同士を接続した場合です。トランジスタが壊れないのは図3の場合だけです。 Vcc │ ─Tr1(ON) 大電流 → ├─────────┐ ─Tr2(OFF) (ON)Tr3─ ┷ ┷ GND GND (トーテムポール) (オープンコレクタ) 【図1】 トーテムポール出力とオープンコレクタ出力を接続した場合 Vcc Vcc │ │ ─Tr1(ON) 大電流 → (OFF)Tr3─ ├────────────┤ ─Tr2(OFF) (ON)Tr4─ ┷ ┷ GND GND (トーテムポール1) (トーテムポール2) 【図2】 トーテムポール出力同士を接続した場合 Vcc │ R 小電流 → ├────────┬────────┐ ─Tr1(ON/OFF) ─Tr2(ON/OFF) ─Tr3(ON/OFF) ┷ ┷ ┷ GND GND GND 【図3】 正しいワイヤード接続(オープンコレクタ同士の接続)
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- myeyesonly
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こんにちは。 トーテムポールがHでオープンコレクタがLの時、トーテムポールの上側のトランジスタから流れる電流は、オープンコレクタに流れ込みますが、オープンコレクタ側の出力はLなのでトランジスタはON状態になっており、電流の制限がかかりません。 従ってトーテムポールの上側のトランジスタ、オープンコレクタの2つのトランジスタがオーバーロードします。
お礼
回等ありがとうございました。
- saru_1234
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> ワイヤードOR接続すると、過大電流により 状況説明が少し足りません。 トーテムポール出力とは、High 側のスイッチと Low 側のスイッチの両方を 持っているので、 2つ(以上)の出力を繋いで、一方を High 出力, 他方を Low 出力させると 大きな電流が流れ、ストレスをかけてしまいます。 現実にはある程度の抵抗値を持っていて0Ωではないことでもあり、 壊れてしまうことは殆どありません。 少し脱線しますが... 理屈の上では Low 出力と High 出力が競合しないように、 いつも同じ動作をさせるなら問題なさそうに思いがちですが、 僅かな特性の違いにより(伝播遅延時間に差があるなど) まったく同じ動作の保証がないため、普通はそのような設計は行いません。 ただ、C-MOS 構造の論理回路出力は、同じパッケージ内に限っては (つまり同一チップ上なので、動作特性がそっくりなので)並列に接続して 駆動電流をかせぐ使い方が許されています。 > ではトーテムポール出力のICとオープンコレクタのICを > ワイヤードOR接続したらどうなるのでしょうか? オープンコレクタ出力とは、 Low 側のスイッチのみを持っています。 オープンコレクタが Low 出力で トーテムポールが High 出力だと 競合して先の例のように大きな電流が流れてしまいます。 これ以外の出力パターンなら、一応競合はしません。
お礼
回等ありがとうございました、
お礼
詳しく図までつけていただいてありがとうございました。