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CR結合増幅回路について
CR結合増幅回路を詳しく教えてください。できればわかりやすくお願いします。
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1つの増幅器では増幅率が不足する場合には増幅器を縦列(カスケード)に接続して増幅率を稼ぎます。そのとき、入力もしくは出力端子において直流電位が異なることはめずらしくありませんが、直接つないでしまうと直流電流が流れ出して動作に悪影響を与えます。このような場合、増幅器の間を接続する回路の構成として (1)結合トランスを用いる (2)コンデンサを用いる ことが一般に行われています。(2)の方式が一般にCR結合増幅器といわれるものです。Cはコンデンサの意味ですが、Rはどこにあるかといえば、増幅器の入力に必ず使われるため、構造はCRの直列結合になります。 CR結合はCがあるため直流および低周波の領域での増幅特性を制限します。また、CはIC化には向かないためアナログIC内部ではあまり使われません。
お礼
こんなに詳しくありがとうございました。これでレポートが書けそうです。