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長期投資信託の分散投資とリスク管理方法
- 長期の投資信託の予定です。各振り分けの比率が国内株、外国株、国内債権、外国債券を全て同じ割合で持つのがいいと考えていますが、海外の割合が高くなるとリスクも高くなる可能性があります。これらの投信と組み合わせた上で相談してみることをおすすめします。
- 長期投資信託の予定ですが、野村世界6資産分散投信の安定コースとDIAM世界リートインデックスファンドを既に保有しています。しかし、国内株、外国株、国内債権、外国債券を幅広く分散したいと考えています。海外の割合が高いとリスクも高いと言われていますが、自分の考えは間違っているのでしょうか?
- 月々15万円程度を投資し、5%前後のリターンを求める長期投資信託の予定です。野村世界6資産分散投信とDIAM世界リートインデックスファンドを解約しにくいという理由で保有しています。これらの投信と組み合わせた運用方法やリスク管理のアドバイスを教えてください。
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>全て同じ割合で持つのがいい ということではありません。リターンは株式で追求し、債券は資産の保全が目的です。リスク許容度が高い投資家の場合は、債券比率がゼロに近くともかまいません。また、海外資産への投資は、将来の円安リスクに備えるとか、日本経済の先行きへの不信がある場合有効かと思いますが、しかし、将来、貴方が日本円で資産を取り崩す場合、為替リスクを過度に取りすぎるメリットはあまりないと思います。 例えば20年以上の資産運用ならば、株式70-80%、債券10-20%、REIT10%という比率でもおかしくないと思います。ちなみに私の場合は、株式をレバレッジをかけて取引し、債券は売りたてて(金利上昇を予測)いますから 株式150%、債券-20%、REIT5%、商品10%、現金-45%のポートフォリオです。これでも、市場が暴落したときのリスク管理さえできていれば全く問題ないと思います。 長期での資産形成をお望みでしたら、野村の6資産ファンドの、成長型をお勧めします。国内債券10、海外債券10、国内株式35、海外株式35、国内REIT5、海外REIT5の非常に良い比率です。また、野村の6資産分散投信は、それぞれの資産クラスで、インデックス投資に近い正統な資産構成をしていますから、個人で年金資金を運用しているのとほぼ変わらない安定したリターンが期待できます。また信託報酬も納得できる水準です(0.8%弱)。私は近頃評判のセゾン投信よりもこちらのほうをお勧めします。 野村の6資産分割投信の安定型は国内債券60%と異常に高く、債券にたいして売買手数料や信託報酬を支払っていることになり、コスト高となり、ほとんど利用価値がないと思います。もし、貴方が引退間近で、国内債券に投資したい場合は、むしろ投信ではなく個人向け国債(10年変動)へ一定の割合で、ふり向けることをお勧めします。これは、個人が国内債券にアクセスする上で、非常に良い商品です。 リターンの計算は、株式のそれを10%、債券を1.5%、REITを3%と見積もると、野村の成長型はおよそ7.6%となります。一方安定型は、3.35%です。ここから売買手数料および、信託報酬を差し引いて下さい。ただし、株式の割合が大きくなると、基準価格の変動も大きくなるので元本割れも一時的に起こりうることを覚悟してください。 海外資産のほうがリターンが高いというのは錯覚だと思います。分散投資の効果は存在すると思いますが、海外資産に確定的な超過リターンが存在するとしたら、だれも日本株や日本債券の取引をしなくなると思います。
お礼
詳しい意見ありがとうございます。 20年以上の長期運用なんですが、なるべくリスクは低く、長期でなるべく手堅く利益をあげていきたいのです。 野村の成長型ですか、 郵便局に行ったら、分配がいま人気で、分配金を再投資したらこうりつがいいようなニュアンスで言われて、契約してしまいました。 成長コースに切り替えてみようかなぁ 海外はリターンとリスクの割合が大きいと聞きましたが、それは間違っていたんですね。 勉強になります。