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濡れた布は空気を通しにくくなるのか?

濡れた布は空気を通しにくくなるのですが、どう説明しますか? 繊維の織り方は荒くもない状態で、水の表面張力で繊維に膜を作るからでしょうか?よくお風呂で湯船の中にタオルを水面に一気に入れると、空気を覆ってタオルが浮きますよね。それをどう説明しますか?浮力でなく、繊維と水ですが...

  • 科学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • aster
  • ベストアンサー率70% (374/533)
回答No.4

  >濡れた布は空気を通しにくくなるのですが、どう説明しますか? 布というのは、長い繊維の撚り合わせである糸を織って造っています。糸と糸のあいだには、規則的な隙間ができています。 普通は、この隙間があるので、空気が通るのですが、それでも、糸の網が邪魔して、空気をそのまま通しません。別に水に濡らさなくても、乾燥した布でも、風に向けて、風を包むようにすると、抵抗が相当にかかります。 これを水で濡らすと、まず、糸が水に濡れます。糸は繊維を撚り合わせているので、繊維自体の撚り合わせの隙間に水が入りますし、繊維自体も膨張します。更に、糸と糸のあいだにも水が入ります。 布の目が大きいと、水の表面張力では、面を維持できないですが、布ぐらいに目が小さいと、糸と糸のあいだの隙間は、完全に水の膜で被われてしまいます。糸自身が水を吸い、ふやけて、広がり、余計に、膜形成を完全にします。 こうして濡れた布は空気を通さなくなるのです。お風呂でタオルで半球を造って、空気を閉じこめて水に沈めると、空気の浮力が発生し、膜を破る力になるので、布を通して空気が泡状に逃げ出しますが、かなり深く沈めないと、浮力が小さいと、空気がタオルのなかに閉じこめられます。 水に濡れた布は、少々絞ったぐらいでは、水分が完全に消えないのは、繊維のあいだにも水分が入り、糸そのものや繊維そのものが水を含んで、膨らんでいるからです。最後は、熱で、水分を蒸発させて取り除くしかありません。 (または、超高性能遠心脱水機などを使えば、取り除くことができるかもしれませんが、通常の布は、大気の湿気で、普通、少し、湿っています)。  

katsu22
質問者

補足

一概に布といっても、繊維のかたちに、撚り方、織り方によっては水の吸収は違いますが、布を水に濡らして水の膜を作ることは、ほぼ間違いなさそうですね。 絞った布に水が残っていることも説明として納得できます。

その他の回答 (4)

  • toagoo
  • ベストアンサー率22% (161/709)
回答No.5

他の方が、答え出してるので、余談を トレンチコートなどで、ギャバジンと言う織り方をした生地を使用します。 雨に布が濡れると、繊維が膨らみ、繊維同士の隙間が無くなり、 雨水の浸入を防ぐ事ができます。

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.3

水を吸わない化繊でも、ちゃんと水がすきまに広がれば空気をとおしにくいです。 繊維と繊維の隙間が水でふさがれているからでしょう。

  • k-family
  • ベストアンサー率34% (180/523)
回答No.2

水の表面張力だと思います。

回答No.1

布を濡らすことにより繊維が膨潤し 隙間が小さくなるので 目詰まりが起こりやすいのでは無いでしょうか。 水をたっぷり含んだタオルの方が 空気をうまく包めますよね。 表面張力が強いから水が膜っぽくなる というのもあると思います。

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