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不正をした医師の処分

 3月1日の新聞に「66人の医師が厚生省から処分された」という記事がありました。  一番キツイ処分は「殺人で医師免許取り消し」、もっとも軽いのは「診療報酬の不正請求で、医業停止1ヶ月」ということです。  診療報酬の不正請求というのは、実際の治療内容をごまかして、高い診療費を健康保険や患者に請求するということだと思います。  これは詐欺や泥棒と変わらないと思いますが、なぜ「医業停止1ヶ月」という軽い処分なんでしょうか。  私は医師免許を取り消して当たり前だと思います。  トラックの運転手が重大な交通法規違反を犯した場合は、運転免許を取り上げられます。そして運転手として今後も働きたい場合は、またイチから免許を取り直します。  医師も同じように、またイチから試験を受けて、取り直せばいいと思うんですが。  職業には貴賎はないと教わりました。  なぜ、このように医師の処分が軽いのかわかりません。教えてください。

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  • popesyu
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回答No.2

その悪質度によってピンきりだから。その辺は道交法と一緒です。 http://homepage2.nifty.com/medicalbills/sidou,kannsa.html スピード違反でも10kmと30kmではやはり減点数と罰金額が異なります。免許取り消し処分というのはよっぽどの大きな減点対象に限られています。 http://www.kenmon.net/point.html 残念なことに日本の法制度ではほぼ全般的に(特に医療の分野に限らず)刑罰の量と罪の悪質さは比例するようになっています。同じ泥棒や詐欺でも1000円と1億円の詐欺はやはり異なってしまうのです。 ちなみに >医師は自分達の既得権益を守るために、医師数を増やすのに反対しています。 出来ればソースを教えてください。そこまで医師に権力があるのならば最近の医療費削減の顕著さをどう説明出来るのか非常に興味があります。 そもそも医師の数は年々増えていっているのですけどね…。ただし小児と産科などの特定の分野ではここ数年現状維持なので実質は減っていってるのですが。一部の減っている分野で何が起こっているのかとそういう視点を持って調べてみれば面白い話は幾らでも転がっていますよ。 >医者に嫌気をさして止めてしまったという人 質問者さんは東京にお住まいなんでしょうかね?? ただ東京でも既に崩壊の兆しが見えてますからすぐに実感できますよ。まぁ産科や小児科、救急科ぐらいから始まってますから、早々利用するものでもないでしょうけど。 http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&q=%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%B4%A9%E5%A3%8A&lr=lang_ja

noname#49020
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。URLありがとうございました。参考になりました。 >医師は自分達の既得権益を守るために、医師数を増やすのに反対しています。 >出来ればソースを教えてください。 ・・・かつての武見太郎の時代と違って、医師会の力も大分衰えました。しかし、それでもかなりの影響力を持っていることは事実です。  かつて、国公立医科大学の増設に反対をしていました。医者は自分たちの権益を守るために医師の数は増えて欲しくない。しかし、自分の子供は医者にしたいから、自分の子供だけのために医科大学の入学試験や医師国家試験の合格基準を緩めて欲しいというのが本音でしょう。  産科、小児科の医者が少なくなってきているようですね。しかし、医師そのものを辞めてしまったという例は知りません。不便でキツく、儲からないところは辞める、あるいは、そういうところへ初めから行かない、ということで減ってきたんだろうと思います。  困った人を助ける商売は、また、困った人の弱みにつけ込める商売でもあろうかと思います。正しい倫理観が要求される仕事です。  医師が不正をしないという前提で成り立っている健康保険制度から、不正にお金を盗る・・・野球賭博に加担したプロ野球選手と同様に、医師の世界から永久追放してもいいくらいですが、まあ取り敢えず医師免許剥奪くらいは、やっていいように思いますが。  反省して、また医者をやりたいということであれば、国家試験を受けて免許を取ればいいわけです。トラック運転手にくらべ随分と差があるように思います。  また教えてください。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#188374
noname#188374
回答No.1

「不正」と書くと言葉が悪いですが、診療報酬の不正請求というのはその内容にいろいろなものがあります。 言葉に上っ面だけを見るのではなく、その言葉がどういう意味を持つのか、冷静になって考えるべきです。 一番悪い例は、質問者さんが仰るような「実際に行っていない治療を行ったことにする、実際には処方していない薬を処方したことにする等の診療内容をごまかして」の診療報酬の不正請求があります。 これは勿論許されることではないでしょう。 次に、保険点数などの規則を完全に理解していないか、もしくは間違って適用してしまった例があります。 これは、医療報酬を決める保険点数の制度とは、専門医でも完全な把握が難しい複雑怪奇なシステムになっており、間違えて規則と異なった請求をしてしまうことがあります。 叙情酌量の余地はありますが、ある程度の「間違えた責任」はあるでしょう。 また、単純に保険点数などを打ち込む時に入力ミスをしてしまいそのまま請求してしまったと言うものがあります。 これは上記のものと同じミスですが、上以上に単純なミスですね。 トラックの運転手でも、犯した違反によって処分は異なるのはご存知ですよね? 全ての場合で運転免許の取り消しを受けるということではありません。 医師の不正請求の面についても同じことです。 これについては医師にすら誤解されるような複雑な保険点数のシステムにも悪いところがあるのではないかと思います。 その程度のミスで医師免許の取り消しなんかをするようでは、今現在でさえ医者の数が足りないと言うのに、さらにどんどん医者が嫌気がさして辞めていって医療崩壊がいっそう進行するだけだと思いますが。

参考URL:
http://www.orth.or.jp/seisaku/syutyou/rinri.html
noname#49020
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。  今回不正請求で処分された医師は、ケアレスミスの過誤請求によるものではありません。会社の健保の事務担当者は毎月レセプトの過誤を見つけるのに大わらわの状態です。こんなもので処分していたら、ほとんどの医者が引っかかってしまいます。  処分されたのは故意による不正請求です。これは泥棒や詐欺と変わらないと思いますが。  医者の数は少ないといいますが、医者のなり手はいっぱいいると思います。医師は自分達の既得権益を守るために、医師数を増やすのに反対しています。  医者に嫌気をさして止めてしまったという人は、私は寡聞にして知りません。  お言葉を返したようになってしまい、すみませんでした。ご回答ありがとうございました。

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