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文系の大学院に進まれた方
今度の4月から大学四年生になるものです。 私は大学院に進学を希望しているのですが、ネットで文系の大学院の情報を集めていると、就職に不利だとか、社会に出ても役に立たないなどネガティブな情報が多く、進学をするのが不安になってきました。 文系の大学院に入っても後悔していない方、また文系の院を卒業された方で、自分が院に行って正解だったと思っている方の意見が聴きたいです。同じ年頃の人が社会にでて働いている中、研究をしていることに疑問を感じたことはありませんか? また、周りが就職活動をしている中、大学院の試験に備えることは相当なプレッシャーがかかると思いますが、皆さんはどのように対処していたのかも伺いたいです。 よろしくお願い致します。
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No.4で答えたものです。 現役大学3年で、院での志望専攻が環境美術で、学芸員が第一希望ですね。 それを踏まえて… ・学芸員という進路なら修士卒が要件のようなので、迷う必要は ありません。 ・(こんなことを言っては失礼ですが)もし学芸員に成れなかった 時のことを考えて、自分に付加価値を付けてください。 英語をがんばる、夏休みに語学留学する、などです ・前述の通り、24歳で内定を取れるかは、歳の問題より 性格・人柄の問題です。しっかりコミュニケーション能力を 高め、教養・見聞を広げてください。 2年後に無関係な民間企業を受けるとしたら、環境美術の修士号は、 「有利にもなりません」が、「不利にもなりません」。 しっかり勉強してがんばって下さい。 学芸員にならなくても、美術や芸術に関する仕事につけば、 きっと大学院で学んだことは生かせると思います。 (文化財を点検する非破壊検査だとか、美術史の書籍をあつかう 出版社だとか、きっといろいろあるはずです。) がんばって下さい。努力した者にだけ道は拓けます。
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- a-saitoh
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ANo.1です。 失礼しました。現在居るところが、修士で普通の会社に就職することが可能な分野なんですね。 それだったら、修士で就職するつもりでいることを含めて指導教員に相談しましょう(4月になって指導教員が決まったらすぐに)。大学院生の受け入れを決めるときに、会社員希望か研究者希望かで、判断基準が大きく変わります。 教員側の都合ですが、「どうしても研究職」といってる学生だと、よほど優秀(博士号が取れそう)でかつ研究職のポストの斡旋ができそうなあてがないと、受け入れにくいのです。 あと、指導教員が他大学の修士に進むことに関する相談に快くのってくれるかどうかは、状況次第です。
お礼
大学の教授を目指すつもりはないので、その点は大丈夫そうです。 現在の指導教授が大学院に来ることを勧めてくれていて、私もその教授を尊敬していますしできれば内部進学をしたいのですが、研究内容や教育環境を考えると他大学の院に進むほうがいいのかなとも思います。他大学の修士に進みたいとなると、教授に申し訳ないですね・・・。
今年の四月から文系の大学院に進学予定の大学四年生です。 これについては質問者さんの専門が何で、どのような分野の大学院に進学して、その課程は修士課程か博士課程かで状況が変ってくると思います。 No,3さんの紹介されているような法学や経済学関係の院で修士まででしたら就職はそれほどハンデはないでしょう。 ただし、質問者さんの専攻が文学や言語学といった人文系の分野だとすると院に進むことは基本的に就職に関してはマイナスの要素でしかありません。 人文系の院に行く事(特に博士課程)は「俗世とオサラバすることだ」と人文系の大学院の学生の方が言っていました。 参考になれば幸いです。
お礼
私の専門は法学でも経済学でもないですから、一般企業に就職する際はやはりマイナスの要素になってしまうのでしょうね。それでも、就職のことばかり考えて、研究したい気持ちを捨ててしまうのは悲しいことのように思えます。 「俗世とオサラバ」たしかにそうかもしれません。 時間は限られていますが、自分の進路についてしっかり考えてみたいと思います。回答どうもありがとうございました。
- aip-lw1125
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4月から某旧帝大の専門職大学院に通うことが決まっている 現役法学部4年生です。 No.1,2のお答えになった方とは、少し違うことを述べます。 文系の大学院には、研究職と専門職の2通りがあります。 (1)研究職大学院 (~研究科という名前が多い) ・進路は主に研究者。大学教員の道が多いですが、 修士修了段階(22才)なら民間へ就職可能。 ・(民間企業の)就職は少し厳しいとは言われていますが、 それは、「せっかく修士とったから、ここには行きたくない」 といって、選り好みするから、決まりにくいだけです。 実際企業の担当者に聞いても、「2浪と歳は同じだからあまり気にしない」 とのこと。 それから、「就職決まらないから院に行く」という輩は、決断を 先延ばしにしているのに過ぎず、2年後でも落ちるため、修士には そういう人が多々いるので修士=就職難 といわれます(要は人格の問題)。 あと、修士号の内容にも拠ります。 法学研究科で民法・会社法の勉強をしていれば、企業の法務部は 目を付けてくれます。 (2)専門職大学院 法科大学院、会計(経理)大学院、公共政策大学院であれば、 博士課程はないので、就職が主なコースです。大学もサポート してくれるし、企業もそこそこ関心を持ってくれます。 (3)研究半分専門半分の大学院 (ボクの知っている近畿・東海であれば) 神戸大の国際協力研究科、阪大の国際公共政策研究科、 名大の国際開発研究科は毎年、40~50名募集して、 みな2年後には就職します。 国際協力銀行や大手(一部上場)企業、JICAに内定が決まる人も 多いです。 入学試験も比較的((1)、(2)に比べると)簡単で、いいところに 就職できます。 質問者さんの気持ちはよく分かります。実際ボクは去年の今頃、 こんな気持ちでしたから。 大学院の試験勉強は、かなりプレッシャーもありました。 就職活動は殆どせず、エントリーもしませんでした。 でも、自分の人生は自分で生きるわけですから、 「周りが何て言っても、ボクは勉強したいから大学院に行くんだ」 という信念で1年間乗り切りました。 質問者さんに言いたいのは、 ・迷って、就職したら「勉強したかったのになぁ」といって、後悔が残り、 必ず数年後に退職して大学院に行ってしまいます(これが1番の失敗)。 ・行っても、(2)や(3)のような大学院なら就職は沢山あります。 就職できない人は、コミュニケーションや社会性に問題がある人で、 そんな人はどんな学歴でも、いつ就活しても、内定はもらえません。 分かりにくい文章で申し訳ありませんが、追加質問があれば、 遠慮なく補足を書いてください。 (その場合は、あなたの年齢(浪人・留年の有無)、研究したい分野、就職希望業種 を書いてくださるとアドバイスできます。)
お礼
私が希望する所は研究職大学院に当てはまるようです。自分が志望する分野だけではなく、もっと広い視野で大学院について調べた方がよさそうですね。 以前は就職も視野に入れて活動していたのですが、このまま就職すればきっと後悔することになるだろうと思い、今年に入ってからは院進学を目指して勉強しています。院に進学した際は環境美術を研究したいと思っています。ちなみに浪人・留年の経験はありません。やはり、悩むのは院を出てからどうするかということです。学芸員が第一希望ですが、募集をみかけたことはほとんどありません。(短期間の契約なら何度か見かけました。)学芸員は最低修士卒が条件になるようなので、大学院は不利にはならないと思います。しかしそれ以外の就職の場合、かなり厳しい状況になりそうです。しかし院の先輩に話を伺ったところ、希望する所に就職している方も結構いるようなので、あまり悲観しすぎてもいけないかなという気はしています。 今回は、とても丁寧な回答ありがとうございました。
- tatsumi01
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No. 2 のものですが、No. 1 の方の回答(私の回答執筆時には未回答でした)を見て思い出しました。 入試で、受験生の成績を見て、こいつは落とそうというつもりで合格ラインを上げることはあり得ません。万一、合格させたくない志願者が合格させたい志願者より良い得点を取ってしまったらディレンマに陥ってしまいます。合格ラインはあらかじめ決めてあります。 その代わり、多くの大学院では筆記試験と面接を併用しています。筆記と面接が50%づつの重みなら、合格ラインを50%にします。合格させたくない志願者に面接で0点をつけて落とし、合格させたい志願者に面接で満点をつけて合格させることは簡単にできます(筆記で満点や0点を取らない限り可能です)。 したがって、志願者は入試の「前」に指導希望教員に面会して、入試で合格したら指導して貰えるか確約を取っておくのが常識です。外部受験だったら内部進学の予定が確定する6月頃が適当です。内部進学なら卒業研究や卒業ゼミでの指導教員につくのが普通で、本人の成績によっては大学院でも指導してくれるでしょう。外部進学の場合は全く志願者の情報がないわけで、本人の能力と大学院での研究計画を十分説明しないと指導して貰えません。 多くの大学院では願書に指導希望教員を書く欄がありますが、ここが空欄だったり、書いてあっても当該教員が「俺は知らん」と言ったら、「研究計画不備」で面接点が0点になり、結果として落ちます。
お礼
詳しい説明でとても解りやすかったです。 指導希望教員への面会と、入学後指導して頂けるかの確約を取ることは忘れずにしようと思います。今は内部進学と外部進学で迷っている状況ですが、外部から受ける場合は研究計画と自分の能力を短期間でアピールできるよう今から準備しておこうと思います。 大学院進学を希望する際は、筆記試験より何より指導教員との相性が大事なんですね。2度も丁寧な回答ありがとうございました。
- tatsumi01
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大学院に行って何をするのが目的ですか。 法科大学院(ロースクール)は司法試験合格を目指していますが、それを除けば、文系の大学院に行く人はほとんど研究者(≒大学教員)になることを目指しています。当然、就職の道は厳しいでしょう。修了後企業に就職することを目指す人はほとんどいません。 大学院は勉強するところではなく研究するところ、と良く言われますが、その意味で現在の文系大学院は有利な就職を目指す理系よりも純粋だとも言えます。
お礼
大学院では環境美術を研究したいと思っています。学芸員資格もとる予定なので、卒業後は学芸員になることができれば嬉しいのですが、それが無理なら就職をしようと思っています。建築を学んでいるわけでもなくあくまで理論的なものですから、就職は当然厳しくなると思います。 コメントどうもありがとうございました。
- a-saitoh
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僕自身は理系ですが文系で大学院に進んだ知人の様子を見て思ったこと。 文系で大学院に進学するというのは研究者(大学の教員を含む)を目指す場合に限るとおもいます。 なお、文系だといくら勉強しても大学院入試には合格しない可能性があります。問題は指導教官に大学院進学を認めてもらえるかどうかです。研究者の素質がないとみなされると、試験のボーダーラインをあげてその受験者は落とすとおもいますよ。
お礼
研究者を目指す場合に限るんですか…何人かの院の先輩に話を伺ったところ、就職する人も割りといるようなので、院生活を生かすのは人それぞれなのかと思っていました。 院試の時点で指導教官に認めてもらえなければ、その他の筆記試験が良くても落ちるということですね。試験の前から教官としっかりコンタクトをとっておこうと思います。どうもありがとうございました。
お礼
学芸員になれなかった場合のことは、よく考えた方がよさそうですね…今の自分から考えれば、学芸員になれることは奇跡に近いと思います。付加価値をつけておくことは大事ですね。大学院で夏休みに語学留学するのは費用的に厳しそうですが、英語は頑張ろうと思います。以前中途採用に混じって面接を受けたことがあり、その際社長に人柄などは褒めて頂けたので、そこまでコミュニケーション能力は低くないかな、と思っていますが、マイナス思考が強すぎるのでそこを重点的に治していきたいです。 やっぱり美術史系の修士号は、武器にはなりませんよね。学ぶには本当に楽しくやりがいを感じるのですが、はたから見れば趣味にとどめておけという感じでしょうか。関連する職業も限られてはいますが確かに存在するので、その辺も色々と考えようと思います。 まだまだ不安ばかりですが、自分の人生には自分で責任をもって頑張っていきたいです。 何度も回答して頂いて、本当にありがとうございました。