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都市ガス地震対策

平成20年~22年辺りに、国 政府からプロパンガスの地震対策が 義務化されるようですが、(対策費プロパンガス会社負担) 都市ガスは、どのようになってますか? いろいろ問題が出てるようですが、(配管の老朽)

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  • katsup
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回答No.1

都市ガスにとって地震の際に最も怖いのは、地下に埋設されているガス管が震動で破損し、そこからガスが漏れることです。 とりわけ経年管といって埋設してから30年以上経過した鋳鉄管(白ガス管といったりもします)は、 腐食が進んでいるため、さほど大きな地震でなくても破損してしまう恐れがあります。 そのため都市ガス各社では現在、阪神・淡路大震災でも被害がなく、地震に強いことが実証された ポリエチレン管(PE管)の導入促進に努めています。 実際、この10年間でPE管の累計延長は約4倍に増加し、新潟県中越地震においても被害がなく耐震性が改めて評価されています。 とはいえ、未だに残っている経年管は都市部の建物が密集した地区であったり、 逆に郊外の地形的に工事が難しいところであったりするため、 一気に進めてしまうわけにはいかないというのが現状のようです。 また、個人の敷地内に埋設されているガス管は、その敷地の所有者の財産となるため、 ガス管を入れ替えるためには工事費を負担してもらわなければならないという問題もあり、 それも経年管の入替がなかなか進まない一因になっています。 そのほかの地震対策としては、震度5強以上の地震を感知すると 自動的にガスを遮断するマイコンメーターの普及促進に努めているほか、 供給エリアをいくつかのブロックに分け、地震の規模によってブロックごとにガス供給を停止する 緊急遮断ブロックの整備などを進めています。

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