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無限級数の変形の仕方

二つの級数Σ[n=1to∞]An、Σ[n=1to∞]nAnが、それぞれ和A,Bを持つとき、Σ[n=1to∞]n(An+【An+1】)をA、Bで表せ。注:【An+1】はAnよりひとつ多い数列とする。n+1の部分が一緒に小さくできませんでした。 Σ[n=1toN]n(An+【An+1】)からΣ(n=1toN)nAn+Σ(n=1toN+1)nAnーΣ(n=1toN+1)Anの変形がよくわかりません。教えてください。

みんなの回答

  • lick6
  • ベストアンサー率32% (25/77)
回答No.4

条件から lim[n→∞] Σ[1,n] Ak = A lim[n→∞] Σ[1,n] kAk = B と与えられているのでこの形に持っていきたいというのが回答のねらいでしょう。 Σ[1,n] k*(Ak + A(k+1)) = Σ[1,n] {kAk + kA(k+1)} = Σ[1,n] kAk + Σ[1,n] kA(k+1) ここで Σ[1,n] kA(k+1) のシグマの範囲を[1,n]から[1,n+1]にすることで Ak に直そうとしているのはいいですよね。 このとき Σ[1,n] kA(k+1) = 1A2 + 2A3 + 3A4 + … + (n-1)An + nA(n+1) Σ[1,n+1] kAk = 1A1 + 2A2 + 3A3 + … + nAn + (n+1)A(n+1) というのを見比べてみると A1 + A2 + A3 + … + An + A(n+1) 余分にでてきていますね。 ですから Σ[1,n+1] Ak を引いてやっているわけです。

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  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.3

これ、絶対収束じゃないと必ずしも言えないような。

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  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.2

 この式変形は有限級数に置き換えなくても直接、行うことができます。   [n=1→∞]Σn{A_n+A_(n+1)}  =[n=1→∞]ΣnA_n+[n=1→∞]ΣnA_(n+1)  =[n=1→∞]ΣnA_n+[n=1→∞]Σ(n+1)A_(n+1)-[n=1→∞]ΣA_(n+1)  ・・・・・・☆  ところで、第2項の[n=1→∞]Σ(n+1)A_(n+1)は次のように変形できます。   [n=1→∞]Σ(n+1)A_(n+1)  =[n=2→∞]ΣnA_n  =[n=1→∞]ΣnA_n -1・A_1  =[n=1→∞]ΣnA_n -A_1  同様に、式☆の第3項の[n=1→∞]ΣA_(n+1)も次のように変形できます。   [n=1→∞]ΣA_(n+1)  =[n=2→∞]ΣA_n  =[n=1→∞]ΣA_n -A_1  したがって、式☆は次のようになります。  =[n=1→∞]ΣnA_n+{[n=1→∞]ΣnA_n-A_1}-{[n=1→∞]ΣA_n-A_1}  =[n=1→∞]ΣnA_n+[n=1→∞]ΣnA_n-[n=1→∞]ΣA_n  =2×[n=1→∞]ΣnA_n-[n=1→∞]ΣA_n  =2B-A  ちなみに、Nまでの有限級数の式変形も上記と同じ考えて行うことができます。

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  • killer_7
  • ベストアンサー率57% (58/101)
回答No.1

Σ_{n=1 to ∞} n(A_n+A_{n+1}) = Σ_{n=1 to ∞} n A_n + Σ_{n=1 to ∞} n A_{n+1} = B + Σ_{n=1 to ∞} n A_{n+1} だから,実質,Σ_{n=1 to ∞} n A_{n+1}をA, Bで表せれば十分で,解答では Σ_{n=1 to N} n A_{n+1} = Σ_{n=1 to N+1} n A_n - Σ_{n=1 to N+1} A_n が成り立つと言っているのですね. まず,この変形が正しいことは,実際に書き出してみれば明らか. Σ_{n=1 to N+1} n A_n  = A_1 + 2A_2 + 3A_3 + ・・・ + (N+1)A_{N+1} Σ_{n=1 to N+1} A_n   = A_1 + A_2 + A_3 + ・・・ +   A_{N+1} と書いて,両辺を引き算すると,右辺は A_2 + 2A_3 + 3A_4 + ・・・ + NA_{N+1} になる.これは, Σ_{n=1 to N} n A_{n+1} です. まずこのことを確認しましょう. つぎに,Σ_{n=1 to N} n A_{n+1}からA, Bで表せるように変形することを考えます. 添え字と係数を揃えれば(Σk A_kのようにすれば)よさそうだから, Σ_{n=1 to N} n A_{n+1} = Σ_{n=1 to N} (n+1)A_{n+1} - Σ_{n=1 to N} A_{n+1} と(無理やり)変形する. 各項とも,A_2から始まる和だから,このままではA, Bで表せないが, たりないA_1を両方に加える,つまり, Σ_{n=1 to N} (n+1)A_{n+1} - Σ_{n=1 to N} A_{n+1} = (A_1 + Σ_{n=1 to N} (n+1)A_{n+1}) - (A_1 + Σ_{n=1 to N} A_{n+1}) としてみると,A_1は1 A_1でもあることから, A_1 + Σ_{n=1 to N} (n+1)A_{n+1} = Σ_{n=0 to N} (n+1)A_{n+1} = Σ_{n=1 to N+1} n A_n, A_1 + Σ_{n=1 to N} A_{n+1} = Σ_{n=0 to N} A_{n+1} = Σ_{n=1 to N+1} A_n を得る.したがって, Σ_{n=1 to N} n A_{n+1} = Σ_{n=1 to N+1} n A_n - Σ_{n=1 to N+1} A_n である.

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