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陸屋根の構造について(中古住宅)

あけましておめでとうございます。 先日、中古住宅を購入しました。 屋根を見たときに、なんだか見なれないものでしたので、これはどんな構造なのかな?と思い質問いたします。 ちなみに、以前の所有者の方に質問しても、この物件を中古で購入しているため、よくわからないと言うことでした。 以下のような物件です。 ○昭和58年築 ○ダイワハウス ○軽量鉄骨 ○15年ほど前(前所有者が取得した際)大幅リフォーム済 屋根の様子 ○陸屋根 ○まわりに防水シートがあり、中央部分に一辺30cmほどの正方形のコンクリートブロックが敷き詰めてある。 ○防水シートは、屋根の基礎?から浮いており、手で押すと弾力がある。(巨大な風船を押したような感じ) 上から見た図で表すと・・・。 +++++++++++ +□□□□□□□□□+ +□□□□□□□□□+ +□□□□□□□□□+ +++++++++++ 「+」防水シート 「□」コンクリートブロック こんな感じです。 質問事項 ○この工法の名前は何でしょう?(ネットで調べたのですが、名前すらわかりませんので、うまく調べられませんでした。) ○この工法にする意味は何でしょう。 ○まわりの防水シートが浮いているのは大丈夫でしょうか。 ○今後、メンテナンスをしようとすると、どんな方法があるのでしょうか。ブロックをすべて取り除いて、新たに防水処理をする必要があるのでしょうか。(現在、雨漏りなどの被害はありません。) ※工法の名前がわかれば、今後自分でも調べやすいと思います。 何かご存じの方、教えていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • burenmen
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.3

ダイワハウスの防水材を扱っている者です。 ●防水工法について ダイワハウスでの屋根防水工法は「塩ビシート防水外断熱機械的固定工法」か「塩ビシート防水外断熱接着工法」のどちらかだと思われます。 違いは防水層を何で固定しているかです。 機械固定工法は防水層表面か防水層裏側に丸いCDの様なディスク盤があります。そのディスクだけで下地と防水層は固定されており、その他の部位は浮いた状態になります。 なので、防水層が浮いていても心配ないですよ。 接着工法は名前の通り下地に防水層を接着させる工法なので防水層の浮きは接着不良を示します。 部分的な浮き(30cm程度の空気膨れ)は心配ないですが、防水層が暴露している部位が全面浮いた状態ならかなり心配です。 台風時の防水層の飛散・破断が考えられます。 即対応です。家庭でも出来る事なら土嚢袋で押さえる事ですね。 ●ブロックについて おそらく業界では断熱ブロックと言われる物です。 敷設目的は防水層の保護と屋根を歩行仕様にする為です。 断熱ブロックの敷設は良い事ですが、防水改修工事の際、全撤去が必要です。廃棄処理するか、再利用するかは比較見積りを取り屋上の使用用途を考え検討して下さい。 ●メンテについて 日常のメンテはドレン(排水口)のゴミを取り除く程度で大丈夫です。 また、防水層の寿命は10年~15年程度です。ブロックで隠れている部位は紫外線劣化も少なく15年~20年程度は持つと考えられます。 改修工事をお考えの場合は部分改修では防水保証が出ない為、全面改修をお勧めします。 何かあればいつでも聞いて下さい。

tkzoo
質問者

お礼

大変参考になります。 ありがとうございます。

tkzoo
質問者

補足

ダイワハウスの防水を扱っている方からの回答、心強く思います。 機械固定工法と接着工法はどうやって見分けるのでしょう。 現状は、ブロック側が全体に浮いているような感じで、傾斜を持って外側が固定されているような感じです。 購入の際に建物調査会社の一級建築士の方に見てもらったのですが、シートが浮いた部分を押して、「弾力があるから大丈夫。」と言ってみえました。 ということは、浮いているのが正しいのでしょうか。

その他の回答 (5)

  • burenmen
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.6

ディスク盤が見あたらなかったようですね。 床部で防水層が露出している幅が50cm程度ならばディスク盤がブロックのしたに隠れている場合があります。 ディスク盤は60cm×60cm程度のピッチで下地に固定されているからです。 どちらにせよ、一度防水の専門業者に改修工事の予定があるとか適当に言って見積りを取れば、現状の防水層が何なのかが一発で解りますよ。 調査・見積り程度であれば無料で行ってくれるはずです。 町の工務店クラスに依頼すると下請けの防水の職人が来る場合があるので添付のURLを参考にして防水業者を選定してみてはいかがですが。 この団体は防水工事業者の総本山みたいなものですよ。 安心して依頼できると思います。 しかし、前回の工事から15年程度経過しているならば十中八九改修工事を薦められるはずです。それは覚悟して下さい。

参考URL:
http://www.jrca.or.jp/index.html
tkzoo
質問者

お礼

ありがとうございました。 大変参考になりました。 一度リフォーム業者に見てもらおうと思います。

  • burenmen
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.5

NO.3です。 追加です。 依頼文書を良く拝見させてもらうと、15年ほど前に大幅リフォームをされた事。 この時に屋上防水も改修され、全く違う防水工法になってしまっていたらごめんなさいです。

tkzoo
質問者

補足

最初の質問内容の図を少し補足いたします。 +++++++++++++ +***********+ +*□□□□□□□□□*+ +*□□□□□□□□□*+ +*□□□□□□□□□*+ +***********+ +++++++++++++ □:ブロック *+:防水シート *と+の部分は、1枚のシートとしてつながっていますが、*の部分が若干浮いており、+に向かって傾斜しています。浮いている*の部分は、一部ではなく、周囲全体のようです。*の部分は破損もなく、弾力があります。 このように周囲全体が浮いているのは、仕様でしょうか、それとも接着したシートがはがれてきているのでしょうか。 素人目にはそういった仕様のように思えるのですが。 わかりましたらご回答をお願いいたします。

  • burenmen
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.4

NO.3です。 機械固定工法と接着工法の見分け方です。 ダイワハウスでの防水層を取り扱っている材料メーカーは数社あり、多少違いがあるのですが・・・ まず、防水層を表面を見ましょう。 機械固定工法の場合、防水層表面に直径10~15cm程度の円形のシートの増し貼り(床部の防水層と増し貼りシートの間に直径5~7cm程度の円形固定金具がある)が等間隔にある仕様と、少し確認しづらいかも知れませんが、シートの裏側に直径8cm程度の円形の固定金具が等間隔に入っている仕様の2種類あります。 裏側に固定金具がある場合はシート表面の汚れ付着具合が円形固定金具の部位だけ廻りと少し違います。 機械固定工法は円形金具部のみで下地とシートが接合されているので他の部位でのシートの浮きは普通の事ですよ。 接着工法は一般の方が目立って分かる様な特徴はありません。 円形固定金具が見られなければ接着工法です。

tkzoo
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 もう一度屋根に上り確認してみたいと思います。

  • BOOB0007
  • ベストアンサー率50% (68/136)
回答No.2

新年&住宅ご購入おめでとうございます。  早速、ご質問もお答えさせていただきます。 ○この工法の名前は何でしょう? & この工法にする意味は何でしょう。  ・・・シート防水工法です。上に搭載されている物体は断熱材のようなものだと考えれば良いでしょう。太陽熱を直接浴びますので、シート防水だけでは、室内が輻射熱で暑くなってしまいます。その暑さ対策として、屋根に発泡ウレタンが混入されたコンクリートを並べるのです(家が防止をかぶっているようなものです)。これは乗せてあるだけですので持ち上げて動かせます。また、シート防水は紫外線に曝されると劣化を起こしますので、この石をシートの上に置き、影を作る事によりシート防水の劣化進行を遅行させる効果もあります。 ○まわりの防水シートが浮いているのは大丈夫でしょうか。  ・・・大丈夫では無いですね。シート防水が浮いてきている原因にシート防水を圧着している接着剤が結露に依る劣化で性能が著しく低下若しくは役割を果たせなくなっています。シートと下地の間に空気層ができると、結露が発生し易くなり、屋根の下地材が痛みやすくなります。築年数から判断すればシート防水を葺きかえるべきなのでしょうが・・・。現在の所、漏水は無いとの事ですが、屋根裏の点検口を確認して見てください。(断熱材が湿っていないか。水染みが無いか。)一度、専門家に診てもいらい確認する事をお勧め致します。

参考URL:
http://www.tajima-roof.jp/waterproof/material/material_sheet01.html
tkzoo
質問者

お礼

ブロックの意味がよくわかりました。 ありがとうございました。

tkzoo
質問者

補足

購入時に建物調査会社の一級建築士の方に診断をしてもらいました。 その際は、シートの浮きに関して、特に心配となるような話はありませんでした。 「シートに弾力があるから、まだ大丈夫。」 という言葉でしたので、その時は全く気にしませんでした。 また、一部だけではなく、シートがすべて傾斜を持って浮いているような感じでしたので、そういった仕様だと勝手に解釈をしておりました。 そういった仕様もあるのでしょうか。

  • toso
  • ベストアンサー率57% (64/111)
回答No.1

コンクリートに見えますが、遮熱ブロックと言う発泡ウレタンの固まりじゃないでしょうか。触ってみて下さい。弾力があれば多分そうだと思います。固かったらやはりコンクリートかも・・・。ダイワハウスだけでなくその他の大手メーカーでも陸屋根にはたまに乗っています。高級仕様だと思います。乗っていない家の方が圧倒的に多いですから。ただ年数が経つとブロック表面の横側がめくれて中のウレタンが露出してきます。見た目は心配ですよね。ただ、肝心なブロックの下側はしっかりくっついているのが多かったですが・・・。古くなっても遮熱効果には影響ないと思います。 遮熱ブロックも塗って塗れない事はないです。でも塗った事ないです。 撤去したことはないので分かりませんが、結構大変そうです。撤去したあとどうするかという問題も出てきますしね。 うちは塗装屋ですので、 遮熱ブロックはそのままなぶらず、浮いたシートを撤去し、日本特殊塗料のプルーフロンと言う材料で、下塗り2回、中塗り2回、トップ1回で防水塗り直します。 塗装屋に聞けば、塗りがいいと言うし、防水屋に聞けばシートの張り替えを勧めるでしょう。専門家、何人かに話を聞くことです。 尚、先程の塗装の仕様で4000円~5000円/m2です。面積が少なすぎるともうちょっと高くなります。現場を見ていないので本当のことは分かりませんが・・・。

tkzoo
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 高級仕様と聞いてちょっとうれしくなりました。

tkzoo
質問者

補足

専門家の方のご意見、ありがとうございました。 ブロックは、さわった感じがかたく、やはりコンクリートではないかと思います。コンクリートでも「遮熱ブロック」と言うのでしょうか。 「遮熱ブロック」で検索してみたいと思います。 防水シートが浮いた感じになっているのは、やはりよくないのでしょうか。

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