不動産広告の『大型○LDK』、大型の基準は？

質問

建売一戸建ての広告を見ているとよくこんなのありますよね。

『大型3LDK　4,800万円』

でも、標準3LDKとか小型3LDKというのはついぞ見たことがありません。

この大型という表現には基準があるのでしょうか？
あるとすればどんな団体がそれを定めているのでしょうか？

ご存知の方よろしくお願いします。

回答No.1

noname#22812 · ベストアンサー

不動産の広告に関しては不動産の表示に関する公正競争規約というものが設けられております。
その中で特に「大型」というものの定義はありません。

「完璧、抜群、日本一」等の語を用いる事は原則として禁止されておりますが、例えば「地上○階建てで○m、○年○月現在、日本一高いタワーマンションです」等の具体的データを示した上であれば構いません。

上記は一例ですが、規約の主旨としては事実を誤認させるような誇張表現等は禁止されております。

今回の「大型」という語に付いては、どちらかというと抽象表現であり断定的なものではありませんので解釈が微妙です。平均100m2位の3LDK物件が多い中で200m2の3LDK物件を出して「大型」と書くならばまんざら嘘では無いとも言えますので。
但し、規約を厳密に運用するのであれば、面白みはありませんが曖昧な抽象表現を省いて「200m2（約60坪）の3LDK」などとするべきなのでしょうね。

規約に則って見た場合、現実的には怪しい広告も多々ありますが、各々経済活動をしている訳で、余程の虚偽や不正でもない限り告発される事は少ないのが現状です。

お礼

beyondthetimeさん、とてもわかりやすいご回答ありがとうございます。
たしかに『大型』については、その人の感覚の問題だと言われてしまえば、誇張表現だとの指摘もできないあいまい語です。
あまり気にせず、○LDKの枕詞くらいに思っておくことにします。