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ジルコニア(セルコン)とメタルセラミックについて
- ジルコニア(セルコン)とメタルセラミックの比較を知りたい
- ジルコニア(セルコン)は金属アレルギーの心配もなく、見た目も優れている
- メタルセラミックと比べてジルコニア(セルコン)のメリットは多い
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質問者が選んだベストアンサー
オールセラミックの最も良い点は、やはりその自然な色や質感の再現性でしょう。 内部に金属が無い事から、光が天然の歯と同じように内部で拡散するので、メタルボンドでは得られない自然感が魅力です。 特に歯茎との境目部などは大きな差が出ます。 オールセラミックの弱点としては強度上の心配がやや有る事です。 全体がセラミック製のためどうしても衝撃に弱く、割れや欠けの心配が有りました。 しかし、昨今登場のジルコニアベース(最内層がジルコニアのキャップ)のオールセラミックはその不安をかなり払拭した物かと思います。 ジルコニアの強度は金属にも匹敵するように感じます。 日本国内での認可は最近ですが、欧米では既にかなりの実績があります。 メタルボンドの利点は、オールセラミックよりも土台の歯に対する適合制度が良いことと長く歴史のある信頼出来る方法といった点でしょうか。 オールセラミックはどうしても「緩め」の冠になりやすく、接着操作を誤ると脱落の危険があります。 その点メタルボンドの方が良好な結果が得られる場合が多いと思います。 ポーセレンマージンテクニックなどを使用すればブラックマージンの心配は少なく、又高カラットの貴金属をベースにした物でしたら金属の変質の心配はほとんど有りません。 どちらが良いか、と言うかよい物が出来るかどうかはほとんど術者、特に歯科技工士の技量次第で、その差は相当大きな物が有ります。 メタルボンドでも十分以上満足の行く物が出来る場合も有りますし、オールセラミックでも妙な物が出来てしまう可能性も有ります。 サンプルは同一の術者のもの出ない場合も有りますので注意が必要です。 しっかりとした回答にはなっていませんが?よろしければ参考になさって下さい。
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- hide3372
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ジルコニア(セルコン)サイトを見る限り、200万症例もあるようですので安心では・・・。また取り扱っている会社も大きそうですし。
お礼
長旅のためお礼が遅くなりまして申し訳ありません。 回答いただき本当にありがとうございました。 かなり信頼が置ける材質なのですね。安心しました。
- katatumuriojisan
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オ-ルセラミックとメタルボンドの混在について。 ○色 ほとんど問題ないと思います。左右の中切歯(真ん中の歯)がそれぞれ違っていたりすれば少し問題ですが、前歯と小臼歯などといった場合でしたら全く問題はないと思います。 ○強度 こちらも、前歯と奥歯では力の掛かり具合が違いますので問題ないと思います。 ジルコニア、といっても最内装に使われているだけで、表面は通常のセラミックと大きく異なる物ではありません。 そもそも自分の歯とセラミックの歯が混在しているわけですので、こちらの強度の違いの方が問題かもしれません。 審美的に必要な部分だけオールセラミックにして残りをメタルボンドということでしたら、予算も少しは低くなりますよね。 ぜひ担当の先生に相談してみてください。
お礼
長旅のためお礼が遅くなりまして申し訳ありません。 回答いただき本当にありがとうございました。 何度もお答えいただいて感謝です。やはりメタルボンドはかなり黒っぽく見えたので、後悔しないためにもセルコンでそろえようと思います。
お礼
とてもわかりやすく説明していただいてありがとうございます。感謝感激です!!! ジルコニアはかなり強度のあるものなんですね。あとは、審美性をとるか適合性をとるかですね。もう一度よく考えてみたいと思います。本当にありがとうございました。
補足
甘えついでにもうひとつ質問させていただきたいのですが…。 私の場合、かなり本数を入れるのですが、その場合、前歯部分(3番まで)は審美性を重視してジルコニア、4番以降の歯は前歯ほど見えませんし、大きな力がかかるので適合性を重視してメタルセラミックという選択もありでしょうか。それとも、ひとつの口腔内で種類の違う冠が入ると後々悪い影響が出るものでしょうか。強度の違いにより噛みあわせが狂うとか、色あわせが難しく極端に不自然になるとか…。もしそうならどちらかに決めようと思います。もう一度お力を貸してください!! よろしくお願いいたします!!!!