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振動モードは遷移する?

ある建物Aには振動モード1とモード2があり、モード1は周波数30HZ、モード2は40Hzの振動で起こるとします。そこで建物Aに周波数30Hzの振動を永久に与えた場合、モード1しか起こらないと考えていいのでしょうか?もしくは共振周波数が近いモード2もまれにひきおこるのでしょうか?あるいはモード1とモード2をいったりきたりするのでしょうか? 振動工学に当方詳しくないもので、もし条件や前提が足りない場合は、仮定して教えてください。

noname#70701
noname#70701

みんなの回答

回答No.2

外力が「純粋に 30Hz であっても」です。 お寺の釣鐘は、一つしかモードを持たない1自由度系だとみなせます。その固有振動数が3Hz だとしますと3Hz の外力だけではなく、2.9Hz でも、0.1Hz でも揺れます。典型的には 0Hz (静的な力)にも対応して中立位置から変位します。 モード(固有振動)は、それでしか揺れない振動数を意味するのではなく、「自由振動する振動数」を意味します。外力が加われば、その外力に対応して振動します。 減衰機構とモードの独立性の関係につきましては、外力とは無関係です。詳細には別に質問をお立て下さい。

noname#70701
質問者

お礼

当方 振動について勘違いしていたようです。Linandtete様の的確な回答で気づくことができました。ありがとございました。

回答No.1

建物に作用する外力は「地震力」か「不平衡の回転体」だと仮定します。 この場合、モード2も 30 Hz で起振されます。共振しないだけです。 逆に、1次のみを励起させる特殊な(2次モードの刺激係数がゼロである)荷重パターンを作用させれば(当然ながら)2次モードは生起しません。ただし後者の場合も、現実には、減衰機構はモードで独立していないことが多いので、微小な2次モード成分が混入しているはずです。

noname#70701
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。モード2も 30 Hz で起振される理由は何でしょうか?外力に40HZの周波数成分が含まれているということでしょうか?もしくは30HZと40HZでは周波数が近すぎて、モード2も共振しないだけでおこるという考えでしょうか?  なお、減衰機構でモードが独立していないというのは、外力が減衰している間は様々な周波数成分を含み、たとえば今回はそのなかに40HZもあると考えられるから微小な2次モード成分が混入しているはずだという考えでよろしいでしょうか?

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