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WISC(知能検査)について。。
こちらの部屋の方が分かる方が居ると思いこちらに質問させていただきました。 小学生の姪っ子2年生が1年の頃から担任に「勉強がかなり遅れている」と指摘され今現在の担任も指摘されています。 そして今週WISCのテストを受けさせたいと担任から言われ了承しました。 今現在の姪っ子の学力ともうしますとまず1年の頃の感じも半分以上掛けない。1から100までが正確に数えられない。時計も全く読めない。宿題をし終わるのに3.4時間かかる。なにしろ集中力が0に等しいというほど全く集中力がなくやる気も有りません。 そして悪いことをして怒られても「にやにや」と笑い「悪いことをした」という判断はすぐに出来なく大人がかなり怖い顔をして怒ることにより分かるようです。そして2年生にも関わらず未だに幼児言葉ともうしましょうか例えば「だから」と言う言葉が「らたら」になってしまったりしています。 こちらは姪っ子は注意欠陥障害や学習障害を疑っていますが担任は「こちらでは判断出来ませんので」と言うばかり。しかしそういう割には WISCを受けさせようとする事は多かれ少なかれ担任も知能にもんだありと考えているのではないでしょうか? WISCという知能検査は姪っ子の場合この病気を疑って行う物なのかそれともあくまでも知能を調べるだけの物なのか・・・・ 担任曰く「○○ちゃんにどのように勉強を教えていけばこれを受けることで分かるようになるために受けさせてみたい」と言うことです。 上記のみで何か分かる方居ましたら教えてください。
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はじめまして。 養護学校の教員をしています。 担任から知能検査実施の申し出があったとのこと。 疑問に思っていらっしゃるのは、 ・担任はお子さんの知能に問題を感じているかどうか ・WISCで何が分かるのか(障害の有無が分かるのか?) ・その他、分かることがあれば ということでよろしいでしょうか。 >今現在の姪っ子の学力ともうしますとまず1年の >頃の感じも半分以上掛けない。1から100まで >が正確に数えられない。時計も全く読めない。宿 >題をし終わるのに3.4時間かかる。なにしろ集 >中力が0に等しいというほど全く集中力がなくや >る気も有りません。 というのは確かに、軽度な知的障害があるか、LDやADHDといった軽度発達障害が疑われる状態でしょう。ただ小学校低学年のうちは、障害がなかったとしても、集中力がなかったり勉強に興味がもてずに漢字が書けないことも可能性としては否定できません。発達障害のあるなしで、指導の方針(配慮点)は異なります。例えるなら、しかめ面をしている子供が、怒っているのか胃が痛いのかによって対策が異なるように。 なぜ、できないのか。 その原因を探るために、知能検査は有効なのです。 内臓疾患があったとしても、聴診器や触診だけでは症状の有無があるかどうか、どの程度の症状かは、詳しくは分からないでしょう。やはり血液検査などの、客観的で詳しい状態を探ることが、正確に診断し治療方針を決める上で必要なのです。 知的発達の詳細を知ることで、発達障害の有無を診断する助けにもなりますし(大抵の医師は診察時に知能検査をします)、担任が知能検査の結果を分析できる方(もしくは分析できる人に助けてもらえる方)なら、実態を把握し指導方針を決定する際の助けにもなります。 >WISCという知能検査は姪っ子の場合この病気 >を疑って行う物なのかそれともあくまでも知能を >調べるだけの物なのか・・・・ というのは、どちらにも活用できるということです。 やはり客観性のある詳しい検査結果をもとに、お子さんを理解していくことが必要な時期なのでしょう。お子さんにとっても、上記のような状態で学級にいることは、時間の無駄になりますし、必要な学習ができなければ苦しくなってきます。 教員として経験があるといっても、発達障害を持つ子の教育についての専門的な知識や経験がなくては、素人同然といってよいでしょう。また、ADHDは医師の診断により決まることなので、「LDじゃないか?」「ADHDじゃないか?」と言うことは、教員が勝手に決め付けることになりますから、何らかの障害を疑っていたとしてもストレートに言うことはないでしょう。 実際に、不注意な教員が「~が疑われる」と言ったことで家族が猛反発し、一切の検査や受診を拒否し、お子さんに有効な手立てが講じられなくなったというケースもあります。一番困るのはお子さん本人であり、そのお子さんが適切な教育をされないまま手に余る状態で成長してから困りはてるご家族の方たちなのですが…。 >こちらは姪っ子は注意欠陥障害や学習障害を疑っ >ていますが担任は「こちらでは判断出来ませんの >で」と言うばかり。しかしそういう割にはWISC >を受けさせようとする事は多かれ少なかれ担任も >知能にもんだありと考えているのではないでしょ >うか? 質問者の方がお書きになった状況を前提にすれば、何らかの問題があると十分に想定できます。ただ、担任の方は、思い込みで語るような不注意な方ではないと思われるとよいのではないでしょうか? 一番大事なことは、「障害の有無」ではなく、「どう支援すれば効果的か」を明らかにすることです。 例えば、ADHDのお子さんは「集中力がなくやる気がない」と見られがちです。しかしそうではなく、自分の興味のあること「だけ」に「強烈に」集中している状態だと考えられます。やりたいことなら、「どこまでも」やる気を見せます。つまり、ADHDのお子さんは自分の興味あることに集中しすぎるので、他に目が行かなかったり、気がとられてしまうのだという特性があるのです。視野が極端に狭いというか。そういう実態が分かれば、集中できるように情報量を整理するとか、教材を工夫するとか、実態に応じた工夫をすることができるわけです。 あくまで、これは一般的な例ですが…検査をすればもう少し細かい配慮点も分かってきます。 そういうことを学校としても取り上げていきたい、という意思表示なのではないでしょうか。 私が感じたのは、こういうことでした。 以上、失礼します。 よりよい連携ができることを願っています。
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- cough
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専門家ではないのですが宜しいでしょうか? 学校側としては、WISCの検査をどのような意図で勧めているのかはわかりませんが、 個人的には、担任の先生の仰ることが最大の問題だと思います。 知的な部分では問題のない発達障害があります。 その場合には、他の児童と同じ働きかけでは理解することが難しかったりします。 そのため、その不得意な部分を把握し、 それに見合った対応が必要になると思います。 わたしの息子も先日、WISCをしてきました。 結果、言語性に関してかなり不得意な部分が多く、 動作性がとても良かったです。 また、K-ABCも受けており、 2つの検査から、言語が不得意である事と、 短期記憶(聴覚)が苦手だということ知りました。 その対応として、視覚から入る情報が有効である事を知り、 カードなどで様々なことを学習するようにしています。 その子がどんな場面で困っているかは、 本人も理解していない場合も多いため、 指導していくことがとても難しいと思います。 >そして悪いことをして怒られても「にやにや」と笑い「悪いことをした」という判断はすぐに出来なく大人がかなり怖い顔をして怒ることにより分かるようです。 人の表情を読み取るのが苦手なのではないかと思います。 そうなると、注意欠陥障害や学習障害だけではないかもしれないです。 息子と同じタイプかもしれません。 親御さんのお気持ちも理解できます。 受け入れることはとても難しいと思います。 もし、現状のまま問題がないと思うのならば、 無理に検査をしなくても良いとは思います。 でも、宿題に何時間も掛かるというのは、 本人にとっては苦痛だと思いますし、 勉強の仕方が合わないのかもしれません。 下記のサイトで、学習面のチェックが出来ます。 宜しかったら覗いてみてください。 「軽度発達障害フォーラム」 ・児童生徒理解に関するチェックリスト(学習障害版) http://www.mdd-forum.net/index.html
- ao-b
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勉強中の者です。文意を捉えきれていなかったら申し訳ないのですが・・・ WISCの用途としては、質問者様ご指摘の通り、両方ありえます。「○○障害」というラベリングを裏付けるため、もしくは単に知能を調べるため(いや、単に調べてお終いということは無く、例えば授業に生かすなど、何らかのフィードバックがあるとは思いますが)。しかし、普通の学校の普通学級(障害児学級ではない)の担任がおっしゃったのですよね。一応、「○○障害」と診断するには、それなりの資格が無いといけないのですが、担任はその資格を持っておられないために、「判断出来ない」とおっしゃった可能性があります。 だとすれば、私は担任のおっしゃる検査の意図は納得できます。上にも書いたとおり、「自分は断定する資格は無いが、ヒントとして授業に生かすことはできるだろう」という意味でおっしゃったのかもしれないと思うのです。 この意見が見当違いでしたら、補足いただければまた考えてみます。