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寸法公差

A±a、B±b、C±cの寸法からなる組み立て品のA-B-C(A>B+C)で計算される部分の寸法公差は計算上-a-b-cから+a+b+cまでの値を取ると思いますが、√(a^2+b^2+c^2)という考え方があると聞きました。 この考え方はどういう考えからきているのでしょうか。 宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1

A、B、Cのそれぞれの分布は一般的に正規分布になると考えられます。 その前提に立つと、A,B,Cのそれぞれの期待値(平均値)と標準偏差が与えられれば、これらを加減算したときの合成した正規分布は 合成値の期待値=A,B,Cの期待値の加減算 合成値の標準偏差=√(標準偏差の2乗の和) となります。 ここで、3×標準偏差(3シグマ)を考えます。これは全体の99.7%がこの範囲に入る事を意味します。3シグマを仮に公差とみなすとすると、ご質問の式が出てくることになります。 後は、3シグマ(実は4シグマでも5シグマでもよい)を公差とみなすという考え方を受け入れるかどうかだけです。

morion2
質問者

お礼

ありがとうございます

その他の回答 (1)

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.2

推定ですが。 「-a-b-cから+a+b+c」の値を採るときは、最大値となり全てカバーされます。 一般に「A±a、B±b、C±c」のように両側公差を採る時には、製造・加工・工作・処理などによって生じるばらつきは、正規分布するものと考えられます。 そこで、これらの組み合わせの確率を考えて√(a^2+b^2+c^2)の値を採るものと思われます。 実際の設計などの業務の際にも、最大値を考慮すると経済的にも技術的にも、しばしば困難を感じて、これに近い公差を採ったこともありました。 因みにA+a-0のように片側公差にするとそれなりに偏った分布をしたりします。 脱線ですが、実際には、現場により管理データを取って公差を調整するのが良いのかもしれません。

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