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超入門者。やはり、どうしても理解に苦しみます。
「」内は私のほぼイマジネーションによる回答です。 正しい答えをお願いします。。。 ■Q1■日経平均株価先物・日経株価指数300先物・日経225mini・東証株価指数先物 とは物理的にどういう形をしているものか? 「紙切れです。 『日経平均株価先物』と書かれただけの、ただの書類です。」 ■Q2■では、一番最初の時に何故その『ただの書類』(実体の無いモノ)を買う人がいたのですか? そして何故、今現在もそんなモノを売り買いする人がいるんですか? 「証券取引所のデッチ上げが上手くいったからです。 当初証券取引所は、ただの紙切れをデッチ上げ祭り上げたのです。 あなたが今、あなたの髪の毛を1本30万だと勝手にデッチ上げるのと全く同じことです。 紙切れに過ぎない書類に、その日の日経平均株価の値を勝手に付けてみたところ、 何故かそれに群がって買ったモノ好きな人達がいたことから全てが始まりました。 最初は売買する人は少なかったのですが、売買が売買を呼び、年月が経ち、少し ずつ取引をする人が集まるようになって売買が活発になり、最初は単なるでっち上げ に過ぎなかった紙切れの売買が、多くの人が集まることによって、様々な思惑の上で マネーゲームとして今日も立派に成り立っているのです。 では何故一番最初にただの紙切れを買った人達がいたのかというと、その人達は このように将来活発に売買される状態になるということを予測していたからです。 その他の半信半疑だった人は、様子を見守り、後から市場に参戦してきたというわけです。」 ■Q3■では何故、日経平均株価先物の値が日経平均株価と近くなるのですか? 全然関係ないじゃないですか。 「それは人間の心理的な要因からです。面白い現象ですがそういうものなのです」
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ようやくご質問の趣旨が分かりました。まるで間違いとは思いませんが、「日経平均先物が架空の資産を売買している」と思うのは、ちょっと「よろしくない」と思います。それから、差金決済だから日経平均という「仮想商品」が売買できるのでもありません。 >日経平均株価を取引する、というのはどういうことなのか? 日経平均株価「先物」を取引する=日経平均株価と連動する銘柄群(=ポートフォリオ)を、SQ寄付で売買する約束をする。 と理解してください。「日経平均株価と連動するような銘柄群」とは、具体的には(みなし額面の違いなど細かい話を無視すれば)、「225銘柄全部1000株ずつで構成される銘柄群」です。 日経平均株価指数自体は、計算されて出てきたものですが、日経平均先物取引の売買対象は、現実の225銘柄の株です。そこはちゃんとわけて考えてください。それが分かっていれば、裁定取引が何故できるのかも、より容易に理解できるはずです。(連動するポートフォリオが作れるからです)また、日経平均先物が225銘柄のポートフォリオの売買である以上、その売買が成立して当然です。 少し一般論について書きます。 日本の国債先物取引で売買されているのは、6%のクーポンの国債という仮想の債券ですが、満期までに反対売買をしないと、現物の受渡決済になります。受渡適格銘柄として、残存約10年の国債が予め決められいて、「仮想の6%国債」と個々の銘柄との交換比率も決められています。その比率は、仮想の国債と受渡される銘柄が複利ベースでほぼ等価値になるように決まっています。 つまり、仮想商品と現物との連動性を維持するのは、現物との合理的な交換関係であって、満期時の差金決済はそのひとつの手段に過ぎません。 「現物との価格の連動性」は、先物の商品性に大きな影響を及ぼします。連動性が薄ければ、先物だけ勝手に動き、当然、ヘッジにも使いにくくなります。 商品先物の場合は、個人が倉庫と契約して倉荷証券を受渡しに使うというのは大変ですから、たしかに差金決済は、何かと便利です。しかし、国債先物の例でわかるように、差金決済は、「仮想の商品」を先物にする為の必須条件ではありません。 また、日経先物で、225銘柄での現物受渡を認めたら、相当面倒な事にはなるでしょうが、本質的に商品として成立しなくなる訳ではありません。仮想の商品であるか否かよりも、「先物の売買対象の商品に、できるだけ幅広い商品と、合理的な連動性をどうやって持たせる」事のほうが重要です。だから、穀物先物では、産地毎に、標準の商品との価格差を取引所が決めたりしている訳です。仮に、標準の商品が仮想のものであっても、それと現実の産地毎や品質毎の現実の商品との差が合理的に決められるのであれば、国債先物同様、受渡決済も可能です。 金融の世界では、同じリスク&リターンを持つものは、同価値のものとして考えます。例えば、225銘柄を千株ずつ買うのと、日経先物を買い建てるのはほぼ同じ、という意味です。 かつて(ずぅっと前)、私の上司が、ブローカーに向かって「株式先物は値動きが荒い」と言って、横にいた私が赤面した事があります。「先物はリスクが高い」というのなら、まだ「気持ち」は理解できますが、日々上がる銘柄&下がる銘柄色々あるものの平均である日経平均が、個別銘柄より値動きが荒い、なんていうのは、一般論としては成立のし様がありませんよね?先物を1枚買う事=225銘柄を1千株ずつ買う事、という本質が分かっていれば、「先物はリスクが高い」、「値動きがあらい」などというオオボケは絶対に出てきません。リスクを感覚的に図る能力(というか基本常識)が、その上司には欠落していたのです。ちなみに、その上司は含み損状態になると、固まってしまって何もできなくなるヘタクソな人でした。
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- tomomonkey
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1 形なんてありません。目の前の数字を売買するだけです。 2 先物は、大口が持ち合いした株の下げリスクをヘッジした市場です。 3 裁定取引です。
お礼
ありがとうございます。わかってきたような気がします。 --------------------------------------------------------------- ■Q1■日経平均株価先物とは物理的にどういう形をしているものか? >形なんてありません。目の前の数字を売買するだけです。 つまり日常生活の感覚から言えば「デッチ上げ」というか「こじつけ」ですよね? 言うなれば「日経平均株価先物とは、ある目的のためのデッチ上げ商品」。 ※ある目的=大口が持ち合いした株の下げリスクをヘッジした市場を作りたかった・欲しかった ---------------------------------------------------------------- ■Q2■一番最初の時に何故その実体の無いモノを買う人などがいたのですか? そして何故、今現在もそんなモノを売り買いする人がいるんですか? 大口が持ち合いした株の下げリスクをヘッジする市場を作ろうと思った人が作り、 実際にそのようにリスクヘッジしたいと考える人達が集まって売買しているから。 ---------------------------------------------------------------- ■Q3■何故、日経平均株価先物の値が日経平均株価と近くなるのですか? 大口が持ち合いした株の下げリスクをヘッジする市場なので、彼らの 投資の方法を考えると、自然と現物と先物の値は連動するようになる。 ---------------------------------------------------------------- ↑以上3つ正しいでしょうか?
- tiuhti
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う~ん、自ら超初心者と名乗る方には申し訳ありませんが、違います。日本株だけしかご存じないとこういう発想になるんでしょうかねぇ。 「先物は紙切れ」という意味がぴんと来ませんが、とにかく先物の本質は、「○月○日にいくらで、XXをいくつ、あなたに売ります(あるいはあなたから買います)」という『約束』です。 仮に、月曜日から土曜日まで毎日約定されるが、現物と代金の決済はすべて日曜日に行われる株式市場があるとします。月曜日に買った人(=厳密に言えば、日曜日に現金XX円と株式YY株を交換するという約束を、月曜日にした人)は、火曜日に転売してもなんら問題はありませんね。日曜日になったら、月曜日に株を買った相手から、株を受け取り、それをそのまま、火曜日に株を売った相手に渡せばいい訳ですから。現金の方は、株と逆の向きの流れをすればいいだけです。ただ、買った値段<売った値段なら、その差額が手元に残るし、逆であれば、自分の財布から少し金を足さなければならない、というところが違います。 このような決済方式をとった場合、先に売りから入るのも簡単です。水曜日に売って、金曜日に買い戻しても、現物と代金の受け渡しは日曜日に行われるので、やっぱり株は右から左に動いて、手元に差額が残るかポケットから金が出て行くかのどちらかです。確実に土曜日まで取引が行われ買い戻すチャンスがあると信じられる限りは、値動き以外他に心配する事はありません。 日本株だけをやっていると、こういう発想は出てこないかも知れませんが、それは、日本株ではいつ売買しても三日目受け渡しというルールがあるからそうなっているだけで、取引所を通さない国債や為替の取引であれば、決済日は、ある程度の信用がある参加者であれば、比較的自由に設定できますから、現実にこういう事が可能です。 株でもたしかフランスでは(少なくとも10年ぐらい前は)、上のように、ある程度の期間約定された取引を、まとめて特定の日(2週間に一回だったっけかな?それとも月2回かな)やっていました。 つまり、現物は偶々3日目に受け渡ししますという前提(これも突き詰めると『約束』に過ぎない)がすべての取引に適用されているから、先物が不思議に見えているだけで、ちょっと決済方法を変えれば、簡単に先物に変わるという事です。見方を変えれば、信用取引は、3日目受け渡しがすごく長くなって、その間の金利を計算するようにしただけの事で、現物と本質的な違いはありません。(後述する金利コストの問題を、現物と先物との価格差ではなく、日歩という別の形で精算しているだけの事です。但し、信用取引の相手方は、現物取引と信用取引がごっちゃなので、現物取引の受け渡しにあわせざるを得ず、その結果、信用期日の前に現物の受け渡しが発生してしまい、先渡のように、仮需は発生しませんが。) 尚、もう少し専門的な事をいうと、上のような決済日までの期間が長い取引(基本的期間があれば、基本形を現物取引とよび、基本よりも長いものを先渡取引という)を、決済の確実性や、取引の容易性を向上させる為に、株数や決済日を標準化し、担保を集中管理するようにしたものを先物と言います。先物と先渡には、本質的な違いは無く、先渡決済が可能である市場では、自然に先物と同じ事が発生します。 さて、上の月~土約定の日曜日受け渡しと同じ商品を、キャッシュオンデリバリー(COD)で取引している人達もいたと思ってください。月~土受け渡しの方で、価格が200円、CODの方で150円でついていたとします。すると、CODの方で買うのと同時に月~土受け渡しで売ると、今払うのは150円で、日曜日には、CODで買った株を渡す代わりに200円を受け取れますから、50円の儲けですね。厳密には、150円を日曜日まで預金しておけば何らかの利息はつきますから、150円+利息分よりも高い値段で、月~土受け渡しで売れれば、事実上リスクなしで預金以上の利益が得られる事になります。これが裁定取引です。月~土の間に配当が確定する日があれば、その配当金分も含めて、月~土受け渡しではより高く売っておく必要があります。(誰かから株を借りてくれば、CODで売り、月~土受け渡しでは買う、というのも可能です。) 日経先物でも、このように金利と配当金から計算される理論値から乖離すると、利鞘を稼ぐ為に、現実に裁定取引が入って来ます。その結果、先物は、現物と、理論的に計算される乖離幅をほぼ保って取引されます。現物と先物が連動しているのは、心理的な要因などではなく、実際にそこに収益チャンスを狙って取引している人がいるからです。(商品先物の場合、現物の保管コストとかいろいろ付帯コストがかかるので、金融商品のように、現物と先物の関係が安定的ではありません。それは、裁定取引により手間とコストがかかるからです。) 裁定取引がそれなりに働いている以上、手数料とか細かい話や、初心者にありがちな「決済するまでは含み損は損ではない」(先物は期日があるから短期勝負しかない)と思い込む危険性を除けば、日経先物を2百万円相当買うのと、日経225の投信を2百万円分買うのは、リスクもリターンも違いません。リスクとリターンが違わない以上、どちらの方が難しいとか、儲かりにくいとかは、勿論ありません。先物を難しく思うとしたら、それは先物が難しいんじゃなくて、難しい取引に挑戦しているからだけの事です。それでも、なんとなく不気味に思えるなら、たしかに近づかない方がいいでしょうが… 超初心者でも裁定取引ぐらいは知っておいて損はないと思います。(Googleとかで検索すれば、いくらでも説明が見つかりますよ。)
お礼
ありがとうございます。 う・う ちょっと今の私には難しすぎる内容のようです。 もうちょっと詳しくなってからもう一度読み返して理解を深めるようにします。
- hbafe88
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先物て分かりやすい例では 山崎パンて小麦を1年必要でしょ。 年度始めに***円平均で仕入れれば赤字にならない。 すると1年契約してて頼むでしょ。 小麦作ってる人いるでしょ 年度始めに***円平均で売れれば黒字になる。 これで契約成立 株の先物も原理は同じ でも、コンピュータシステムが進化して現物と先物との取引で利益がでるようになった。 実需以上に市場が膨張してる 貴方の感はだいたい当ってる 悩むより個人は参加しない事 スーパーコンピュータが相手 しかも、相手はシカゴで24時間取引可能 寝ないしロイターのニュース24時間監視してる 勝てる気する?
お礼
回答ありがとうございます。 いえ、参戦する気は一切ありません。 そういうつもりじゃないんです。 株式市場への理解を深めたいというのと、 調べていてどうしても納得いく理解が得られないので 追求してやろうと思っているのです。 そういうタチなのでw この辺を上手く説明してる人っていないですよね? それだけ説明が難しいんだと思います。 もしくは実はほとんどの人がキチンと理解できてないんではないかと思います。 私が一度完全に理解できれば上手く説明できる自信はあるのですが・・・
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お礼
日経平均株価先物取引= 「225社の銘柄全部1000株ずつを、SQ寄付で売買する約束をすること」 (みなし額面の違いなど細かい話を無視すれば) ですね?そう理解して日経平均先物の勉強を進めていきます。ありがとうございました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa393891.html のほうもたまたまtiuhtiさんの回答で、参考になりました。 質問したいことは同質で、この質問の仕方のほうが聞きたいことがピンポイントで良かったかもしれませんね。