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無機化学について

無機・有機化学全般についてですが、例えば無機化学で、 「金属イオンの沈殿生成反応」なる分野があります。 そこには例えば、clはAg,Pbで沈殿 の様に、沈殿に関する ルールが幾つかのっています。 ルールを見ながら問題を解くと、センター程度の問題であれば 簡単に解けるのですが、ルールは全部丸暗記するしかないんですよね? 無機・有機(特に無機)にはこういった暗記さえすれば、思考力など 殆ど使用しない問題(センターについてだけですが)があちらこちらに 散見されるのですが、この莫大の数のルールを全て覚えるかと思うと 気が狂いそうになります。センターレベルの化学であれば、社会科目 よりも思考力を必要とせず、ルールの暗記が全ての科目と位置づけているのですが、効率よく暗記するにはどうしたらいいでしょう? 問題集を解いたり、参考書を見ていると、鬼の様にこれでもかと「ルール」が載っていて嫌に成ります。逆にルールさえ暗記すれば、ほぼ思考力なしで他の教科よりも確実に高得点が叩き出せるかと思えばやる気も出るのですが、如何せんルールが多すぎて困っています。

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  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.7

「金属イオンの沈殿生成反応」で暗記すれば片が付くと言われています。でもこれは「金属イオンの系統分離」というマニュアル化されたものについてだからです。無機化学は暗記だというとおかしいことになります。高校の化学には物質の性質、自然の法則に当たるものと現場的な技術的な内容とが混ざっています。 例えば中和反応です。酸・塩基の性質と反応を理解すれば終わりにしても良いはずなのに中和滴定という操作的なものが入っています。それもこういう風にして濃度を決めるのだという事が分かればいいはずのところが精度を得るためにはどの様な注意が要るかまで授業の中身として入っています。入試にはこういう事が結構出ます。入試に出るとそういうことの方が大事だと思ってしまいます。極端な人は中和滴定をやらなければ化学をやったことにならないとまで言いいます。悪循環します。 金属イオンの分離もイオンの性質の違いを組み合わせて利用すれば出来るということで終わりのはずです。だから性質の整理が重要になってきます。2つ、または3つのイオンを組み合わせた例を出すだけで良いはずです。確かに自然界にある物質を利用するためには確認してより分けるという作業が必要です。でもそれをそのまま教科書に持ち込む必要はないはずです。分析化学の教科書に載っている操作を少し縮小しただけでそのまま扱うという必要はないはずです。 性質の例として沈殿反応を出します。水酸化物の沈殿というのがありますね。水酸化ナトリウム溶液を加えると沈殿するという金属イオンがいくつか載っています。たいていの高校生は「~は沈殿する」、「~は沈殿しない」と覚えているようです。でも金属元素の数は周期表の半分以上あります。こういう金属のイオンの水酸化物は沈殿するのでしょうか。沈殿するものと沈殿しないものとどちらが多いのでしょうか。本当は分離操作のマニュアルに入る前に金属一般の性質として整理しておくのがいい内容だと思っています。これは酸・塩基とつながってきます。溶解度の大きい水酸化物は強塩基です(これのわからない人もいます)からアルカリ金属、アルカリ土類金属の元素10個だけになります。この10個はすべて水と直接反応する金属です。水と直接反応するのは語呂合わせで覚えているイオン化傾向の中に出てくる元素だけではありません。Mgをアルカリ土類金属から外しているのもこれが理由です。アルカリ金属も、アルカリ土類金属もセンター入試で出てきます。でもそこに含まれる元素の性質については知らない人が多いです。たいていは周期表での位置を指摘できたらいいというだけで終わっています。酸・塩基、酸化・還元や、金属イオンの分離とつなぐことの出来る人は少ないようです。  語呂合わせや暗記で対応できる問題しか作れない大学や入試センターにも責任がありますね。やさしいことでも覚えていて出来たのか、分かっていて出来たのかを区別する様な工夫が可能だと思うのですが。 いくつかのことは覚える必要があります。でもそれを暗記物とはいいません。九九を覚えてしまえばかけ算もわり算も自由に出来ます。2桁のかけ算を全部覚えようとする人はいません。平仮名を覚えて漢字を勉強し始めたら平仮名を忘れたということはありません。でも漢字だけでは意味がありません。文章が大事です。意味や現象の方が大事です。松、杉、桧の読めない人はほとんどいません。でも見て区別の出来ない人は結構多いです。溶けると融けるの使い分けを化学以外の人に説明することを私は諦めてしまいました。

その他の回答 (6)

noname#62864
noname#62864
回答No.6

補足です。参考URLは大学受験の化学の要点がうまくまとめられていると思います。

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/organic-chemistry/
  • gachinco
  • ベストアンサー率20% (32/156)
回答No.5

無機化学って取り組み方によってはすごく簡単な分野です。 なぜなら、質問者さんの言うとおり覚えてしまえば必ずできるからです。 但し、有機は覚えるだけではできないんですよね。特に構造決定。 無機化学の覚え方なのですが、無機化学の化学反応式(気体の製法)に関しては丸覚えでないやり方があるのですが、沈殿形成に関しては残念ながらほぼ丸覚えしかないです。 あの分野に関しては原理うんぬんよりも覚えたほうが確かに早い。 ぶっちゃけ英単語覚えるのに比べたらカスみたいなもんなんだからウダウダ言わずに覚えろ!ていうのが正直な感想。 でも、暗記が通用する化学は「無機化学」と「有機化学の最初の辺り」と「化学IIの高分子」くらいだと思う。 理論化学の分野とかは理論を理解したほうが絶対に良い。 理論を理解するかしないかで圧倒的に応用に対応できるかできないかが決まります。だから… >ルールさえ暗記すれば、ほぼ思考力なしで他の教科よりも確実に高得点が叩き出せる なんてことはありえないので勘違いしないでね。。 こういう理由でセンターを化学にしちゃう人がいるんだけど結構痛い目に会っているから。 暗記で役立つのがゴロです。結構受験時代はゴロを活用してました! 受験頑張ってね!

keretaniogsdfm
質問者

お礼

それと、大変申し訳ないのですが、分野毎に無機・有機の暗記事項 が詰まった参考書やサイトがあれば教えていただけないでしょうか? 問題集で出てくるたび覚えていると、分野毎の纏まりもないし、 全体が把握できずに無数に存在しているような気がして、暗記作業に没頭できなくなってしまうので・・・申し訳ないのですがよろしくお願いいたします。

keretaniogsdfm
質問者

補足

みなさん様々なご意見ありがとうございます。 理論化学は大好きですよ。暗記事項が少なくて大好物です。 ただ、有機・・・・無機になるにつれて面白さが全くなくなります。 まだ浅いのかもしれませんが、僕にとっては 無機の暗記事項>>>>>>>>>>>>>>>>>>理論・例えば構造式の決定・英単語の暗記  というような難易度になってしまいます。 恐らくは化学に全く興味が無いのが全ての原因だと思います。(暗記にも興味が無いです) まぁ、受験だけだし狂ったように暗記してみようと思います。

回答No.4

化学がルール覚えですか・・・化学の専門家としては悲しいことですね。 はっきりいって、有機化学は数~数十の基本的な反応形式を理解すれば、初見の試薬や反応でもある程度は予想ができますよ。 基本的な知識+思考力をふくまらませることができるか否かです。 ルール覚えないと駄目、というのでは、No.2さんのコメントにもあるとおりやっていけないでしょう。化学に限りませんよ。数学や物理だってそうです。 と嘆いてみたところで、高校化学の教え方だと原理を教えないのでどうしても暗記になりますね・・・悲しい。 高校化学は覚えたもん勝ちみたいになってしまうところがありますが(特に無機はしょうがないなぁ、と思いますけど)、w-palaceさんのご回答にもあるように、基本的な事項がおさえられていないといざ応用問題が出たときにどうしようもなくなりますよ。 理論化学をとってみれば、いくつかの基本事項(状態方程式とか酸化還元の考え方とか)の組み合わせで問題が成り立っているのだから、物理と大して変わらないと思うんですけどね・・・ 覚えだと思ってしまうのは、発想力が不足しているのではないかな?とも思います。 暗記で何とかなる、と思っているのでは、2次で足をすくわれるでしょう。

noname#62864
noname#62864
回答No.3

でたらめに覚えるのは労力の無駄です。 整理して覚えれば格段に楽になります。また、覚えた内容をうまく活用することも重要です。たとえば、金属のイオン化列を覚えるだけでもかなりのことがわかります。 そういったことは、参考書などに書かれているはずです。 はっきり言って、「ルールさえ暗記すれば、ほぼ思考力なしで他の教科よりも確実に高得点が叩き出せる」という見方自体が思考を放棄しており、デタラメな暗記に走る動機になっています。

  • haroldxrb
  • ベストアンサー率25% (22/85)
回答No.2

あなたは将来何になりたいのですか? 自分も人の事言える立場では無かったので 学生さんにこういう質問するのも酷かもしれませんが。 あなたは化学が好きですか、嫌いですか? その方面に進みたいのであればその程度は覚えるといいです。 例え試験後に忘れたとしても、後に復習したときに思い出すものです。 ただ得点用にするのであれば、割り切るしかありません。 私は化学系の修士課程まで進みましたが、好きで無ければやっていけませんよ。 パラダイス文系と違って毎日実験・レポートの繰り返しです。 しかも日本では理系(特に化学出身)は就職でも昇進でも冷遇されています。 好きで無ければ続きません。 青色ダイオードの中村修司さんみたいな人でなければやってられません。 繰り返しになりますが、その方面に進みたいのであれば覚えるべきです。受験のためなら割り切りなさい。嫌なら他の科目にするだけです。 嫌いな物を嫌々やるのも精神衛生上良くないです。

  • esezou
  • ベストアンサー率37% (437/1154)
回答No.1

keretaniogsdfmさん、今晩は。 大学受験の無機化学の「ルール」など、500もあれば全部解けますよね。 有機化学の「ルール」となると数千以上となります。 失礼ながら化学に不向きかもしれません。 しかし、他の教科も同じでしょう?数学は全て「ルール」の学問ですよ。 覚えれば試験はパスするのですから愚痴はやめて、さっさと受験を卒業しちゃいましょう。

keretaniogsdfm
質問者

お礼

回答有難うございます。500ですか・・・ 気が遠くなりますね。 私は数学・物理は大好きなのですが、化学(恐らくは生物も)は 嫌いです。嫌いな原因は他を圧倒するルールの多さです。 やはり丸暗記しかありませんよね?覚悟は出来ていますが、恐らくは 嫌いだから何時まで経っても何回やっても覚えないんだと思います。

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