• 締切済み

粘弾性物質の応力(荷重)-ひずみ(変位)曲線とエネルギー吸収性について

現在,種類の異なるゴムのエネルギー吸収性の評価について悩んでおります. 本来ゴム等は動的粘弾性装置等の使用による評価が一般的ですが,tanδ等の内部摩擦の指標ではなく,具体的な値(単位としてJやN*mm等)として評価する事と,ゴムの大変形領域を観察する事を目的としているため,載荷試験機を使用しております. 実験と致しましては,ゴム試料を載荷試験機で潰して,検出される荷重と変位を読み取るものです. 同じ速さで載荷し,「ある点」に達した時点で同じ速さで除荷し,試験開始時の変位まで戻ったら実験が終了です. 検出される荷重ー変位曲線の囲む面積から定量的にエネルギー吸収性を評価したいと考えております. 種類の異なるゴムのエネルギー吸収性の評価にはゴムに与えるエネルギーを同じにする事が大切となります. ここで,除荷する点,「ある点」をどのように決定するかで悩んでおります.決定方法は以下の3つを考えておりますが,どれにすればいいのかわかりません. (1)除荷するまでの曲線の積分値が一定となる点を除荷点にするべきなのか? (2)あらかじめ定めておいた荷重となった点で除荷するべきなのか? (3)あらかじめ定めておいた変位となった時点で除荷するべきなのか? (4)上記3つ以外の方法なのか? 物理というよりも工学的な質問となりますが,よろしくお願いします.

みんなの回答

noname#65504
noname#65504
回答No.1

専門外からのアドバイスですが、 質問は、エネルギーをどう評価するということですので、一般的な評価方法を用いていません。つまり評価法自体の検証からはいる必要があるのではないかと思います。つまり、いろいろ試して妥当なものを探すのがよいのではないかと思います。 というわけでそれをふまえてのアドバイスですが、粘弾性体ということは線形弾性挙動を示さないものですので、荷重制御は難しいのではないでしょうか? 変位制御が最もしやすいと思います。センサーに触れたら加力を停止するという工夫もできます。 ただ目的の趣旨からいうと、加力中の積分値はエネルギーと相関性が高いものと思われます。 加えたエネルギーが除荷によりどうなるかをとらえるのが一番目的にあっているように思います。 ただ積分は誤差がつきまといますので、積分精度によっては精度が悪くなると思います。 個人的な意見ですので、参考までに

関連するQ&A

  • 粘弾性材料における荷重伝搬について

    1000×1000mm、厚さ50mmのゴム板をコンクリートの床に置き、中央部50×50mmに100N載荷した時、コンクリートの床に荷重が掛かる範囲(面積)はどの様に求めればいいのでしょうか? もし、ゴム板が鋼鈑等の剛体であれば荷重は鋼鈑全体に均等に伝わり、その圧力は100N/(1000×1000)mm~2 = 10~-4 N/mm~2 に成ると思いますが、これがゴム板やアスファルト舗装材の様な粘弾性材料の場合、荷重の伝わる範囲をどの様に算出すれば良いのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 衝突エネルギの吸収

    自動車の「実車衝突実験」に関する研究論文を読みました(自動車研究 2002.5月号)。その中のひとつにスクーターの衝突実験の話があり「~(略)衝突前の運動エネルギの95%以上が車体変形エネルギに費やされており~(略)」という一節があるのですが・・・ 1)この数値(95%)どうやって算出しているのでしょうか?同じ論文中には、衝突速度、ホイールベース縮小量、車両質量のデータや、衝突時の高速ビデオ映像、バリアに発生した荷重とその持続時間のグラフ、などが掲載されています。運動エネルギ 1/2mv*E2 の式でも使うのでしょうか? 2)反発係数eの式は、この場合使えるのでしょうか?衝突の際に被衝突物がつぶれて、エネルギを吸収しちゃってるわけですので、反発速度はゼロですよね?そうすると、95%なんて中途半端な数値ではなく、「100%吸収」としか考えられない気がするのですが・・・ この辺の情報をお持ちの方、よろしくお願いします。

  • 「低降伏点鋼で地震エネルギーを吸収」が意味分からん

    どうも。 制振ダンパー等に使われる、低降伏点鋼ってありますよね。(⬇参考URL) http://www.jisf.or.jp/business/tech/build/new/low.html 柱・梁より先に降伏(変位?)することで地震エネルギーを吸収する、 ってことになってますが、なんだかしっくり来ません。 応力×歪=エネルギーってことなんでしょうか? そもそもこの「エネルギー」というのが抽象的で分かり難いのですが・・・ どなたか教えてください。 よろしくお願いいたします。

  • ■シーケンサーでエネルギー算出

    こんにちは。 シーケンサーを使用して、例えば荷重-変位のエネルギー量を算出(区分求積法で計算)し、ある値に達すると、荷重を除荷するといったことは出来るのでしょうか? 詳しい方いらっしゃいましたらご教示ください。

  • ゴムとばねの力の釣り合い

     毎度お世話になります。    素人です。  例えば、15cmスケールみたいなイタバネの一方端を 机に固定するとします。  他方端を持ち上げて、そこに消しゴム程度のゴムを 差し込むとします。  あるところでバランスするわけですが、  イタバネの変位-荷重の関係・・・?及び ゴムの変位(圧縮量)と荷重の関係・・・? からそのバランス点を求めたく。  ?、?はアムスラー等で求めるのですが、 ?のゴムデータは瞬間的なものかと考えます。    ある変位での瞬間的な荷重が得られるわけですが、 例えば変位1mmのときの荷重、瞬時はアムスラーで得た 荷重値かもしれませんが、例えば30分後のその変位での 荷重はもっと低いと思います。  これをなんと呼ぶのか分かりませんが、とりあえず ヘタリと称することとすると、  イタバネをゴムの上に置いた直後の釣り合いは?、?から 分かると思います。  じゃあ、十分時間が経った後の釣り合い点は・・・?  直後より徐々に荷重は低下、それに伴いイタバネの変位も 変化する、、、それらを踏まえたバランス点って・・・?  どのように考えれば良いものでしょうか?

  • コンクリートテストピースの引張割裂試験について

    コンクリートテストピースの引張割裂試験について質問です. 引張割裂試験時に載荷板の荷重-変位関係が計測されるかと思うのですが,それをコンクリートの応力-ひずみ関係(引張特性)に変換するには,どのようにすればよいのでしょうか?テストピース(円柱型)の寸法は,直径100mm×高さ200mmです. 質問するカテゴリーが違うかもしれませんが,ご教授の程,よろしくお願いします.また,実験示方書や関連URLなどがありましたら,表記いただけると助かります.

  • クリープ試験での弾性変形領域と塑性変形領域

    クリープ試験のクリープ曲線において弾性変形領域、塑性変形領域はあるのでしょうか?荷重にもよると思うのですが、最初に荷重をのせたときにすでに弾性領域は終わっているのでしょうか?また荷重を一度にのせられないので2-3度に分けてのせているのですが、一次クリープ曲線に悪いような気がします。クリープ歪というのは変位ゼロからではなく荷重をのせてからの伸びなのでしょうか?ちょっと混乱しています。どなたか詳しい方ご教授お願いします。

  • 引張試験と衝撃荷重試験について

    1.実験でポリアセタールを使った引張試験を行ったのですが、結果(引張応力-ひずみ曲線)をみて金属材料との相違点を調べたいのですがいまいち分かりません。分かる方がいましたら教えてください、お願いします。 2.衝撃加重試験と衝撃試験は同様のものなのですか?もし違うのならば衝撃荷重試験がどのようなものか教えてください、お願いします。

  • 大至急お願いします。放射線物理について。

    次の問題の回答を教えてください。 (1)線スペクトルX線の減弱曲線を片対数グラフで表す場合、その傾きの大きさは一定でこの傾きを (1)という。電子対生成を考慮しなくてよい場合、この傾きの大きさはX線のエネルギーが大きくなるほ ど(2)なり、吸収体の原子番号が大きくなるほど(3)なる。減弱曲線の傾きが一定であるということは、 吸収体が決まれば減弱曲線の傾きから逆にX線のエネルギーを知ることができるわけである。 一方でX線管から発生した連続X線の減弱曲線を作成した場合、X線の平均エネルギーは吸収体の 厚さと共に(4)なるから、この傾きは吸収体の厚さと共に(5)なり一定ではない。このような連続X線の 吸収に対してはその減弱曲線(片対数グラフ)の(6)の厚さにおける接線の傾きでX線のエネルギーを 代表する方法が一般的である。このようにして決まる連続X線のエネルギーを(7)と呼び、ある程度ス ペクトルの形を知ることができる。また、連続X線の場合、管電圧および吸収体が同じでも(8)によっ て平均エネルギーは異なるから、そのような場合もこのエネルギー評価が有意性を持つことになる。 例えば、ある連続X線の鉛に対する(1)の値が0,11mmであった場合、そのエネルギーは(9)の関係か ら約(10)keV程度と推定できる。 (2)連続X線の半価層測定について正しいのはどれか。 1.物質中の吸収線量の測定によって求められる。 2.照射野はできるだけ大きくして測定する。 3.制動放射X線の場合、第一半価層は第二半価層より大きい。 4.特性X線の場合、均質係数(均等度)は1である。 5.散乱線の寄与も測定値に含まれるよう考慮して決定する。 よろしくお願いいたします。

  • 曲げ弾性率について

    材料の通常の曲げ試験3点曲げと4点曲げ試験において求めた荷重-たわみ曲線を用いて計算される弾性率で3点曲げ試験では E=L3F/4bh3Y (Eは曲げ弾性率、Lは支点間距離、bは試験片の幅、hは試験片の高さFは荷重-たわみ曲線の始めの直線部分の任意に選んだ点の荷重、Yは荷重Fでのたわみ) 単位はMPa又はN/mm2で表すようですが、この式の導き方が、材料化学の本を読んでも見当たりません。 導き方が分かる方教えてください。