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福岡のオリンピック反対について
8月30日日本のオリンピック候補地が東京に決まりました。この日ちょうど帰省中で、新幹線の中でニュースを知りました。実家に戻り、地元のニュースを見ると、決定の瞬間、福岡市は推進派の人と反対派の人が入り混じっているのも異様な光景でしたし、反対派の人が喜ぶ姿が印象に残りました。福岡招致に反対派の理由とはどういうことだったのでしょうか? 山崎市長はブルドーザー市長と言われるほど、'90年代以降、開発優先策を取っていますが、こういう政策への反対あるいは、市財政の赤字が膨張する中、これ以上の拡大を許さないということでしょうか。秋には市長選が行われるようですが、招致もされず2億もの費用を費やし、厳しい選挙戦になるのかもしれません。
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あくまでも個人的な意見ですが、市長の思いつきから始まった招致活動で、市民の意見を充分に聴かぬまま裏で計画だけがどんどん進められた印象です。その計画自体も本当に大丈夫なのかおおいに疑問が感じられました。 山崎市長はもともと人工島反対派として、工事中止を公約に掲げて市長選に当選したんです。つまり、このときの公約を守っていないんですね。 ただ、この件に関しては、すでに多額の予算を使い、計画が進行していたので、現実的に工事の中止はできなかったと理解しています。 しかし、その市長が今度はオリンピックとか言い出したんです。あきれました。 今回の五輪招致の一件については、リンク先を読まれると面白いですよ。 思い付きから議会には事後承諾的な報告だけであれだけの予算を使って計画を作っていたんですね。 いずれにせよ、北京で開催されて充分な間もおかずに同じアジアの東京で開催するのはかなり難しいと思います。 石原都知事も大丈夫なのか、人事ながら心配になりました。
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- mn214
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福岡とは何の縁もありませんので一般論として述べます。 オリンピックなど開催すると、とんでもない財政負担が生じます。 新しい施設が数多く建設され、期間中は日本人だけでなく、世界中からマスコミや多くの観光客が観戦にやってくることになり、確かに一時的には地元は有名になり、ある程度は潤うことになると思います。 しかしながら、オリンピックが終わるとともに観光客は激減し、残るのは使う充てのないりっぱな施設だけでしょう。 しかもこれらのりっぱな施設はその維持費だけでも膨大な金額が懸かるのは明白です。 結局儲かるのは建設業界など一部だけではないでしょうか。 98年に冬季オリンピックを開催した長野県では、未だに負の遺産のために財政は瀕死の状態です。 以前、大阪や名古屋がオリンピックを開催しようとしてダメになりましたが、結果として開催しなくて良かったと言われています。 特に大阪は現状でも財政が悪化しているのに、オリンピックなど開催していたら今頃は破産していたのではないでしょうか。 >招致もされず2億もの費用を費やし、厳しい選挙戦になるのかもしれません。 2億で済んで良かったと思います。 オリンピック反対派が多ければ選挙ではかなりヤバイでしょうね。 今回日本の立候補地に決まった東京にしても、都民は決して喜んでいないと思います。 ましてや財政事情の悪い福岡が、オリンピック開催地に選ばれてしまったら、自分で自分の首を絞めるようなものではないでしょうか。
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ご回答ありがとうございます。福岡を離れている間も、元気のある都市として成長していましたが、やはりそのツケは財政面でしっかり残っていたのですね。確かにいろんなスポーツの国際大会も多く開催され、アジアの中心として国際化しているのは事実ですが、オリンピックとなると規模も半端なく大きくなる。知名度を上げる見返りに市民が赤字の穴埋めを事後に負担し続けなくてはならないということですね。今回は財政規模で東京に決まりましたが、福岡もそれでよかったのかもしれません。 2012年はロンドンに決まりましたが、2016年は世界的に均衡的な開催も必要だと思いますので、開催されたことのない南アフリカ、南アメリカ大陸などから選考された方がいいように思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。個人的には'90年代くらいから九州を離れており、歴代の県知事や市長を確認しましたが、ブルドーザー市長は山崎氏ではなく、その前の桑原敬一氏のようですね。だから、山崎氏は人工島の反対して当選したのでしょう。東京にいると、福岡という大きな地方都市、しかも地元であるため、名古屋や大阪も成し遂げられなかったオリンピック招致に夢を預けましたが、結果を知り、また招致反対派の言い分や山崎政治の内情を知ると、東京に決まってよかったと思いました。いやオリンピックをもしやっても市政はボロボロになっていくことは目に見えてきますね。 私も2008年北京の後のアジア開催はありえないし、均衡的な地域開催を考えると南米や南アフリカなどが適当ではないかと思いますね。