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京都近郊の地名 ポルトガル語?ラテン語?キリシタン?
京都市の南の近郊には随分エキゾチックな響きの地名が昔からあります。例えば、 槇島(まきしま:宇治市槙島町) 円面田(えんめんだ:京都市伏見区下鳥羽円面田町) キトロ(京都市伏見区深草キトロ町) 槇島はMaximと何か関係があるのでしょうか。円面田はemmendaかと思いグーグル検索してみるとブラジル、ポルトガル、イタリアあたりらしき国ドメインのサイトがヒットしましたが意味は判りませんでした。 下鳥羽円面田町は今の国道一号線と大手筋が交差する地点の北西で、近くで鴨川と桂川が合流します。細川ガラシャ夫人が居た長岡の勝竜寺城から京都市街や伏見城のほうへ行く道筋に当たるはずです。私がこの地名がキリシタン関係かと思った理由もそうしたことがあります。 他に調べて判ったのですが、citroはラテン語で「to this side (こちら側へ)」という意味でciをキと読むのはラテン語だそうです。 こうした考えはまったくの「トンデモ」でしょうか。結構真剣なつもりなのですが、外国語の知識がありませんので皆様のお知恵を貸してください。よろしくお願いします。
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トンデモと決め付ける必要はないでしょう。 まず地元に伝わる由来を調べるのが先決です。市役所、観光協会などに問い合わせれば何か分かるかもしれません。 語源不明の地名は多いと思いますが、その多くは文字のなかった時代から続いている可能性があります。漢字を当てたことで意味が変わったり、発音が変わることが考えられます。また奈良のキトラのように北浦が 語源といわれるところもあります。宮崎の延岡市には 土々呂(トトロ)という町がありますが語源不明のようです。 日本の地名はアイヌ語、日本語の祖語、ポリネシア系、韓国系などで解釈されるケースが多いと思いますが現代の発音や文字だけで考えると長年の間の変化を追跡できなくなる危険があります。 京都の先斗町(ポント町)はポルトガル語のponto( 橋)が語源といわれると否定できないくらいぴったり 当てはまるケースですね。しかし、キリシタンの教会跡やバテレンの住居跡が考古学的に証明されているのかどうか知りません。 日本語に残るポルトガル語系の単語が多いのでポント町=ponto説は魅力はあります。 蛇足ながらポルトガル語由来の日本語: 合羽、襦袢、パン、バテレン(神父)、ピンからキリ、オイチョ(8)かぶ、ビードロ(ガラス)、金平糖(砂糖菓子)、クルス(十字架)、キリシタンなど多数。
- taro_ka
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私もお書きになった地名の由来を存じないので、mechano23さんの仮説が正しいかどうかは分かりませんが、いわゆる「トンデモ」ではないと思います。 例えば、同じ京都の先斗町(ぽんとちょう)は有名ですよね。 http://www.geocities.jp/masand0711/burari008.htm
お礼
先斗町の立て看板はみたことがあります。時間ができればもう少し地元に何か資料がないかじっくり歩いていわれのようなものを記したものがないか探して見たいと思います。ありがとうございました。
お礼
返事が遅くなり申し訳ありません。 そういえば地元の公共図書館には郷土史の資料などもあるはずです。今度の休みにでも行ってみようと思います。市役所はあまり頼りにならないし、観光地じゃないので観光協会でつかんでるかは”?”です。 >キリシタンの教会跡やバテレンの住居跡が考古学的に証明されているのかどうか たぶん弾圧の中で跡形もなく壊されてしまったのではないでしょうか。仏教の寺院や神社になってしもたかも。 奈良のキトラは北浦が縮まったんですね。あまり地名についての基本的なことを知らないのに気づきました。日本の地名の基本的な本がもしあれば借りてこようと思います。 ポルトガル語由来の日本語が結構多いことがわかりました。ところで、どなたか"emmenda"が何語でどんな意味かおわかりになりませんでしょうか。もうしばらく閉めずに置いておきます。お答えありがとうございました。