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偏頭痛の後遺障害

友人から、後遺障害認定について相談を受けております。 友人は1年ほど前に、追突事故に遭い、その後1年ほど病院に通いました。(車に乗っていたところ、後ろから車に追突されました。) 現在は、医者の判断で症状固定になり、後遺障害診断書を発行してもらったのですが、自賠責保険がその後遺症を認めてくれません。 症状としては、週に2~3日、偏頭痛が起き、仕事も出来ないほどとのことです。 聞いたところでは、たとえ医者が後遺障害診断書を発行しても、偏頭痛というのは原因が特定しにくく、あくまで本人申告であるため、自賠責では後遺障害として認めずらい、とのことです。 それでも、実際は仕事もままならず、かなり苦しい生活を送っています。 友人は、もしかしたら、一生その痛みとは付き合うことになるかもしれません。 お金で解決できる問題ではないかもしれませんが、なんとかして、後遺障害を認定させてあげたいです。 今後は、任意保険会社の提案で、自賠責保険に、現在の症状と、それによる日常生活への支障を書いた、意義申立書を提出する予定です。 もし、その他にも、認定してもらうために、なにか有効な手段があったら、ぜひとも教えてください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • yachtman
  • ベストアンサー率45% (221/482)
回答No.1

偏頭痛は、仰るとおり、原因特定が困難なうえ本人申告につき自賠責は認めることが多くありません。 意義申立書を提出しても認められる可能性は少ないものの、ゼロではありませんので是非提出しましょう。 症状から考えると、重度の鞭打ちである脳脊髄液減少症の可能性も捨てられません。 脳外科医や脊髄専門医に診てもらうこともお勧めします。 もしも脳脊髄液減少症だった場合は、完治することが出来ますので後遺障害も残りません。 脳脊髄液減少症とは、脳と脊髄の周囲を循環している脳脊髄液が漏れて、脳の位置が下がり、重度の頭痛やめまいなどを起こすものです。 脳脊髄液減少症患者の中には、痛みや周囲の無理解に基づくトラブルに耐え切れず、自殺する者もいました。 脳脊髄液減少症は、損保業界では認めたがらない傾向があります。 被害者である脳脊髄液減少症患者が損保に重度と説明しても相手にされず、損保は軽い首の痛み程度と一方的に決めつけ、半年で治療費の支払いを打ち切ったうえ、加害者には更なる治療費支払義務のないことを確認する訴訟を起こした実例もあります。 脳脊髄液減少症と交通事故との因果関係の立証は難しいため、これからも損保は賠償に消極姿勢を続けると思われます。 しかし、広島地裁(昭和62.6.25日判決、事件番号昭和58年(ワ)第469号)の刑事訴訟で脳脊髄液減少症と交通事故との因果関係を認める判決が出て以降、神戸地裁(平成15年)・福岡地裁行橋支部(平成17年)・地方公務員災害補償基金(平成17年)・さいたま区検(平成17年)・津地裁伊勢支部(平成17年)・取手区検(平成17年)・鳥取地裁(平成18年)が交通事故と脊髄液減少症の因果関係を認めた判断も出ています。 故に、もしも脳脊髄液減少症だった場合は、損保に対し診断書と共にこれら7件の前例を示すことをお勧めします。 http://www2.ttcn.ne.jp/~miyamoto/koutuujiko-hanrei/hanrei11.html http://www13.ocn.ne.jp/~khayashi/jiko-page.news-syousai.html http://yaplog.jp/nennza/archive/69 http://shimanami.way-nifty.com/report/2006/02/post_5ee5.html http://www.pref.kyoto.jp/gikai/html/joho/ik_04092.html http://www.gikai.metro.tokyo.jp/iken/2005/e05i4104.htm http://www.pref.osaka.jp/gikai/hokoku/iken050905.html http://www.hyogokengikai.jp/teirei/281/frame05.html http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/gian1706.htm#009 http://www.npo-aswp.org/gyosei.htm http://www.npo-aswp.org/kokkai.htm

参考URL:
http://home.att.ne.jp/kiwi/JHSC/hanrei-0038.htm
utsuro
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 『脳脊髄液減少症』というのを始めてしりました。 『脳脊髄液減少症』だった場合は、後遺障害が残らないので、任意保険会社に治療費の打ち切りを無効にさせ、引き続き治療費を保証してもらえばよいというわけですね。 ひとまず友人を脳外科か脊髄専門医に診てもらおうと思います。 その上で、『脳脊髄液減少症』だった場合は、yachtmanさんが紹介してくれたURLの判例を添付して、保険会社と交渉してもらおうと思います。 これで希望が見えてきました、いろいろと詳しい説明をしていただき、まことにありがとうございました。

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