フラット３５融資実行後の転職

質問

フラット３５融資が実行後『すぐ』に転職した場合、金融機関に届出が必要だと思いますが、
その際一括返済を求められることってあるのでしょうか？

回答No.3

noname#35582 · ベストアンサー

金融機関に勤務しており、以前、住宅ローン（プロパー、住宅金融公庫融資）を担当したことがある者です。

ご質問者さまのご懸念は、「融資実行時には転職が分かっていたのに、それを金融機関に【隠して】資金の交付を受けたのがペナルティ要件に該当し、ペナルティとして一括返済を求められるのではないか？」ということですよね？
「転職＝勤続年数が短くなる」ですから、普通に考えても【マイナス】要因。
さらに前職よりも収入が減れば、返済能力面からも【マイナス】要因ですものね。
転職直後に融資審査を受ければ明らかに【融資不可】となるような条件。
住宅ローンを通過させるためだけに転職を伸ばしたのがミエミエ。
一種の「融資詐欺」と取られ、一括返済を求められるのではないか－ということですよね。

正直申し上げて、【現実】としては問題いないと思います。

ただし、転職およびそれに伴う勤務先の変更については、融資を受けている場合、届け出ていただく「契約」となっています。
契約内容の義務を怠れば一括返済を求められても仕方がありませんので、そのあたりについて、この場をお借りしてご注意を喚起させていただきたいと思います。

> 融資契約後にもらった公庫の資料で勤務先が変わった場合は必ず連絡と有ったもので。。。
はい。
フラット35に限らず、殆どの金融機関ではそのようになっていますね。

尤も、これまた【現実】としては、「契約」についての細かい事項についての認識は低い方が多く、それを怠られる方が多いのが事実なので、世間一般には誤解が生じているかもしれませんね。

転職先の業況云々もあるとは思いますが、「連絡先」の問題なんです。
「契約」の内容に、「債務者は、返済期間中は債権者に対して所在を明らかにしておかなければならない。」というような条項があります。
契約により、債務者には「返済期間中は債権者に対して所在を明らかにしておかなければならない」という義務が生じます。
そして、その義務違反をした場合は「一括返済を求められても仕方がない」というような内容も契約には盛り込まれています。

フラット35および住宅ローンに限らず、融資では申込書に必ず勤務先の名称のほか、その所在地や電話番号を記入しますよね。
クレジットカード申し込みの際には「在籍確認」として、勤務先にお電話を差し上げることが多いようですが、住宅ローンでそのようなことがあったと聞かれることは殆どないと思います。
間違いなく働いていて、一定の収入がある…ということの確認ならば、源泉徴収票や健康保険証等で終りです。
それなのに、なぜ勤務先の所在地や電話番号をご記入いただくかというと、完済までの連絡先が自宅以外にも必要な場合があるからです。

必要な場合としては、「延滞」等であることが殆どですけれどね。
日中、金融機関の営業時間中は、お客様もお仕事に出られていることが殆どでしょう。
朝早くから夜遅くまで働いていらっしゃって、ご自宅へご連絡を差し上げても一向に電話に出られない（金融機関がご連絡を差し上げてもいい－とされている時間は、原則、制限されていますので）。
直接訪問してメモを残したり、郵便等で連絡をいただけるようにご通知しても一向にご連絡がいただけない。
だが、至急連絡をして至急対応をしていただかないとお客様の不利益になる。
そのような場合には、勤務先であってもご連絡を差し上げた方がよい－と判断する場合があります。
そのような場合に、勤務先へ連絡をしたところ「既に退職しました。」と言われたら、金融機関は「所在不明」と受取らざるを得ません。

「債務者は、返済期間中は債権者に対して所在を明らかにしておかなければならない。」という「契約」をしているのに、債務者は義務違反をした。
違反をしたので「一括返済」を求める－ということになります。

ご質問者さまの場合、ご質問は「『融資実行直後に転職したこと』を理由に一括返済を求められることはあるか？」ですので、「殆どないと言っていいと思います。」がご回答になると思います。
ただ、判断はお借り入れ金融機関がすることですので、この場で正解を差し上げることは難しいですね。
だからといって、勤務先の変更を届け出ないと、前述のようなことが起こらないとは言い切れませんので、ちゃんと届出はしてください。

お礼

わかりやすい説明、ありがとうございます。
大変参考になりました。

回答No.2

noname#19931

そんな人いないと思います。

よくクレジットカードですと、勤務先が変わったら連絡くださいとかいてあると思いますが、住宅ローンではないと思います。

一般に銀行取引において一括して返済しなくてはならない事態として期限の利益の喪失条項があります。

破産とかの場合当然喪失事項として一括返済を求めることができますが、そのような事象以外は請求喪失となりますので、返済できない事態と銀行が判断するする必要があります。
勤務先の変更をもって返済できないことを立証するのは困難=裁判になったら銀行が負けます、ので勤務先が変わろうが一括の返済は言わないと思います。

まあ、返せなくなればすぐ延滞して、期限の利益を失うことになります。

お礼

ありがとうございます。
融資契約後にもらった公庫の資料で勤務先が変わった場合は必ず連絡と有ったもので。。。

回答No.1

kekerokun

実行までに虚偽の申請があったのならともかく、実行後なら問題は無いと思います。
　もちろん転職で給料が激減し、返済が滞りそうなのであれば、話は別ですけど。

お礼

ありがとうございました。実行後の転職です。