• ベストアンサー

NMRの信号強度とは?

zoo123の回答

  • ベストアンサー
  • zoo123
  • ベストアンサー率32% (50/152)
回答No.1

強い強度の磁場でNMRで信号を計測すると,T1(緩和時間)の長いプロトンのNMR信号は,「飽和」という現象を起こして信号強度が小さくなりますが,T1が短いプロトンでは,飽和が起こりにくく,信号強度はあまり変化しません。このように飽和が起こりますと、信号強度が小さくなります。 また外部磁場の強さが大きくなると、この信号強度が大きくなります。一般に500MHzのNMRの方が90MHzのNMRより少ないサンプル量で高い感度をえられます。

zitrone777
質問者

お礼

どうもありがとうございました! 信号強度というのは横軸をppmでとった場合の縦軸の高さを言うのですか? 学生なので、基礎知識さえおぼつかない状態でして。すみません。

関連するQ&A

  • NMRについて

    NMRについていくつかの疑問があるので、質問したいと思います。 (1)原子核の周りには電子が周っていますよね??この電子はNMRの測定において無視できるのでしょうか? (2)スピン量子数が0とは、どういったことなのでしょうか??核がスピンしていないということでいいのでしょうか? (3)核磁気モーメントを静磁場中におくと、なぜラーモアの歳差運動をするのでしょうか?また静磁場でなかった場合は歳差運動はしないのでしょうか? (4)外部磁場とはどのようにして当てるのでしょうか?やはり、コイルに交流電流を流して振動磁場を発生させ、この振動磁場が外部磁場のことなのでしょうか? (5)NMRでは有機化合物ではなく、無機化合物も測定できます(スピン量子数によりますが・・・)が、実際に無機で測定されている化合物はあるのでしょうか? (6)最終的にν=ω/2π=γB/2πまたはω=γB(ω:角速度 B:外部磁場の強さ γ:核磁気回転比)といった式がでますが、何を言いたいのでしょうか?  質問が多くて誠に申し訳ございませんが・・・1つでもわかる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

  • NMRの原理について(ゼーマン分裂に関する疑問点)

    NMRの原理についての質問です。 NMRは、核スピン量子数が0でない原子核の磁気モーメントの変化を測定している事は理解できます。しかし、なぜ外部磁場によって磁気モーメントが磁場に平行なスピンと逆平行なスピンに分かれるのかが理解できないでいます。外部磁場を加えた瞬間に磁気モーメントを持つ全ての原子核が安定なスピン状態に反転しそうなものですが・・・・・・?

  • NMRについて(ゼーマン分裂)

    NMRのゼーマン分裂について 核スピンに外部磁場をかけると、核スピンは外部磁場に沿った方向と、逆方向を向いたものの2種類にわかれます。 このうち逆方向の核スピンの方が磁場に逆らっているため、高いエネルギーをもつことはわかったのですが・・・ なぜエネルギーの低い状態の核スピンの方が数が多いのでしょうか??

  • 信号強度:限界って?

     XPで無線ランを使用しておりますが、画面の右下に携帯のアンテナのような印があり、そこへ矢印をもっていくと、「信号強度:限界」とか「信号強度:良好」などと出ます。これは、無線の受信具合を示しているのでしょうか。それにしては、電波を飛ばす親機(ルーター?)とPC本体の距離を縮めても特に変化はありません。「信号強度」とは何なのか?それを「良好」に保つにはどうすればよいのか教えてください。よろしくお願いいたします。

  • NMRに関して

    NMRを理解しようと本を読んでいるのですが、 よく分からなかったことがありましたので教えて 頂けると助かります。 (1) 300MHzと600MHzのNMRを比べると600MHzの方が分解能が 高いと言われますが、それはどうしてなのでしょうか? 300MHzの測定機ではδ=0と1の間は300Hzですが、 600MHzでは600Hzあり、このことが関係しているのでしょうか? (2) NMRチャートの右側(高磁場領域)を低周波数、 左側(低磁場領域)を高周波数とされるのはどうしてなのでしょうか? 原子核の周りは右側にいくにつれて電子によって遮蔽される度合いが大きくなり、 より強い磁場をかける必要があるため高磁場領域と 呼ばれるのだと自分なりの考えをしました。 この高磁場領域では原子核に歳差運動をさせるのに必要な ラジオ周波数がどうして低いのかよく分かりません。

  • NMR (設定値(?)について)

    NMRについて 以前からこのサイトにおいて、 いろいろな質問がなされていて、 いろいろな参考文献などが挙げられているということは 知っているのですが、、 残念なことに、それらの本が、 学読ではすべて貸し出し中、近くの本屋さんには 売っていないという状況で、 いくつか至急知りたいことがあるので教えてください。 29Si NMRについての質問です。 (1)spinning rate 5kHz resonance frequency 79.30MHz a 45°pulse length of 4.1us(マイクロセカンド) recycle time 60s The chemical shift were expressed with respect to tetramethysilane 設定値についてなのですが、 どういう意義があるのか教えてください。 NMRスペクトルは 共鳴周波数を固定しておき、 基準物質、試料中のそれぞれの Si原子(?)が共鳴を起こすために必要な 外部磁場を測り、 化学シフト量 = (Bo)r*10^6/ {(Bo)r-(Bo)s} 但し (Bo)r :基準物質中のシリコン原子が共鳴をおこす      ために必要な外部磁場 (Bo)s :試料中のシリコン原子が共鳴を起こすために      必要な外部磁場 を計算することにより得られる。 (違いますか?) ということで、共鳴周波数の意義はわかっている と思うのですが、他の設定値の意義が わからないです。

  • NMR概要について

    NMRの概要に↓のような説明があるのですが。いくつかの疑問があります。 「磁場のなかにおいた試料に電磁波を照射させると、試料中の原子核がその特性に応じて異なるエネルギー状態を生じる。核磁気共鳴分光法とは、このエネルギー差に相当する電磁波を与えたときに起こる共鳴吸収を観測し記録する方法である。NMR法は有機化合物の構造決定や医療分野ではMRIなどとして応用されている。」 とあるのですが (1)その特性といいますのは、要は何なのでしょうか??核スピンのエネルギー吸収、放出過程のことなのでしょうか? (2)共鳴吸収とは何かよくわからないのですが・・? 例えばHの核が周ってたとして、それによって周波数が生じる。←これと外部磁場からのパルス?がどうなるとNMRが観測できるのでしょうか? (3)NMRは有機化合物やMRIには利用されないのでしょうか?? まことに恐縮ながら、一つでもわかる方がいらしたら教えて頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

  • NMRについていくつか教えて下さい。

    NMRの原理について教えて下さい。 チャートの見方はすでに知っているのですが、実際に装置の中では何をやっているのかを教えて下さい。 これは試料を静磁場下におき、ラジオ波の周波数を変えて掃引していき、その吸光度を見るというのが 実際にやっていることですよね? となると2次元NMRは何をやっているのでしょうか? 例えばCOSYの場合だと、試料を静磁場下におき、Aのラジオ波の周波数を固定し、 Bのラジオ波の周波数を変えて掃引していき、その吸光度を見て、Bの掃引が終わるごとにAの周波数を変えていくというのが 実際にやっていることですよね? これは合っていますでしょうか? それと2次元NMRについてなのですが、これは1次元NMRとの装置における違いは単にラジオ波発生器が2つあるということだけですよね? これって装置の値段としては大して差はないということなのでしょうか? 簡単な改造で二次元の機能を付加出来るものなのでしょうか? それと2次元NMRと一口に言っても、COSYやNOESYなどいろいろな種類がありますが、これらは一つの装置で基本的に全て行えるものなのでしょうか? それとも一つの装置に対して1つしか機能がついていないものなのでしょうか? よろしくお願い致します。

  • 1H-NMRについて

    電子吸引基が付加した炭素が隣にある場合、1H-NMRのピークが低磁場シフトするのは何故なのでしょうか。 水素の電子密度が下がることによって低磁場でも解析が出来る、ということでいいのですか。

  • NMR

    ベンゼンに置換しているプロトンは、環電流効果により外部磁場により、注目しているプロトンは外部磁場よりも強く磁場がかかり、低磁場側で共鳴すると習いました。しかし、基準物質のTMSのエネルギー差(α、βスピンのエネルギー差)に比べ大きくなっています。直感的には低磁場で共鳴するのだからエネルギー差は小さくなると考えてしまいます。どうしてケミカルシフトの大きい物質ほどエネルギー差は大きいのでしょうか?なにか当然のことを聞いている気がしますが、どなたかご教授おねがいします。