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illustrator カラー設定
illustrator10(WINDOWS)を使い、CMYKで簡単なイラストを作成しました。EPSON PM-680Cというインクジェットプリンタで印刷したら、モニタ上では肌色なのに、印刷すると黄色が濃くなってしまい、ピンクの部分もほとんど黄色になってしまいます。 イメージどおりの色で印刷するにはどうしたらいいのでしょうか? ■illustratorのカラー設定は 【設定】 ・Japan Prepress Defaults 【詳細モード】 ・チェックはずしています。 【作業スペース⇒RGB】 ・Adobe RGB (1998) 【作業スペース⇒CMYK】 ・Japan Standard v2 【カラーマネージメントポリシー⇒RGB】 ・埋め込まれたプロファイルを保持 【カラーマネージメントポリシー⇒CMYK】 ・埋め込まれたプロファイルを保持 【プロファイルの不一致】 ・開く時に確認(チェック入れてます。) ・ペーストする時に確認(チェック入れてます) ■プリンタのプロパティは、 【ICMの方法】 ・ICM無効 【ICMの目的】 ・グラフィック 【ドライバによる色補正】 ・自動 ■illustratorの『ファイル⇒プリント』の画面では、 【ソースカラースペース】 ・書類:タグなしCMYK 【プリントスペース⇒プロファイル】 ・Adobe RGB(1998) 【プリントスペース⇒マッチイング方式】 ・相対的な色域を維持 【ビットマッププリント】 ・チェックいれています。 現在は、肌色が黄色になり、薄い水色にまでなってしまいました。 知識も無いのにいろいろいじってしまった自分が悪いのですが...。 どなたか、無知な私に教えていただけないでしょうか? 7月18日に郵送しなければならないイラストなのです。 何卒...何卒よろしくお願い申し上げます(´o`)
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- fab76
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知っている範囲でしか答えられませんが^^; 【簡単なカラーマネジメントの概要】 ・ディスプレイ、プリンタ、画像データなどそれぞれが固有の(ある意味違いますが)特性を持っています。デバイス間でのデータ受け渡しに共通のカラースペースを使い、デバイスごとの特性に変換することでそれぞれの特性による色表現の差をなくす、ということです。ICM(Windows)、ColorSync(Mac)がこれにあたります。 ・他にPhotoshop、Illustratorなどアプリケーションレベルでカラーマネジメントを行えるもの(ACE :Adobe Color Engine)があります。 例えばデジカメのJpegなど(sRGBプロファイルとなっています)を簡単にきれいにプリントするのであれば用紙に合わせてプリンタドライバに任せれば(変換すれば)ICMなど意識しなくてもきれいに仕上がります。 逆に今回のようにディスプレイで再現しているものをプリンタ側で出来るだけ正確に表現するためにはデバイスごとのプロファイルを利用したカラーマネジメントが必要となってきます。これの実現には ・ディスプレイのキャリブレーション(モニタプロファイルの調整) ・ファイルに利用するプロファイル(タグ付け)の埋め込み ・ICM、ColorSyncを利用したプリントアウト、またはアプリケーションによるカラー管理となります。Photoshopなどと連携させる場合OSレベルではなくアプリケーションレベルで行ったほうが正確になります。 >カラー設定⇒変換オプション >カラー設定⇒カラーマネージメントポリシー についてですがこれらはIllustratorがアプリケーションレベルでカラーマネジメントを行うためで 【変換方式】はAdobe(ACE)でかまいません(ICMはプロファイルを参照しながらの変換です、私は使っていません) 【マッチング方式】は相対的な色域を維持としてください、プロファイルから変換できない色の明るさを変化させません。その他の ・知覚的:人の目に自然に見えるように ・彩度:各色の彩度を維持したまま変換します ・絶対的な色域を維持:相対的と似ていますが白色点を変化させます ・黒点の補正を使用:暗い部分を黒として変換しないようにします、通常チェックを入れます カラーマネージメントポリシーは 他のアプリケーションなどで作られたプロファイル付のデータをIllustratorで設定した作業スペースと違う場合どうする? ということです。 通常は【埋め込まれたプロファイルを維持】プロファイルの不一致【開くときに確認】でいいと思います。 プリンタのプロパティですがこれはプリンタメーカー(というかプリンタごと)によって違います。 私はEPSONではないので推測ですが (1)ICM無効:プリンタドライバによる変換 (2)ホストシステムによるICM処理:アプリケーションレベルのマネジメント (3)プリンタによるICM処理:OSレベルのマネジメント ICMの目的(1)写真:階調の多いデータ向き (2)グラフィック:階調の少ないデータ向き (3)校正:色校用ですか? 極力変換をしないとか? (4)一致:もっとも適した変換をする? ですかね^^; EPSONに関してはPhotoshopですけど http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/colorio/printtechnic/02/index.htm に詳しい解説があります、ゲロ長い回答ごめんなさい
- fab76
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ごめんなさい^^; 後のパターンが は http://cp.c-ij.com/japan/colormanagement/chapter01/chapter01_4.html#02 です
お礼
fab76さんのご指示通りやったら、なんとか近い色で一度だけ印刷できました。ぎりぎり間に合いそうです。 でも、また以前の状況に戻ってしまいました・・・。 やっぱり、どこか設定がおかしいのでしょうか?(すいません、またいじくってしまいました・・・。) 【illustrator⇒編集】の 『プロファイルの指定』 『カラー設定⇒変換オプション』 『カラー設定⇒カラーマネージメントポリシー』や 【illustrator⇒ファイル⇒プリント】の プリンタのプロパティの((1)ICM無効、(2)ホストシステムによるICM処理、(3)プリンタによるICM処理)や ICMの目的((1)写真(2)グラフィック(3)校正(4)一致) ※それぞれ(1)~(4)を選択するようになってます。 についても、教えていただけないでしょうか。 お時間があったらでかまいません。 ネットで調べても、難しくてなかなか理解が出来ませんでした・・・(’_’、)
- fab76
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・まずは問題の肌色、ピンクのオブジェクトの塗りの色が"色域外警告"となっていないか確認してください(カラーパレットの左下に小さな四角と黄色い!マークが警告です、CMYKでは再現できないカラー設定です) これらがあるとプリンタドライバが近似の色に置き換えて出力する可能性があります(自動設定やプリセット利用時) ・付け加えて >■プリンタのプロパティは、 【ICMの方法】 ・ICM無効 と ■illustratorの『ファイル⇒プリント』の画面 >【プリントスペース⇒プロファイル】 ・Adobe RGB(1998) ならプリントスペースプロファイルでAdobe RGBを指定していることから起きているような気がします。 (意味としてはプリンタドライバから見てOSが持つプロファイルを利用せず、Illustratorが指定するAdobe RGBを利用する、となります) これをプリントスペースプロファイルとしてEPSONのプロファイルを選択することで改善すると思います。 ・もうひとつの方法は >■illustratorの『ファイル⇒プリント』 【ソースカラースペース】 ・書類:タグなしCMYK なのでこのファイルにはカラースペースのプロファイルが埋まっていません。 【編集】→ プロファイルの指定でCMYKモードなら "Photoshop5 Default CMYK"あたりを選べば問題はないと思います、家庭用のプリンタ対象ならRGBで作成しても(かまわないとは思いませんが)問題は起こりません。この場合は"sRGB ICE91966-2.1"を指定するとほとんど問題は起きません。 で、別名保存してプリントしてください。 この場合Illustratorのプリントダイアログでは プリントスペースプロファイルを"カラースペースを変換しない"に、プリンタ側でICMを有効にしてください (意味としては前のパターンの逆です、私はこちらを使います) EPSONではないですが 最初のパターンが http://cp.c-ij.com/japan/colormanagement/chapter01/chapter01_5.html#01 後のパターンが http://cp.c-ij.com/japan/colormanagement/chapter01/chapter01_5.html#01 です 違ったらごめんなさい^^;
お礼
クソ長い回答ありがとうございました。 そのクソ長さが、とてもとてもうれしかったです(゜ーÅ) (すいませんクソ長いなんて言ってしまって。でも本当にうれしかったので。) 本当にご丁寧に回答していただき誠にありがとうございました。 ご指示通り、 カラー設定⇒「sRGB IEC61966-21」 プリント⇒カラースペース⇒「カラースペースを変換しない」 プリンタ⇒プロパティ⇒「プリンタによるICM処理」 にし、 それから、 プリンタの「色管理」を「自動(関連付けられたカラープロファイルの一覧から最も適切なカラープロファイルを自動的に選択「推奨」)」にしたら、画面に近い色が出るようになりまいた(T∇T) (ここが「手動」になっており、任意のカラープロファイルが選ばれてました。だから「プリンタによるICM処理」にしてもうまくいかなかったのかな...) 全ての仕組みを理解できたわけではありませんが、fab76さんのおかげで少しレベルアップすることが出来ました。 本当にありがとうございました。