- ベストアンサー
ゼロ金利解除になると
株取引はまだ未経験の者です。(現在、勉強中)13、14日にゼロ金利解除になると全体的に株価はどうなるのでしょうか?銀行株は上がるのでしょうか?また他の業種はどう株価が動くのでしょうか?(すでにおり込み済みっていうやつですか?)できたら未経験の素人にもわかり易く教えていただけないでしょうか。宜しくお願いします!
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実際にゼロ金利解除になったからといって、翌日に株価が大きく下がるということはないでしょう。仰るとおり、イベントとしては既に織り込み済みです。 ただ、中長期ではジワジワ影響が出てきます。銀行は金利上昇の分が利ざやとなるわけですが、一方で債券も大量に保有していますので、こちらの含み損も増えていきます。したがって、利上げ=100%好材料というわけではありません。株価が上がる要素と下がる要素の両面を持っていると言えます。 また、金利が上がれば企業が資金調達しにくくなり、有利子負債に依存している場合には利払いが増えて収益を圧迫します。多くの企業ではネガティブに作用しますが、金利上昇は家計の資産増につながりますので、小売などの消費関連銘柄は有利とも考えられます。
その他の回答 (3)
- choloepus
- ベストアンサー率29% (23/77)
いろいろな見方があると思いますが企業活動でみた場合、企業は借りたお金で原材料の購入や設備投資を行います。 当然借金により投下したお金に対して収入を生み、借金を返すとともに余剰金がでればこれが利益になります。 金利が上昇すれば利息の支払いが増えますが、金利以上の収益が上がる状況、つまり好景気が続けば金利上昇しても企業の業績は上がり、株価が上がります。 逆に低金利でも収益が上がらなければ企業の業績は低下し、株価も下がります。 つまり、収益率と金利のどちらが大きくなるかで決まるといっても過言ではありません。 ただし、株価は将来を見る指標でもあり、将来上の差がマイナスになると考える人が多ければ株価は下がりますし、まだプラスだと思う人が多ければ株価はまだ上がるかも知れません。
お礼
確かに金利より業績のほうが大切ですね。色々な見解があり参考になります。ありがとうございます!
人は理論通りには動かない。 こうあえて言っておきます。 理論損害。 日経-11%(前月比+10%) ジャスダック-22%(前月比+11%) この含み損を抱かえた人間が一体どう動くのか? いや。+に転じはじめた株主はどうするのか? 下落が見えた3日目以降が大きく相場を左右させる事になると思う。 もちろん、金利が上がれば銀行の収益は自動的に上がります。 また、理論上昇率計算により、経営内容の良し悪しも ここでつかむ事が可能になります。 >すでにおり込み済み。 ゼロ金利自体が異様な措置であり、 金利引き上げが普通である。 過去、米金利引き上げで1波来ましたが、 これは、原油価格との相乗効果です。 ここから考えれば、 緩やかな1波→復帰。 相場にはほぼ影響しないという見方です。 また、 業種によって、 設備投資による有利子負債を増加させている業種、 提携などの費用を有利子負債でまかなう。 こう言った業種、企業には注意を怠らない事が肝要になります。 つまり、ファンダメンタルを重視し、 長期保有しても十分儲けられる。 そこそこ安全。 長期保有すべきでは無い。 と言う、 A銘柄、B銘柄、C銘柄と言う、ランク分けも重要です。 これにより、 超短期(目先買い)のリスクヘッジも十分考慮しなければいけません。 直、現在の地合ですが、 ○●です。 これが○○になるまでは注意が必要です。 つまり今日、 ○に引っ張られなかったのは、 ゼロ金利解除に対し、相場は警戒していると言う事です。 この事から、 やや警戒を強めるべき。 こう推測出来ます。 最近、楽しい株の出来ない場合、 即、手仕舞いしてしまいます。 あえて危険な橋を渡る必要も無い訳です。
お礼
色々な考え方があり大変勉強になります。ありがとうございます!
- kowagari
- ベストアンサー率46% (37/79)
まあ、市場は既に0.25%の誘導水準引上げまでは完全に織り込み済みでしょうね。 理論的には銀行業界は市場金利の変動は業績に対して中立要因だと思います。なぜなら、預金や自己資本などの調達コストが上がりますが、貸出や投資などの運用益が膨らみますので。教科書的には、預金金利よりも貸出金利の方が遅行性がありますので、金利上昇局面では銀行不利、金利下降局面では銀行有利、という傾向があります。短期的な問題ですが。ただし、市場金利と同等以上に貸出金利を上げても、預金金利を上げ渋るなどの行動を取れば、短期的にも銀行収益にはプラスであり、その逆であれば、銀行収益にはマイナスとなります。 一般論として、金利上昇は株式市場にはマイナス要因です。もちろんマクロ経済、景気が良い場合には金利上昇を跳ね返すだけの株価上昇があるのでしょうが、金利上昇は企業収益にとってのコスト上昇要因であるとともに、信用取引を行う大口投資家の運用コスト上昇要因でもあります。(信用取引を行う場合に金利や貸し株料がかかりますが、市場金利が上昇すればこの利率も上がります。)米国FRBの金利引上げスタンスにより、ダウが大きく変動するのは投資化コストをどう見るか、市場参加者が揺れている証でもあります。 いかがですか?少し難しいでしょうか。では。
お礼
ありがとうございます。経済は複雑ですね。勉強になりました。ありがとうございます!
お礼
ありがとうございます。とてもわかり易く参考になりました!