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蓚酸、クエン酸カリウム、硫青酸アンモニアについて
「蓚酸」と昔の写真現像の本にあったのですが、これは何と読むのでしょうか?今現在の呼び方も教えていただけると助かります。 また、クエン酸カリウムを試薬データベースで調べたところ、「クエン酸一カリウム」「クエン酸ニカリウム」「クエン酸三カリウム」とあったのですが、これは一体何が違うのでしょうか? それと「硫青酸アンモニア」が試薬データベースに載っていないのですが、これはかなり危険な物なので載せていないということなのでしょうか。 3点もありますが、よろしくお願いいたします。 昭和化学の試薬データベース http://www.st.rim.or.jp/~shw/aiueo.html
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シュウ酸はタデなどによく含まれるえぐみ成分の一つです。 クエン酸はその名の通り、クエン=レモンに含まれる酸で柑橘系の酸味はこれに由来します。 クエン酸は三価の酸(H+を3つ放出できる酸)です。クエン酸をH3Aと仮に書くとすると、H+がK+と置き換わった数により、 クエン酸二水素カリウム(クエン酸一カリウム) KH2A クエン酸一水素カリウム(クエン酸二カリウム) K2HA クエン酸三カリウム K3A とあります。 「硫青酸アンモニア」という言い方はおそらく非常に古い言い方で、現在ではこの書き方を「間違い」とするためデータベースでも引っかからないでしょう。私も聞いたことはありません。(だいいち、「アンモニア」で終わっていることがおかしい。) しかし、名前から類推するに、チオシアン酸アンモニウムのことだろうと考えられます。(チオ-は「硫黄の~」青酸はシアン化物なので)チオシアン酸の塩は取り扱い上、格別の配慮は必要なかったと記憶しています。試薬の中では安全な部類の一つです。
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- c80s3xxx
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#3 です. 関連資料をいくつかあたってみました. 3カリウムでいいと思います. 2カリウムを使ってもたぶん大差ない結果になると思います.
お礼
度々ありがとうございました。 とても助かります。
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1634/3294)
#3ですが...処方というのは量まで含めて処方なんですよ...
補足
すみません。 水500cc、氷酢酸15cc、硫酸銅20g、クエン酸カリ30g、硫青酸アンモニア10g。 漂白時間は5~10分です。 よろしくお願いします。
- Ligandable
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#2さんに補足 硫青酸アンモニウム,硫青酸安は, #2さんのとおりでしょう。 実際の写真調色で,きれいな漂白が 得られました。
お礼
実際調色されている方なんですね。 ありがとうございます。 ところで漂白液は自家処方されたのでしょうか? それともこの調色が行える、市販の漂白液があるのでしょうか?
- c80s3xxx
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クエン酸カリウムとしかなければ一番可能性が高いのは3カリウム塩でしょう. しかし,一番いいのはその漂白液の処方をすべて書き出してもらうことです. それをみれば,だいたい見当がつくかもしれません.
補足
以下、硫青酸銅法による染料調色の漂白処方です。 水、氷醋酸、硫酸銅、クエン酸カリ、硫青酸アンモニア(チオシアン酸アンモニウム) よろしくお願いいたします。
- nayu-nayu
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一番上の質問の 蓚酸は「シュウ酸」です。(COOH)2
お礼
ありがとうございます。 助かりました!!
お礼
すごく勉強になります。ありがとうございます。 1950年ごろの本なので、やはり古い書き方なのだと思います(ほとんど漢字表記なので)。チオシアン酸で多分合っているのだとおもいます。 ただ、クエン酸カリウムがまだわからないのですが、写真の漂白液として使うものなのですが、一体どれに当てはまるのでしょうか・・・。 化学はまったくわからないのですみません。