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弁護士の倫理について

例えば、殺人事件の弁護を引き受けたとして、公判中に依頼人(被告)が世に出たら再犯の可能性が高いと、弁護士本人が確信したとします。 それでも、依頼人の罪を軽減する(あるいは無罪にする)ように全力を尽くすのが、職業倫理上正しい行動なのでしょうか? もし正しくないとしたら、どのような行動をとるべきなのでしょうか? 法律問題等、素人です。どなたか教えて頂ければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fdppw
  • ベストアンサー率61% (1292/2086)
回答No.1

こんにちは。 え~と、法律には無関係ですが・・・ 弁護士の職業倫理としては、依頼者に対して有利になるようにする事が、最大の責任でしょうね。 再犯の可能性うんぬんを決めるのは弁護士の仕事では有りません、裁判官の決める事です。 弁護士は、正義の味方では有りません、依頼者の味方です。 では!

kito2002
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、弁護士はひたすら盲目的に依頼人のために尽くすのが「責務」という理解でよろしいですね。 だとすると、正義も悪もなく、ある意味、機械的な業務という印象ですかね… 例えば、医師には「医師の職業倫理指針」があるように、弁護士にもそういったものがあるのかなあ、それに照らすとどうなのかなあと思ったもので。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.4

法廷での目的は、罪を法の元に裁く事です。人を裁くことを目的にしているわけではありません。罪を裁いて、結果的にその罪を犯した人が、罰を受けるのです。 正義や倫理などに明確な定義があるわけでもなく、これ以上のシステムが存在するわけでもない、現状できる最善が法による裁きであり秩序維持であり、弁護士は法廷において平等に裁判を受ける権利をサポートする存在です。

kito2002
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 弁護士って極めて特殊な職業ですよね。場合によっては一般人の倫理観とは違った方向(極悪人の罪の軽減・無罪を目指す)で働かなければならない。そのことは社会に害を及ぼすかも知れない。でも、弁護士という存在・システムは絶対に必要… この質問をしたのは、そういったケース(社会に害を及ぼすかも知れない場合)では、弁護士の方にも“人間として”の葛藤があるのではないか、だとすると、どのような論理で整合性をとっているのだろうか、と疑問に思ったからです。 ただ、質問の仕方があまりよくなかったようです。そもそも弁護士は倫理観など持ってはいけないのかも知れませんね。 ありがとうございました。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.3

再犯する可能性だなんて弁護士が判断するものでもなければ、裁判所がするものでもありません。反省しているか、更生の余地があるかなどを吟味することはあっても、再犯の可能性があるかどうかでは罪の重さは決まりません。罪を償うのはあくまでも犯した罪についてのみです。これからおかしそうな罪を予め償うというのは矛盾しています。 もしそれが許されるならこいつは危なそうだからという理由だけで、幾らでも犯罪者予備軍を刑務所に送ることが可能になります。最近話題になった"共謀罪"はその点で反対の声が非常に大きいわけで。 でまぁ弁護士倫理との兼ね合いで考えるならば、明らかに真っ黒にも関わらず罪を認めてのそれの軽減する方向で裁判に挑むのではなく、無罪を主張する場合とかでしょうか。ただこれは被疑者本人の要望でしょうから、それで返って反省が見られないとより罪が重くなっても自業自得みたいなものですし。 軽減する方向そのものに違和感を感じるというのなら、それは加害者とは言え当然の権利なのですから、その時点でとるべき行動はさっさと弁護士を辞めるべきかと思います。

kito2002
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 仰ることはよく分かり、ためになりました。 ただ、私が疑問に思ったのは、弁護士が再犯する可能性を判断するかどうかではなく、その可能性を“感じてしまったら(確信的に)”どう行動するのだろうか、ということでした。 そんなこと考えるな、と言っても、人間だからやっぱり感じてしまうこともあるのかな、と。 >その時点でとるべき行動はさっさと弁護士を辞めるべき ということですかね。 ありがとうございました。

noname#22689
noname#22689
回答No.2

>職業倫理上正しい行動なのでしょうか? ↑ 弁護士がもし、検察側と同じ行動を取ったとしたら検事が二人居て、被告人は正当な裁判を受ける事が出来無いと思います。 しかし、テレビで見る限りでは、売名行為的演出がプンプン匂う感じがします。 弁護士なんて、所詮金取(金儲け)主義の最たる連中が殆どで、さっさと片付けられるような場合でも、引き伸ばす事で請求金額が、タクシーの料金メーター並みに上乗せされて行く場合が多いようです。 特に、国選の場合は、報酬が安いので、時間を引き延ばさなくては遣ってられないのでは?

kito2002
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もし国選の世話になる時が来たら、思い出します。 ありがとうございました。

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