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a youth to fortune and to fame unknown の訳

初めまして、初歩的で申し訳ないのですが質問させて下さい。 イギリスの詩人トーマス・グレイ(1716-1771)の代表作「田舎教会の墓地にて詠める哀歌」の a youth to fortune and to fame unknown の部分の訳がどうもうまくできません。 unknownが最後に来てるのはどういうわけでしょうか… 分かる方、回答お待ちしております。

質問者が選んだベストアンサー

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  • shiremono
  • ベストアンサー率70% (187/267)
回答No.2

初歩的な回答で、こちらも恐縮しております。 unknown が最後に来ているのは、倒置 (inversion) による語順の変化です。 この連 (stanza) の2行目の unknown と4行目の her own が、韻を踏んでいます。 倒置は、その韻を整えるためのものです (さらに弱強歩格も揃えています ― URL をご参照ください)。 語順をもどすと、 a youth unknown to fortune and to fame となります。 さらに、1行目と2行目にも倒置があります。 1行目の rests his head の主語は、2行目の A youth です。 この倒置は、 Here [There] ~ の日常的な構文に通じるものです。 2行目は、「富や名声とは無縁だった若者が」のように訳すことができます。 解釈の一例として参考になりそうな、 The Epitaph の意訳をみつけました (以下 URL から引用)。 Here lies a man of humble birth who did not know fortune or fame but who did become a scholar. Although he was depressed at times, he had a good life, was sensitive to the needs of others, and followed God's laws. Don't try to find out more about his good points or bad points, which are now with him in heaven.

参考URL:
http://www.cummingsstudyguides.net/ThoGray.html

その他の回答 (2)

  • fwkk8769
  • ベストアンサー率61% (160/259)
回答No.3

回答#1の者です。 一行間違えてしまっていることに今気が付きましたので以下のように訂正させていただきます。 《訂正版》 (1) Wikidepiaによればこの行の前後は次のとおりです Here rests his head upon the lap of Earth A youth to fortune and to fame unknown.   ←該当行 Fair Science frowned not on his humble birth.   And Melancholy marked him for her own. 2) ここで次各行の最後の強勢ある母音は 1行目…アー 2行目…オウ ←該当行 3行目…アー  4行目…オウ となっており、各行の押韻のパターンはa、b、a、bとなるわけです。

foooool
質問者

お礼

わざわざご丁寧に回答ありがとうございます>< 理由も納得がいき、大変助かりました。 多忙でお返事が遅れてしまって申し訳ありませんでした。 お二人ともご親切にありがとうございました<(_ _)>

  • fwkk8769
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回答No.1

>unknownが最後に来てるのはどういうわけでしょうか… ⇒ 脚韻(ryme)を踏ませるためだと思います。 (1) Wikidepiaによればこの行の前後は次のとおりです Here rests his head upon the lap of Earth A youth to fortune and to fame unknown. Fair Science frowned not on his humble birth. ←該当行  And Melancholy marked him for her own. (http://72.14.235.104/search?q=cache:3O3lSacP8IQJ:en.wikiquote.org/wiki/Thomas_Gray+a+youth+to+fortune+and+to+fame+unknown&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=5) (2) ここで次各行の最後の強勢ある母音は 1行目…アー 2行目…オウ 3行目…アー ←該当行 4行目…オウ となっており、各行の押韻のパターンはa、b、a、bとなるわけです。 (http://72.14.235.104/search?q=cache:-a2rt9j8VEYJ:www.lit.kobe-u.ac.jp/~hishika/prosody.html+%E9%9F%BB%E3%80%80%E8%8B%B1%E8%A9%A9&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1) 詩の場合にはこのように韻を踏ませるように語順に手をつけることは少なくないようです。

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