• 締切済み

ブラウン運動、標準正規分布

以下、2つ((1)(2))分からないところを教えていただければ幸いです。 時刻tにおける株価S(t)が平均r、ボラティリティσの幾何ブラウン運動 dS(t)/S(t)=(rdt+σdW(t))・・・1 に従うものと仮定する。 ここで、幾何ブラウン運動に関する標準的結果を用いて、 E[S(t)/S(0)]=exp(rt)・・・2 となることが分かる。 (1)↑これは、1式から2式はどうやって出てきているのでしょうか?「標準的結果を用いて」としか記載がなくて分からないのですが。 S(t)は対数正規分布に従い、 E[lnS(t)]=lnS(0)+rt-σ^2t/2 V[lnS(t)]=σ^2t となるので、Φ(・)を標準正規分布の分布関数とすると、 Pr{S(t)≦S(0)}・・・3 =Pr{lnS(t)≦lnS(0)} =Φ((0.5σ-r/σ)√t) =0.507 (r=0.1、σ=0.45、t=15の場合を想定) (2)↑3式からこの答えまでの計算がよくわかりません。 特に3行目以降が・・。 もし、分かる方いらっしゃればよろしくおねがいします。

みんなの回答

  • thetas
  • ベストアンサー率48% (27/56)
回答No.1

2つ目についてだけ。。 Yが正規分布N(μ,σ^2)に従う場合、 Pr{Y≦x}=Φ((x-μ)/σ)となります。 Yが対数正規分布Λ(μ,σ^2)に従う場合、 lnYが正規分布N(μ,σ^2)に従っているということですから、 Pr{Y≦lnx}=Φ((lnx-μ)/σ)となります。 ということで lnS(t)は正規分布N(lnS(0)+rt-σ^2t/2,σ^2t)に従っていますから、 Pr{lnS(t)≦lnS(0)} =Φ((lnS(0)- lnS(0)-rt+σ^2t/2)/σ√t) ここで、次の式を簡単にしますと、 (lnS(0)- lnS(0)-rt+σ^2t/2)/σ√t =(-rt+σ^2t/2)/σ√t =(-rt+0.5σ^2t)/σ√t =t(0.5σ^2-r) /σ√t ={(0.5σ^2-r) /σ}√t =(0.5σ-r/σ) √t となって、2行目から3行目に変形ができました。

AAA14
質問者

お礼

計算できました! どうもありがとうございます。 ところで、S(t)は対数正規分布に従い、 E[lnS(t)]=lnS(0)+rt-σ^2t/2 V[lnS(t)]=σ^2t っていうのは、どうやって導かれるのでしょうか?

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 幾何ブラウン運動

    幾何ブラウン運動に従う,(パラメータμ、σ)S(t)の期待値がS0*e^[t(μ+σ^2/2]になることをどのように証明したらよいでしょうか?? 対数正規分布パラメータm,vに従う確率変数Xの期待値がe^(m+v^2/2) になることをつかうそうなのですがわかりません。教えてください。

  • 対数正規性のある株価の期待値と分散

    対数正規の性質と演算公式の理解に関する質問です。 S_0を現時点の株価、S_Tを将来T時点の株価、μを株価期待収益率、σを株価ボラティリティとして、 lnS_T~φ[lnS_0+(μ-(σ^2)/2)T, σ√T] が得られるとき、次の点をご教示ください。 (1)上式と対数正規分布の性質より、S_Tの期待値E(S_T)は、E(S_T ) =(S_0) e^(μT)となる理由 (2)S_Tの分散var(S_T)は、var(S_T )=((S_0)^2) e^(2μT ) (e^(σ^2 T )-1)となる理由

  • 標準正規分布について

    標準正規分布による 期待値E[x^2]の求め方は、 f(x)=1/√2π*exp(-x^2/2) E[x^2] =∫x^2*f(x)dxでいいのでしょうか? もしいいのだとすれば、この式のとき方をどなたか教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。 あと、数学はあまり得意ではないので、お手数ですが出来るだけ詳しく書いていただければ幸いです。

  • 標準正規分布表の見方

    標準正規分布表の見方がわかりません。講義で教わったのですが、わかりませんでした。 Pr(-1≦Z≦1)=2×0、3413=0、62826 みたいな感じだったのですが、どこを見たのかわかりませんでした。 いいサイトなどありましたら教えてください。

  • 対数正規分布について

    現在、実験の解析で対数正規分布を使用するため勉強しているのですが、 ある論文の中に以下の式がでてきました。 f(x)=A* exp[-{ln(x)-ln(t)}^2/r^2] ⊿x=2t*sunh(r) f(x) =対数正規分布の確率密度関数 A  =正規化定数、 t  =モード(f(x)が最大値の時のxの値) ⊿x =f(x)の最大値を1/e倍した値の時に求められる2つのxの幅 一般の教科書に載っているような式と違うため解釈に困っています。 A(正規化定数)をどのように求められるのか、rは平均、標準偏差とどのような関係があるかなどわからないことだらけです。 どうか、これらの関係を教えていただけないでしょうか、よろしくお願いします。

  • 標準正規分布

    X,Yが標準正規分布N(0,1)に従うときX^2+Y^2はパラメータ1/2の指数分布にしたがうことをしめせ。という問題なのですが自分が考えたのはつまりX,Yがe^(-x^2/2)/ルート(2π)に従うのでこれを2乗してたしあわせばよいのかと思ったら違うみたいです。。。「従う」というのをどう利用したらよいのかわかりません。

  • 標準正規分布

    xがN(0,1)に従う確率変数のとき、xが1以上の確率を求めたいのですが 標準正規分布表から確率の出し方がわかりません。 立式の仕方をお願いします

  • 標準正規分布表の見方について

    標準正規分布表から、Z~N(0、1)である正規確率変数について (1)Z<1.5の確率を求めよ。 (2)Pr{Z<Z₁}=0.95となるZ1をもとめよ。 (3)Pr{-Z₁<Z<Z₁}=0.95となるZ1をもとめよ。 この問題の答えとなぜそうなるのかという具体的でバカにもわかるような易しい解説をどなたかお願いします。

  • Excelで標準正規分布表を作りたいです

    Excel2003で、標準正規分布関数f(y)の積分範囲が-∞≦y≦z(添付画像の斜線部)の、小数点以下6桁までの、標準正規分布表を作りたいのですが、セルにどのような式を入れたらいいでしょうか。 式を1つ作って、それを縦横にコピーしたら標準正規分布表の全てのセルが埋まるような式が欲しいのですが、多分NORMSDIST(x)ではないかと思うのですがxが分かりません。 標準正規分布表の左端列の値は、0から始まって0、0.1、0.2、0.3、...で4.0まであります。上端行の値は、0から始まって0、0.01、0.02、0.03、...で0.09まであります。 よろしくお願いします。

  • 標準偏差と正規分布との関係

     各サンプル値から平均値を引き算して,2乗して全て合計して,サンプル数で割ってルートして計算される標準偏差(σ)の式が成立する条件は,元となるサンプル値が正規分布に従うことが条件となるのでしょうか? 正規分布とσとの関係の説明はよく見るのですが,σを計算する上での前提が正規分布でないといけないかどうかという内容については,いろいろ検索しましたが見つけることができませんでした。  また,例えば対数正規分布に従う場合にはσの式が別途ありますが,どの分布にも当てはまらないランダムなサンプルの場合の標準偏差というのはどのように計算するのでしょうか?あくまでもある分布に近似的にあてはめて,その分布に対応する標準偏差の式を用いて計算するということが確率統計上常識なのでしょうか? 上記2点,超基本的なことが理解できていません。よろしくお願いします。