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ロナウド・ロナルド・ホナウド
日本ではサッカーのブラジル代表のエースストライカーを『ロナウド』と発音していますが、 セルジオ越後さんが試合の解説をされている時『ロナルド』と発音しているのを聞きました。 しかし、同じブラジル人でもマルシアさんは『ホナウド』と発音しているようでした。 この違いはどういうことでしょうか。 日本でも方言で違いがあるのと同じような事でしょうか。 それと一番正確な発音はどれになるのでしょうか。
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こんばんわ。 発音オタクです。 R は「ハ」の発音 L は単体(母音と対でない場合)ウ、厳密にはゥーです。 従って、 radio (raのaにアクセントが付く)はハーディオ Ronaldo はホナウド 日本のテレビ、ラジオはたまた印刷物の発行人たちは全て十羽一絡げで英語ベースかローマ字読みで事を済まそうとした結果が今時の混乱を招いていると思います。 以前アフリカ出身のMBOMA(綴りには自信有りませんが)が活躍してましたが、マスコミはエムボマと読んでいたけど本人は「俺はンボマだよ」って言っていた。 マスコミは選手名の本当の読みではなく以下に日本人に解りやすい名前で呼ぶかに視点を置いているように感じます。 因みにスペイン語圏にも同じ名前が有りますが、それらの国では、Ronaldo はロナルドと呼ばれると思います。 蛇足ですが、ポルトガル語では「H」は発音しません。 ブラジルでは Honda はオンダとして永らく知れ渡ってました。最近はホンダと呼ぶ人もいますが、恐らくインターネットや衛星放送の影響でしょうね。 Henrique (男性名)エンヒッケ homem (男) オーメン。同じ名前のオカルト映画が有りましたね、あれは「omen」だけど。 因みに Ronaldinho(ホナウジーニョ)のinho(a)は、親しみを込めて呼ぶ場合です。通常はzinho(a)です。 Roberto はRobertinho(ホベルチーニョ)又はベッチーニョ。 Mario aに(')が付きます。Marinhoだけど、女性Mariaのばあい、Mariazinha(マリアジーニャ)。ziはジとは発音しないけど厳密にはズィーに近いです。 ネットラジオでブラジルのサッカー中継を聞いて選手の呼び方だけでも解ると面白いかも。 質問者さんの答えには成ってないけれどご参考までに。
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- jklm324
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ブラジル音楽オタクです。 私も持っているブラジル・ポルトガル語のテキストでは、Rの発音は、文頭にある場合およびダブる場合(rr)はハヒフヘホで、それ以外はラリルレロということです。歌の歌詞でもほぼそれに近いと思います。そしてLはウです。したがって他の皆様のご指摘通り、ブラジルでの発音に近いものはホナウドです。 ただ、No.6の参考URLにあるようにrを巻き舌で発音する人もいるので、そのような場合にはロナウドに近いかもしれません。また、ブラジル北東部では、発音がポルトガルに近いということを聞いたことがるので、その辺りの人もロナウドに近い発音かもしれません。 なお、語尾の0はウに近い発音になるので、リオ・デ・ジェネイロはヒウ・ジ・ジャネイルゥという感じに聞こえます。ボサノバの名作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンの作品に"Samba do Aviao"(ジェット機のサンバ)の最後のところは、どう聞いてもヒウ・ジ・ジャネイルゥ♪ヒウ・ジ・ジャネイルゥ♪です。 しかし、「ロナルド」は英米式発音なので、ブラジル人という感じがしないですね。ロナルド・レーガン元大統領を思い出してしまいました!
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ご回答ありがとうございます。 「ブラジル」が何故「ブハジウ」という発音にならないのか不思議に思っていたのですが 文頭にある場合およびダブる場合がハ行でそれ以外はラ行という事ですか。 勉強になりました。
- Tacosan
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ポルトガルのポルトガル語なら r は /r/ の音になりますが, ブラジルのポルトガル語では /x/ のような音になるようなことを見た記憶があります.
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ご回答ありがとうございます。 同じポルトガル語でもやはり国や地域で変化していってると言う事でしょうか。 英語でもイギリス、アメリカ、オーストラリアでは微妙に違いがあるのと同じですね。
ポルトガル語はそれほど知りませんが、結論としては#1、#2のご説明が解りやすいと思います。 綴りが同じでも英語的に読むか、おおまかに原語寄りにカタカナに置き換えるか、原語そのままをカタカナに置き換えるか、で読みが違ってきます。 最もブラジル発音に近いのは「ホナウド」です。 正確にはカタカナでは表せませんが。 他の方もおっしゃっていますがRio de Janeiroはヒオ・ヂ・ジャネイロのように発音します。 女性名Rosaも「ローザ」でなく「ホーザ」です。 肉料理シュラスコも「シュハスコ」という日本語表記もあります。 http://www.mucha-suerte.com/comida/churrasco.html ちなみに姓Selsoは「セウソ」のようになるみたい。 小野リサさんはブラジル-ポルトガル語(ブラジルのポルトガル語)で歌いますが、「リオ・デ・ジャネイロ」という歌などを聴くと「ヒオ・ヂ・ジャネイロ」と発音しています。 発音の説明ページを見つけました。 ↓
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ご回答ありがとうございます。 皆さんもお答え頂いているように「R」は「ハ行」で「L」は「ウ」となるようですね。 地名などの固有名詞は現地の発音に近いほうが良いような気はするんですが、 どういう経緯でカタカナ表記が微妙に違うものになったのかが不思議です。
- 55ohyeh
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ブラジルでの会話では『ロナルド』ですね。 セルジオ越後さんは日本での解説や執筆が長いベテランの方で マスコミでの表記は『ロナウド』に統一されているので、 日本語では、それに従った発音をしていらっしゃるのでは? 統一しないと、誰だかわかんなくなっちゃいますからね。 彼とポ語で会話したら『ホナウド』と言うのでは? で、マルシアさんはサッカーの専門家でもなくライターでも ないので、通常の会話での『ホナウド』を使うと思います。 「リオ」だって、発音オタクに言わせれば「ヒオ」。 ヒオと書かれて、何人の一般の日本人が理解できますかね? さらに厳密に言えば「ヒオ」の「ヒ」は 日本語の「ヒ」ではない…。 やっぱ、外国言語の一番正確な発音を 日本語で正確に表すのは不可能ではないでしょうか? それに一番近い表記というユルさでよろしくです。 もう慣例となっている、日本語表記による 外国語表記は他にも沢山あります。 日本語表記での慣例と、本場の会話での発音は 別モンと理解してあげましょう。
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ご回答ありがとうございます。 確かに、カタカナでは表記できない外国語の発音は多くありますよね。 完璧で正確な表記は無理だとしても出来るだけ近い表記は可能だと思うんですが かなり違う表記になっているものもありますよね。 誰がどのように決定しているのかが気になります。
- tatsumi01
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ブラジル人で Enriques という人がカタカナで「エンヒケス」と書いていたのに驚いたことがあります。 その後、ブラジルの通貨 Real は「レアル」だと思っていたのが、「地球の歩き方」で通貨は「ヘアウ」だと知りました。 恐らく、耳に近い音は R はハ行、L はウなんでしょうが、新聞などでは綴りに引っ張られるのでしょう。
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ご回答ありがとうございます。 一般的な日本人はやはり英語で考えてしまうので 「Real」であれば「レアル」だと思ってしまいますよね。 外国語の発音はなかなか難しいですね。
- takashimadaira
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言語の音声に敏感な者です。 この現象は、ブラジルのポルトガル語がだんだんメジャーになってきたことによって生じた表示上の「ゆれ」であると思います。 ブラジルでの発音はカタカナであえて表記すれば一番近いのは「ホナウド」であると思いますが、語頭のR音はフランス語のRと同様、「のどひこR」といって、うがいをするような形でのどの奥から息を出して発音します。したがって、日本語のラ行音というよりハ行音に聞こえる傾向があります。 しかし、似た音であるフランス語のRはラ行で書き、つづり上もRなので、ハ行で表記するというのは、やや行き過ぎといった感があるので、まだ「ロナウド」と書くのがもっとも一般的であると思います。「ロナルド」は英語音からの書き方で、これもあながち間違いではありません。 あと、Brasilもポルトガル語では「ブラジウ」ですが、「ブラジル」で定着しているのでいまさら変更するという動きはないようですね。
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ご回答ありがとうございます。 外国語といえば学校の授業で習った英語を少しぐらいしか知らないので あの独特の発音を「のどひこR」というのは初めて知りました。 勉強になります。 カタカナ表記については明らかに違うなぁと思うものが結構多いですよね。 英語の「マイケル」とかでも絶対違いますしね。 誰が最初にこれにしようと決定するんでしょうかね。
- kirakirakiraran
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ブラジルの言葉(ポルトガル語)では「ホナウド」です。 日本ではロナウドといいますが(スペイン語でもロナウドですが)正しくはホナウドということになります。 ポルトガル語ではRoはホ、この場合のLはウです。 ちなみにロナウジーニョも元々はホナウド、ロベルトカルロスもロビーニョもホベルトです。小さいほう、後から出たほうなどには「~ニョ」を付けます。 ブラジルでは我々の言うロナウドをホナウジーニョ、ロナウジーニョをホナウジーニョ・ガウショと呼びます。もっと前に他にもホナウドがいたからだと思います。
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ご回答ありがとうございます。 ポルトガル語では「ホナウド」でスペイン語では「ロナウド」が 正しい発音に一番近い表記という事ですね。 勉強になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういえばエムボマ選手については日本に来る前、フランスでプレーしていた頃、 サッカー雑誌には「ムボマ」と表記されていたのを思い出しました。 選手本人は明らかに違う発音をされる事について割り切っているのか諦めているのかどっちなんでしょうねぇ。 でも考えてみると中田英選手もイタリアで最初は「イデ」と 間違った発音で呼ばれた事もありしたし、これは仕方ないですね。 ベッチーニョが「Roberto」だと初めて知りました。 勉強になりました。